買う気はないけど試乗はしたい…こんな気持ちでディーラーへ行っていいの?

ディーラー

車好きでなくても、車を所有していると新しいモデルが発表されると気になる、ということがありますよね。いまや、モータージャーナリスト諸氏による試乗インプレッションもインターネットで気軽に読める時代ですが、百聞は一見にしかず。自分で実際に乗ってみるのが、その車をもっともよく知る方法です。しかし、販売店やディーラーは車を販売するための場所。買うという目的がないのに、試乗に行ってもいいのでしょうか?

買わないお客を販売店はどう思ってる?

ディーラーのなかには、買う気がないなら来ないで欲しいと思う営業マンがいるかもしれません。特に上司やトップがそのような考えだと、販売店自体がそのような考えを持つのは仕方ありません。

しかし、まったく買う気がないのに、カタログをあげたり、試乗に付き添ったりするのは無駄な労力なのでしょうか?それを理由に試乗だけを目的としたお客を煙たがることがあるのでしょうか?

購入に結びつく可能性はゼロでない

買う気のないお客をその場で買う気にできたら、その営業マンは優れた腕の持ち主ということになります。けれど、車の購入は安くても100万円超の支出ですから、その場で、なんてことはそうそうあるはずもありません。

また、お客もそれだけの出費をするわけですから、さまざまな手段で情報を集め、他社のライバルと比較していることが考えられます。その際、ライバルに気持ちが大きく傾いていても、最終確認のために試乗したいというケースがあるかもしれません。

営業マンは、そこで腕を発揮すれば良いのです。ライバルに大きく傾いてるお客の気持ちを、自社にグッと引き戻すわけです。

さらに、いま買わなくても、試乗した際の印象が良ければ、乗り換えの際に再び足を運んでくれる確率が高まります。人生なにがあるのかわかりませんし、「試乗はするけど、車は買わない」と思っているような人でも、数年後には状況が変わっているかもしれません。

そして、あなたが車を買わなくても、身近な人が車を購入するようなことがあれば、「あの車はいい車だった」「あのディーラーは対応が丁寧だった」など、良い口コミを広げてくれることが期待できます。つまり、営業マンにしてみれば、販売に結びつく可能性はゼロではないということです。

乗ってみたい車があるのなら、臆することなく試乗に行ってみると良いと思います。試乗したことで、その車を好きになってくれたら、その方は潜在ユーザーということになり、メーカーにとっては確実にプラスなのです。

ただし、あからさまに購入しないような物言いで試乗に行くのはやめましょう。営業マンは仕事であるのと同時に人であることを忘れず、お互い気持ちの良い思いをするために「いますぐには買えないけれど、いつかは買いたい」というような言葉があれば、販売店も迷惑だとは思わないでしょう。

もちろん試乗に行けば、その後に営業の連絡は必ずあります。そのあたりも考慮したうえで、試乗に行ってくださいね。

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