シエンタvsフリード1|荷室アレンジ&広さの違いを画像で比較

トヨタ シエンタ 2015

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トヨタの小型ミニバンのシエンタ(SIENTA)がフルモデルチェンジをして発売されましたが、売れ行き相変らず好調を維持しているみたいですね。

このシエンタ(SIENTA)の一番の競合車は、ホンダから発売されている小型ミニバンのホンダのフリード(Freed)。

先日、ホンダから発売されているフリード(Freed)を見に行って来たのですが、使い勝手の良さはシエンタ(SIENTA)の方が良いように感じました。特にシエンタ(SIENTA)の方が良いと思ったのは、荷室・ラゲッジスペースのアレンジや使い勝手。そんなシエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)の荷室アレンジやラゲッジスペースの使い勝手を私自身が撮ってきた画像・写真を使って比較してみたいと思います。

2015/9/28
Chapter
シエンタとフリード 荷室アレンジの画像比較

シエンタとフリード 荷室アレンジの画像比較

比較1.荷室の開口部

フルモデルチェンジをして発売されたシエンタ(SIENTA)の荷室・ラゲッジスペースの開口部はこのようになっています。
一方、フリード(Freed)の荷室・ラゲッジルームの開口部は、このようになっています。
私がフリード(Freed)を見て少し気になったのは、荷室開口部の下の部分。

このクルマは荷室開口部が四角形ではなく、上部に比べて下部の方が幅が狭くなっています。
この荷室フロア付近の開口部が少し狭くなっているのが、気になりました。

一方、フリード(Freed)に対してシエンタ(SIENTA)の開口部はほぼ四角形。
フリード(Freed)に比べてシエンタ(SIENTA)の方が開口部の下部の幅は明らかに広いように感じました。

なので、荷物の積み下ろしはシエンタ(SIENTA)の方が圧倒的しやすいように感じました。

比較2.3列目シート使用時

シエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)ともの小型ミニバンなので、3列目シートを使用時は荷室・ラゲッジスペースは狭くなっています。

シエンタ(SIENTA)の3列目シートを使用時の荷室・ラゲッジスペースは、このようになっています。
この時の荷室・ラゲッジスペースの奥行きは約300mm。スーパーの買い物袋などは置く事ができますが、やはり少し狭いです。

一方、フリード(Freed)の3列目シートを使用した時の荷室はこのような感じ。
一目見たときの私の印象はシエンタ(SIENTA)と同じくらい!?と、思いました。

ただ、対応してくれたホンダのスタッフの方に話を聞いたところによると3列目シートを使用した時の荷室の奥行きは約280mmのようです。

若干ですがシエンタ(SIENTA)の方が広くなっていました。荷室開口部の幅も含めて、シエンタ(SIENTA)の方が使い勝手は良さそうですね。

比較3.床下収納の有無

また、この2台のクルマで注目なのは床下収納の有無。

シエンタ(SIENTA)では、このように床下収納が装備されています。こちらは2WDのガソリン車。
そして、こちらがハイブリッド車。
ハイブリッド車に関しては、床下収納の奥行きや深さが無いので使い勝手が良いとは言えませんが、このようにガソリン車・ハイブリッド車ともに床下収納が装備されています。

一方、フリード(Freed)に関しては床下収納は装備されていません。
これは競合車のシエンタ(SIENTA)に比べると残念な部分ですよね。

クルマの仕組み・設計上、床下収納が用意できなかったのは仕方が無かったのかもしれません。

しかし、3列目シートを使用した時の荷室・ラゲッジスペースの広さを考えると、ドライバーとしては床下収納は欲しかったなと言うのがこのクルマを見たときの私の感想でした。

比較4.3列目シート格納時&2列目シート使用時

3列目シートを格納した時のシエンタ(SIENTA)の荷室・ラゲッジスペースの様子はこのようになっています。
シエンタ(SIENTA)では、3列目シートはこのように2列目シート下に格納するようになっています。
なので、3列目シート格納後はこのように荷室がスッキリ。
3列目シートが2列目下に収納できるので、格納した時に荷室・ラゲッジスペースの横幅が損なわれいないのが良いと思いました。

一方、フリード(Freed)の3列目シートを格納した時の様子はこのようになっています。
ホンダ フリードの3列目シートの格納は、競合車のシエンタ(SIENTA)とは異なり3列目シートを跳ね上げるタイプ。
実際に3列目シートを跳ね上げた時の荷室・ラゲッジスペースも確認したのですが、シートが大きい事もあり、思ったよりも横幅が狭くなる印象が・・・。
また、フリード(Freed)は荷室開口部の下部が狭くなっている事もあり、シエンタ(SIENTA)と比べると余計に狭くなっているように感じました。

また、フリード(Freed)は3列目シートが重たいため、跳ね上げするのも一苦労・・・。

私にこのクルマの説明をしてくれた女性スタッむも3列目シートの格納は少し重たいと言っていました・・・。
最近ではトヨタのヴォクシーやアルファード/ヴェルファイアなどレバーひとつで自動的にシートが跳ね上がるクルマもありますが、フリードでは手動。

3列目シートの格納の操作工程もシエンタ(SIENTA)よりも多いため、ちょっと面倒に感じました。

3列目シートの格納操作もフリード(Freed)よりもシエンタ(SIENTA)の方がラクな印象を持ちました。

また、3列目シートを跳ね上げた時のフリードの荷室・ラゲッジスペースで気になった事が・・・

それは荷室のフロアがフラット(平ら)になっていない事。

このように3列目シートを跳ね上げると少しデコボコしています。
また、このように荷室とシートの境目の部分でこのように段差ができています。
このフラットでは無いフリード(Freed)の荷室フロアの使い勝手が少し気になってしまいました。

比較5.3列目シート&2列目シート格納

シエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)では2列目の格納方式も異なります。

トヨタの小型ミニバン、シエンタ(SIENTA)の2列目のシートの格納方法は、このようにタンブル式。
一方、ホンダのフリード(Freed)の6人乗りの格納方式は、スライド方式。
6人乗りのフリード(Freed)の2列目シートは、背もたれも折りたたむことができないので、少し大きいように感じました。

この影響もあり、シエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)では3列目シート&2列目シート格納した時の荷室・ラゲッジスペースの広さが全く異なりました。

シエンタ(SIENTA)の3列目シートと2列目シートを格納した時の荷室・ラゲッジスペースの広さは、このようになっています。
この時の奥行きは約1430mm。かなり広いですよね。

また、2列目シートが前方に折りたたまれているので、数値以上に荷室・ラゲッジスペースが広く感じました。

一方、フリード(Freed)の3列目&2列目シートを格納した時の様子は、このようになっています。
やはりシエンタ(SIENTA)と比べると奥行きが狭いですね。実際にこの時の荷室・ラゲッジスペースの奥行きを教えてもらったのですがどうやら約1,250mmとなっているようです。

なので、荷室・ラゲッジスペースの最大奥行きはシエンタ(SIENTA)の方がフリード(Freed)よりも180㎜も広い事に・・・。

この差は意外と大きいと思いました。

また、ホンダのフリード(Freed)は3列目シートの張り出しも大きく使い勝手・積み込める容量もシエンタ(SIENTA)の方が圧倒的に良いと思いました。
このようにシエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)を比べると荷室の広さ・使い勝手も全く違いました。

個人的にはフリード(Freed)よりもシエンタ(SIENTA)の方が荷室・ラゲッジスペースは使い勝手が良いように感じました。
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