3列目シートの格納の違い&ラクさ比べ | シエンタとフリード比較4

トヨタ シエンタ 2015

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トヨタからコンパクトミニバンのシエンタ(SIENTA)がフルモデルチェンジをして発売されましたね。先日、このシエンタ(SIENTA)の競合車の一つのホンダのフリード(FREED)を見てきました。シエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)を比べて利便性が異なると思ったのは、3列目シートの格納方法。コンパクトミニバンのシエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)の3列目シート(サードシート)の格納方法の違い、また、どちらの方が格納しやすいかを紹介したいと思います。

2015/10/2
Chapter
シエンタ(SIENTA)の3列目シートの格納方法
シエンタ(SIENTA)の3列目シートの格納方法
2列目シートを前方にタンブル
2. 3列目シートの背もたれを倒す
3. 3列目シートを前方にスライドさせる
4. 2列目シートを元に戻す
フリード(Freed)の3列目シートの格納方法
フリード(Freed)の3列目シートの格納
1. ヘッドレストの収納
2. 背もたれを前方に倒す
3. 3列目シートの跳ね上げ
4. フックで3列目シートを固定
5. 脚を折りたたむ
3列目シートの格納がラクなのはどっち?

シエンタ(SIENTA)の3列目シートの格納方法

シエンタ(SIENTA)の3列目シートはこのようなデザインになっています。
そして、荷室・ラゲッジゲート側からの様子はこのようになっています。
このシエンタ(SIENTA)の3列目シートの格納方法は、2列目シートの下に格納するタイプ。

実際にこのクルマの3列目シートを格納すると、このような感じになります。
3列目シートが2列目シートの下に潜り込ませるようなデザインになっているので、3列目シート格納時の荷室・ラゲッジスペースがスッキリとしていますよね。

また、シエンタ(SIENTA)の3列目シートの格納方法もとってもラク。この点もこのクルマの良い部分だと思いました。

シエンタ(SIENTA)の3列目シートの格納方法

このクルマの3列目シートの格納は4ステップで行う事が可能です。

2列目シートを前方にタンブル

シエンタ(SIENTA)の3列目シートを格納するスペースを作るために2列目シートを前方にタンブルさせておきます。
ちなみに、2列目シートを前方にタンブルするには、シートの横にレバーを引っ張るだけ。

2. 3列目シートの背もたれを倒す

シエンタ(SIENTA)の3列目シートの肩口に装備されたレバーを引いて背もたれを倒します。

3. 3列目シートを前方にスライドさせる

シエンタ(SIENTA)の座面の下にあるストラップを引き、また、背もたれの後ろについてある取っ手を持って、前方にスライドさせます。
そうすると、このように3列目シートが2列目(セカンドシート)の下のスペースに格納されます。
ただ、ちょっと残念なのは2列目シート下のスペースに潜り込ませる時。

3列目シート全体をを一度持ち上げるような形になるのですが、この時に少しシートの重さを感じました。

この3列目シートを2列目シート下のスペースに潜り込ませる作業をもう少しラクに&スムーズにできると完璧だったのかなと思いました。

4. 2列目シートを元に戻す

シエンタ(SIENTA)の3列目シートを格納するためにタンブルした2列目シートを元に戻す。
これで3列目シートの格納は終了です!

シエンタ(SIENTA)の3列目シートの潜り込ませる時に少しチカラがいりますが、これさえ慣れてしまうとスムーズにできるのかなといった印象を持ちました。

フリード(Freed)の3列目シートの格納方法

フリード(Freed)の3列目シートは、このようなデザインになっています。
レザー調のプライムスムース×スウェード調のファブリック素材で見た目だけでは無く、座り心地も十分。

そして、このクルマの3列目シートを荷室・ラゲッジスペース側から見るとこのようなデザインになっています。
そして、この3列目シートを格納するとこのようになります。
フリード(Freed)の3列目シートの格納方法はシエンタ(SIENTA)と異なり跳ね上げ方式。

跳ね上げた3列目シートが大きい事もあり、荷室・ラゲッジスペースがシエンタ(SIENTA)よりも狭く感じました。

この2台のクルマを見比べて、この荷室・ラゲッジスペースの横幅が狭くなる事は3列目シートの跳ね上げ方式の欠点だなと感じました。

また、フリード(Freed)の3列目シートの格納はシエンタ(SIENTA)よりも少し大変に感じてしまいました。

フリード(Freed)の3列目シートの格納

フリード(Freed)の3列目シートの格納もシエンタ(SIENTA)よりも1ステップ多い5ステップで行う事ができました。

1. ヘッドレストの収納

フリード(Freed)の3列目シートを格納するときにヘッドレストが邪魔になるので、一番下まで下げるかもしくは、取り外します。

2. 背もたれを前方に倒す

フリード(Freed)の3列目シートの背もたれを前方に倒します。
ただ、この背もたれを倒す時もちょっと残念な事が・・・。

この3列目シートの背もたれを倒す時のレバーはシートの横に装備されています。
なので、背もたれを倒す時のレバー操作がちょっと面倒でした。シエンタ(SIENTA)のように背もたれの肩口にある方が便利だと思いました。

3. 3列目シートの跳ね上げ

ただ、この脚元にあるストラップを引くとロックは外れますが、自分のチカラでシートを持ち上げないといけません。

このシートも重たいので持ち上げるのが少し大変・・・。女性のチカラだとかなり大変だと思いました。

実際にホンダにいた女性スタッフにこの3列目シートの跳ね上げた時の感想を聞いてみたのですが、「ちょっと重たくて大変です・・・。」と、正直に言っていました。
ただ、この脚元にあるストラップを引くとロックは外れますが、自分のチカラでシートを持ち上げないといけません。

このシートも重たいので持ち上げるのが少し大変・・・。女性のチカラだとかなり大変だと思いました。

実際にホンダにいた女性スタッフにこの3列目シートの跳ね上げた時の感想を聞いてみたのですが、「ちょっと重たくて大変です・・・。」と、正直に言っていました。

4. フックで3列目シートを固定

フリード(Freed)の3列目シートに装備されているストラップを固定用フックに引っ掛けて3列目シートを固定します。
また、このフリード(Freed)の3列目シートを固定するのも一苦労。

このクルマの3列目シートは窓枠に自動的に固定される訳ではありません。なので、持ち上げた3列目シートを片手で抑えながらストラップを固定フックに引っ掛けないといけません。

男性の私が操作してもコレは少し大変でした。

5. 脚を折りたたむ

ストラップを固定フックに引っ掛けた後、張り出しているフリード(Freed)の3列目シートの脚を折りたたみます。
これで完成です!

操作方法はそれ程難しくありませんでしたが、実際にこのクルマの3列目シートを格納するのはチカラがいると思いました。

3列目シートの格納がラクなのはどっち?

このように3列目シートの格納方式が全く異なるシエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)。

この2台のクルマの3列目シートの格納を何回か試してみたのですが、格納がラクだと思ったのはシエンタ(SIENTA)の方。

シエンタ(SIENTA)の3列目シートの格納を初めて試した時、2列目シート下にもぐりこます時に少しチカラがいるので大変だなと思いました。
私の妻も実際にこの3列目シートの格納を試した時は
「少し重たくて面倒。ヴォクシーなどのように自動で跳ね上がる方がラクで良い。」
と、言っていました。

しかし、実際にシエンタ(SIENTA)の競合車のフリード(Freed)の3列目シートの格納操作を試したら、明らかにフリード(Freed)の方が大変・・・。

特にシートを抑えながら、ストラップで固定するのが大変でした。
私は3列目シートを固定する時、シートが落ちて来るのが怖かったので手がプルプルとするくらいガッチリと抑えちゃいました。

最近はヴォクシーなど3列目シートが自動的に跳ね上がるクルマなどもあり、それらのクルマと比べるとシエンタ(SIENTA)の3列目シートの格納は少し大変です。

しかし、競合車のフリード(Freed)と比べるとシエンタ(SIENTA)の方が圧倒的にラクだと思いました。
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