プリウス4WDの試乗インプレッション【発進時の力強さに大満足】

4代目プリウス(Prius)ですが、4WDもラインナップされています。私が住んでいる首都圏では雪が降らないので2WD車の方が圧倒的に売れ行きは良いですが、北海道にあるディーラーでは8割以上のお客さんが4WDの方を選んでいっているようです。そんなプリウス(Prius)の4WD車の乗り心地などが気になったので、東京のお台場にあるメガウェブ(MEGA WEB)で試乗をしてきました。そうしたら、発進時のアクセルフィールや乗り心地でなどで明らかな違いが・・・私が感じたプリウス(Prius)の4WDの乗り心地や2WDとの違いなどについて紹介していきます。

2016/7/29

Chapter
プリウス4WDを試乗インプレッション
発進後の後輪の駆動はどうなる?
アクセル&ブレーキフィーリングも異なる?
トヨタ プリウス 2016

プリウス4WDを試乗インプレッション

発進時に4WDと2WDの違いを実感

新型プリウス(Prius)の4WDと2WDの大きな違いを感じるのは、発進する時。

今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)に登載された4WDシステムは、
電気モーターにより後輪を駆動するE-Four(イーフォー)。
もうすでにエスティマ ハイブリッドなどに採用しており、お馴染みのシステムです。

トヨタ プリウス 2016

ディーラーさんの話によると、このモデルに搭載されたE-Four(イーフォー)は、小型化したものをこのクルマ用に開発したみたいです。ただ、E-Four(イーフォー)はもうすでに使用されている実績のあるシステムなので、安心感がありますよね。また、プリウス(Prius)に採用されているE-Four(イーフォー)の駆動方式は、オンデマンド方式(スタンバイ方式)。通常の走行は前輪のみを駆動させるFF車と同じですが、雪道など滑りやすい路面では瞬時にモーターが駆動して必要なトルクを後輪に配分するのが特徴です。

そして、このプリウス(Prius)に登載されたE-Fourの大きな特徴の一つが、発進加速時は、常に後輪が駆動するようになっているようです。そのためこのモデルの4WD車と2WD車では、発進時の乗り心地・ドライブフィールが全く異なりました。2WD車の場合、前輪しか駆動しないため静かにス~~と走り始めて、加速していく感じ。

一方、今回初採用されたプリウス(Prius)の4WD車は2WD車と比べて発進時の安定性・力強さがあるように感じました。

トヨタ プリウス 2016

この4WD車の発進時の加速力は力強くグググ~~っと後ろから前に押されているような感じ。これなら雪道の運転でも安心して、発進できるのかなと感じました。スムーズに舐めるように発進していくハイブリッドらしさを感じることはできませんでしたが、安心感があり良かったです。

ちなみに、このモデルのマルチインフォメーションディスプレイでは、駆動力配分を表すインジケーターが用意されています。

トヨタ プリウス 2016
トヨタ プリウス 2016

しかし、マルチインフォメーションディスプレイのトルク配分インジケーターを見なくても、しっかりと後輪が駆動しているのが分かります。プリウス(Prius)の2WDとは発進時の加速感・乗り心地は全く違っていましたが、4WDも運転がしやすく快適でした。ちなみに、ディーラーさんの話によると、発進時の前輪と後輪のトルク配分は、通常”80:20″となっているそうです。

そして、雪道の坂道発進など状況に応じて最大で”40:60″まで可変するようですよ。また、現在前輪・後輪どちらの方にトルクを多く配分しているかなどは、マルチインフォメーションディスプレイのトルク配分インジケーターで確認できるようですよ。

発進後の後輪の駆動はどうなる?

発進時では常に後輪が駆動するプリウス(Prius)の4WDですが、その後、後輪のトルク配分を徐々に減らしていき前輪のみの駆動に移行していきます。

トヨタ プリウス 2016

ただ、このトルク配分の移行・切り替えがとてもスムーズ。

普通に運転をしていると、いつ4輪駆動から前輪のみの2輪駆動に切り替わったかわからないくらい・・・。最初プリウス(Prius)の4WD車を試乗した時、いつのまにかFF走行になっていてビックリ・・・。

そこでいつ後輪の駆動が停止してFF走行になったのか気になって、信号停止から発進する時、マルチインフォメーションディスプレイのトルク配分インジケーターを確認してみました。

トヨタ プリウス 2016

アクセルの踏み方や加速力にもよると思いますが、私が試乗をした時では、時速30km/h前後で前輪のみ駆動するFF走行になっていました。このようにプリウス(Prius)のマルチインフォメーションディスプレイを確認しない限りは、いつFF走行に切り替わったかわからないくらいギクシャク感のない走りは好印象でした。

ちなみに、私が試乗をした東京のお台場ではスラロームのようなコースもあるので、ちょっとラフな運転をしたら4WDに切り替わるのかも!?と思ってチャレンジしてみたのですが、4WDになりませんでした。

なので、発進時を除いてプリウス(Prius)の4輪駆動を確める事ができませんでした・・・。

もう少しプリウス(Prius)の4WDの実力を確めたいと思っていた私にとっては、少し残念でした・・・。

アクセル&ブレーキフィーリングも異なる?

また、プリウス(Prius)の4WD車と2WD車を運転して気が付いたのですが、アクセルとブレーキペダルのフィーリングも異なりました。

トヨタ プリウス 2016

今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)の2WD車はアクセルもブレーキペダルもちょっと軽め。

軽くアクセルを踏み込むだけでグングン加速していく感じも良いのですが、個人的には軽すぎてちょっと物足りなさを感じました。(先代モデルよりもレスポンスが改善されたのは、良かったのですが・・・)

一方、プリウス(Prius)の4WD車の方は、アクセルもブレーキペダルも踏み込んだときに適度な抵抗・重さがあり、個人的にはこの方が好みでした。

トヨタ プリウス 2016

女性にはアクセルやブレーキ操作がしやすい2WD車の方が好みなのかなと思いますが、クルマの運転が好きな男性は”運転している感じがする”4WD車の方が好みなのかなと思いました。

トヨタ プリウス 2016

プリウス(Prius)の4WD車を試乗したのですが、雪見などスリップしやすい状況が無かったのでしっかりと性能を確認する事は出来ませんでした。私が確認する事ができたのは、発進時の後輪駆動のみだけだったのですが、これだけでもプリウス(Prius)の4WDの良さを垣間見る事ができて良かったです。

雪が降らない地域での売れ行きはあまり良くない4WD車ですが、乗り心地も異なるので一度2WDとの違いを確める価値はあると思いますよ。それにしても、プリウス(Prius)は、先代モデルに比べて本当に運転がしやすくなったと思いました。

トヨタのディーラーさんがモデルは走りの改善には特にチカラを入れたと言っていましたが、納得の出来栄えになっていました。

画像 試乗 画像 試乗レビュー速報