【使い勝手を確認】プリウスのマルチインフォメーション画像レビュー

トヨタ プリウス 2016

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トヨタの人気ハイブリッド車、プリウス(Prius)がフルモデルチェンジをして発売されましたが、売れ行きが絶好調のようですね。

今回デザインが一新されたプリウス(Prius)ですが、メーターのデザインは旧型モデルと同様にセンターメータを採用。

そして、メーターの中央には多彩な情報を表示してくれる4.3インチのマルチインフォメーションディスプレイを装備。

最近のトヨタのクルマではマルチインフォメーションディスプレイを装備しているクルマが多くなってきましたが、このプリウスに装備されているモノは表示項目が他のクルマと違う。

ハイブリッド車らしくエコ性能やコストを重視した項目が多いように感じました。

そんなプリウス(Prius)のマルチインフォメーションディスプレイの表示項目や使い勝手を紹介したいと思います。

2016/1/13
Chapter
マルチインフォメーションディスプレイの画像レビュー
マルチインフォメーションディスプレイの操作方法は?
マルチインフォエーションディスプレイの表示項目
1:エネルギーモニター
2:ハイブリッドシステムインジケーター
3:燃費履歴
4:ドライブモニター
5:4WDの状態表示画面
6:エアコン設定画面
マルチインフォエーションディスプレイの使い勝手はどう?

マルチインフォメーションディスプレイの画像レビュー

マルチインフォメーションディスプレイの操作方法は?

今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)のマルチインフォメーションディスプレイは、このようなデザインになっています。
 ちなみに、旧型モデルはこのようなデザイン。
マルチインフォメーションディスプレイの表示項目がカラフルになって見やすいですよね。

そして、このマルチインフォメーションディスプレイを操作は、ハンドルの右側にあるこの矢印のようなスイッチを押すと可能になります。
そうするとこのようにマルチインフォメーションディスプレイの上部にメニューバーが表示されます。
そして、同じハンドルの右側にある上下左右のスイッチを操作して、表示項目を変更する事が可能です。
プリウス(Prius)のハンドルにスイッチが装備されているので運転中もカンタンに表示項目を変更できるのが、良いですよね。

実はハンドルでこのマルチインフォメーションディスプレイの切り替えができるのって、意外と重要。

マルチインフォメーションディスプレイは表示項目が多いので、思ったよりも画面切り替える機会が多いので・・・。

そして、マルチインフォメーションディスプレイでは次のような多彩な項目を表示してくれます。

マルチインフォエーションディスプレイの表示項目

今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)では、マルチインフォメーションディスプレイにこのような項目が表示されます。

1:エネルギーモニター

このプリウス(Prius)のエネルギーモニター画面では、現在の駆動状況やハイブリッドシステムの作動状況など一目で確認することが可能です。

この画面ではクルマを停止した状態で写真撮影をしているので表示されていませんが、走行状況に応じて矢印でエネルギーの流れ表してくれます。

例えば、ブレーキを踏んで回生ブレーキが作動している時は、このクルマの画面中央にあるモーターから画面右側にある駆動用電池に矢印が流れます。

現在ハイブリッド走行をしているのか、それとも、モーターのみのEV走行しているのかなどが一目で分かるのでとっても便利ですよ。

2:ハイブリッドシステムインジケーター

このハイブリッドシステムインジケーターもエネルギーモニター同様に現在の走行状況を表示してくれる画面です。

エネルギーモニター画面と異なる点は、現在エコな運転ができているか一目で確認できるところ。

なので、この画面をチラチラと見ながら運転すると、燃費効率の良いエコな運転をする事が可能です。

また、今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)を見て驚いたのは、このハイブリッドインジケーターがマルチインフォメーションディスプレイ内に表示されていたこと。

他のハイブリッド車ではこのようにメーターとして装備されているクルマも多いので・・・。
プリウス(Prius)はデジタルメーターを採用したので、このようなデザインにしたのかもしれませんね。

ちなみに、ハイブリッドシステムインジケーターはこのようにA以上のグレードに標準装備されるヘッドアップディスプレイでも表示されますよ。

3:燃費履歴

5分後とや1kmごとなどの短い単位での燃費の推移を確認する事ができる画面になっているようです。

棒グラフを使用してリアルタイムの燃費を表示してくれるので、どのような運転をした時燃費が良くなるのかまた、悪くなるのかを確認したい時には良い画面かもしれませんね。

4:ドライブモニター

現在の走行距離(トリップメーター)に連動し、走行時間や平均スピードなどを表示してくれる画面。

個人的に良いと思ったのは、EV走行比率。

これは表示された走行距離期間内における、モーターのみで走行した割合を表示してくれる項目。

今回プリウス(Prius)でこの表示項目を見たのですが、とても良いと思いました。走行中は確認しませんが、時々確認したくなる画面ですね^^

5:4WDの状態表示画面

これは4WD車の前後のトルク配分を表示してくれる画面。

各車輪のトルク配分をメモリで表示してくれるので、後輪にどれだけトルクを配分しているなど一目で確認できるのが良いと思いました。

6:エアコン設定画面

今回発売されたプリウス(Prius)では、現在のエアコンの設定画面もマルチインフォメーションディスプレイで確認することが可能です。

例えば、こちらはエアコンの現在のエアコンの設定温度や風量を確認できる画面。
また、プリウス(Prius)では運転席やフロントシートのみ風を送る“S-FLOW(Sフロー)”やエアコンの制御を燃費重視にするエコモードなども用意されています。

そして、このエアコンの状況もマルチインフォメーションディスプレイで確認することが可能です。

こちらがフロントシートのみに風を送る”S-FLOW(Sフロー)”をONにした時のマルチインフォメーションディスプレイの画面。
そして、こちらが”S-FLOW(Sフロー)”をオフにした状態での画面。
プリウス(Prius)のエアコンパネルでもこのように確認する事ができますが、マルチインフォメーションディスプレイで一目で確認できるのは良いかもしれませんね。
また、プリウス(Prius)のマルチインフォメーションディスプレイではこれ以外にもたくさんの表示画面があります。

これ以外の表示画面はご自分の目で確かめてみてくださいね^^

マルチインフォエーションディスプレイの使い勝手はどう?

フルモデルチェンジをしたプリウスのマルチインフォメーションディスプレイを実際に使用してみて、使い勝手や認識性はなかなか良くなったと思います。
個人的な勝手な評価は、75点くらい。

プリウスのマルチインフォメーションディスプレイの良かった点は、画面もカラーになり、旧型モデルよりも明らかに認識性は高まった事。

また、燃費やエコにまつわる表示項目が多く、自然と燃費に気をつける運転を意識できるようになるのは良いのかなと思いました。

一方、私が感じたマイナスポイントは、プリウス(Prius)はセンターメーターを採用している点。

このクルマはセンターメーターを採用しているおり、マルチインフォメーションディスプレイの画面が少々遠く感じてしまいました。
個人的にはこの距離感ならもう一回り大きいサイズを用意しても良かったのかなと思いました。

また、マルチインフォメーションディスプレイでもうひとつ気になったのは表示できる項目が多すぎること。

私がまだプリウス(Prius)のマルチインフォメーションディスプレイに慣れていない事もあると思いますが、表示したい画面を探すのに手間取りました。

表示したい画面にたどり着くまでに時間がかかる可能性があるのは、マイナスポイントだと思いました。
今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)のマルチインフォメーションディスプレイはこのようなデザインになっていました。

試乗をする際、マルチインフォメーションディスプレイまで確認する人は少ないです。

もしこれからプリウスを試乗するなら、マルチインフォメーションディスプレイの使い勝手や表示項目もしっかりと確認してみてくださいね。
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