C27型セレナの荷室の実車画像【ラゲッジのアレンジを詳しく紹介】

日産 セレナ 2016

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かつてはミニバン市場で一番人気を誇った日産の5ナンバーサイズのミニバン、セレナ(SERENA)がフルモデルチェンジをして、発売されました。

セレナ(SERENA)では、かつてはプレサージュなどでも採用されていたバックドアの上部だけを開閉できる”ハーフバックドア機能”を備えたデュアルバックドアを採用。

狭い後方スペースでも開閉できるようになったセレナ(SERENA)の荷室・ラゲッジスペースは、競合車・ライバル車ののトヨタのノアヴォクやホンダのステップワゴンのものよりも使い勝手が良くなった印象を持ちました。

このように狭いスペースでの荷物の出し入れが可能になったセレナ(SERENA)のラゲッジルームですが、実際の荷室内部の様子や広さはどうなのか?

セレナ(SERENA)(C27型モデル)の荷室アレンジの様子を実際の画像を交えて紹介したいと思います。

2016/9/10
Chapter
セレナの荷室アレンジ1:3列目シート使用時
セレナの荷室アレンジ2:3列目シートを格納時の様子
2列目シートの位置で荷室の奥行きはどのくらい異なる?
セレナの荷室アレンジ3:床下収納の様子

セレナの荷室アレンジ1:3列目シート使用時

5代目となったセレナ(SERENA)の3列目シート使用時の荷室・ラゲッジスペースは、このようになっています。
3列目シートを使用すると、荷室・ラゲッジスペースの奥行きが若干狭く感じましたが、5ナンバーサイズのミニバンとしては、標準的なサイズ。

実際にディーラーさんに3列目シートを使用した時の奥行きを確認してもらったところ、約360mm~480mmとなっているそうです。

大きい荷物を積み込むことはできませんが、スーパーの買い物袋などの日常使い、また、機内に持ち込める小型サイズのスーツケース程度なら3列目シートを使用した状態でも十分に収納できるかなと思いました。

また、荷室・ラゲッジスペースの右側には3列目シート中央部分のヘッドレストを収納スペースを用意。
地味な機能ですが、コレは意外と嬉しい!

このような収納スペースが用意されていないと、床下収納にヘッドレストを床下収納に放り込んでおかないといけないので…。

このような工夫・心遣いもセレナ(SERENA)の魅力の一つなのかなと思いました。

3列目シートを前後にスライドした時の荷室の広さ

また、C27型 セレナは、先代モデルでは無かった3列目シートのスライド機能が復活しました。なので、3列目シートのスライド位置によって荷室・ラゲッジスペースの奥行きを調整する事ができます。
こちらはセレナ(SERENA)の3列目シートを一番後ろにスライドした時の様子。
一方、こちらは3列目シートを一番前にスライドした時の様子。

このクルマの3列目シートのスライド幅は約120mm。

実際にこのセレナ(SERENA)の3列目シートをスライドしてみて、思ったよりも荷室・ラゲッジスぺースの奥行きに違いがあるように感じました。

乗車人数など3列目シートの使用状況によりますが、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手を優先するのなら、3列目シートは真ん中~一番前に設置しておいた方が良いのかなと思いました。

ちなみに、セレナ(SERENA)は3列目シートの後ろにもスライドレバーを装備しているので、荷室・ラゲッジスペース側からも操作する事ができます。
この操作性の良さも好印象でした。

セレナの荷室アレンジ2:3列目シートを格納時の様子

また、セレナ(SERENA)は、3列目シートを格納して、より広い荷室・ラゲッジスペースを作り出す事が可能です。

格納方法は先代モデルと同様に跳ね上げ方式を採用。3列目シートの格納にはちょっと手間がかかるのが欠点ですが、実際に3列目シートを格納すると、このような感じ。
ちょっと3列目シートの張り出しが大きいのが気になりましたが、同じトヨタのヴォクシー/ノアと異なり窓枠がスッポリと覆われていないので、後方の視界をしっかりと確保しているのは、とても良いと思いました。

2列目シートの位置で荷室の奥行きはどのくらい異なる?

また、今回フルモデルチェンンジをしたセレナ(SERENA)では、グレードによって約690mmの2列目ロングスライド機能を備えてモデルも用意しています。

そして、2列目シートにスライド位置によって、荷室・ラゲッジルームの奥行き・サイズの印象はまったく違いました。

2列目シートのスライド位置によって、このセレナ(SERENA)の荷室・ラゲッジスペースのサイズ・奥行きがどのくらい異なるか紹介いたします。

■2列目シート最後尾の時

■2列目シート最先端の時

■2列目シート左右にスライド時の最後端の時

セレナ(SERENA)の2列目シートを一番前にスライドさせると、かなり広い荷室・ラゲッジスペースになりますよね。

超ロングスライドを装備している競合車のヴォクシー/ノアの最大奥行きには少し及びませんでしたが、それでも十分なサイズ。荷物の積載量で困るシーンは、ほとんどないのかなと思いました。

セレナの荷室アレンジ3:床下収納の様子

また、今回フルモデルチェンジをしたセレナ(SERENA)は、先代モデルと同様に床下収納(サブトランク)を用意しています。

荷室フロアを持ちあげると、このように広い床下収納(サブトランク)が登場。
深さはもう少し深い方が良いですが、横幅は約1,180mmあり、十分に便利に使えそうなサイズを確保。洗車道具など人の目に触れさせたく無い荷物・アイテムを置いておくのには、とても良いのかなと思いました。
セレナ(SERENA)の荷室・ラゲッジスペースの様子は、このようになっていました。

使い勝手の面ではちょっとっ気になる部分もありましたが、前後にスライドでき、荷室の奥行きを調整できる3列目シートなど競合車・ライバル車には無い機能も用意されているのは魅力的でした。

ミニバンにとって荷室の広さや使い勝手は、とても重要です。このセレナを見に行く際は、しっかりと荷室・ラゲッジスペースの広さや使い勝手も確認してみてくださいね。
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