【どっちが買い?】C-HRには無い新型XVの魅力&メリットとは?

スバル XV 2017

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スバルのクロスオーバーSUVの新型XVがフルモデルチェンジをして、2017年5月にフルモデルチェンジを行います。

そして、このスバルの新型XVの強力な競合車・ライバル車の一つが、2016年12月にトヨタから新発売されたコンパクトSUVのC-HR/CHR。

このトヨタから新発売されたコンパクトSUVは、特徴的な外装のデザインと、乗り心地の良さがお客さんに受けて、現在のところSUV市場で一二を争う人気車種となっています。

見た目のインパクトはトヨタのC-HR/CHRの方が良いように感じましたが、機能性や装備、居住性などに関しては、スバルの新型XVも決して劣っていないような印象が…。むしろトヨタのC-HR/CHRには無い魅力が、新型XVにはありました。

この新型XVの魅力&メリットは何だったのでしょうか?

今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVと、現在最も勢いのあるトヨタのC-HR/CHRを比較して、新型XVの方が優れていると感じた事について、紹介したいと思います。

2017/5/9
Chapter
スバル新型XVとトヨタC-HRの比較レビュー
トヨタC-HR/CHRの流れるウィンカー
ポイント1:後部座席の居住性
トヨタC-HRの後部座席の居住性
スバル新型XVの後部座席に座った印象は?
ポイント2:荷室・ラゲッジスペースの広さ
スバル新型XVの荷室・ラゲッジスペース
トヨタC-HR/CHRの荷室・ラゲッジルーム
荷室・ラゲッジスペースの奥行きが異なる
新型XVの荷室の広さ
荷室開口部のデザインの違いにも注目

スバル新型XVとトヨタC-HRの比較レビュー

今回スバルからフルモデルチェンジをして新発売された新型XVの外装・エクステリアは、このようなデザインになっています。
また、内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
基本的な外装や内装のデザインは、このクルマのベースになっているインプレッサ スポーツ(IMPREZA SPORT)と同じになっています。

ただ、フェンダーアーチモールやバンパーの両サイドにマットブラックのクラッティングパネルを採用し、SUVらしいチカラ強いデザインを演出しているように感じました。

一方、トヨタから新発売されたC-HR/CHRの外装・エクステリアは、このようなデザインになっています。


また、内装・インテリアのデザインは、このようになっています。
スバルから新発売された新型XVがスタイリッシュな伸びやかなデザインになっているのに対し、このC-HR/CHRは肉厚感のあるデザインに…。

この新型モデルでは、トヨタのクルマで初めとなる流れるウィンカーを採用するなど、C-HR/CHRよりも見た目のデザイン性にもチカラを入れているように感じました。

トヨタC-HR/CHRの流れるウィンカー

このような内外装のデザインをしているC-HR/CHRと新型XVですが、次の2つの事柄に関しては、新型XVの方が優れているように感じました。

ポイント1:後部座席の居住性

この2台のモデルを実際に試乗をしてみて、トヨタのC-HR/CHRよりも新型XVの方が良いと思ったの事の一つが、後部座席の居住性。

トヨタから新発売されたC-HR/CHRの主なターゲットは、若い夫婦や子供が独立した年配の夫婦と言う事で、ファミリーカーと言うよりも2人で使用する事を想定としています。

そのため、後部座席まわりの空間がかなり狭い…。

身長が175cmある私が後部座席に座ると、頭上空間(ヘッドクリアランス)も足元空間(ニークリアランス)もかなり狭く感じます。

トヨタC-HRの後部座席の居住性

また、トヨタのC-HR/CHRの後部座席に乗り込んでみて、実際のサイズ以上に気になったのは、窮屈感や圧迫感。
このクルマは後部座席横のサイドウィンドウのサイズも小さく、また、前方への視界の抜けが芳しく無いため、後部座席に座っているとかなり圧迫感・窮屈感を感じます。

この点もC-HR/CHRの後部座席に座っていて、気になった部分でもありました。

スバル新型XVの後部座席に座った印象は?

一方、C-HR/CHRと比較すると、新型XVの後部座席まわりの空間は広め。

新型XVは全高を1,550mm以下に抑えているクルマなので、頭上空間はそれ程広くないのですが、足元空間(ニークリアランス)はかなり広め。
フロントシート下のトンネル空間も広く、足の位置を色々と変える事ができるので、成人男性の私がこのクルマの後部座席に長時間座っていても、疲れにくいデザインになっているのかなと感じました。

また、このクルマの後部座席に座っていて良いと思ったのは、開放感があること。

このクルマは、C-HR/CHRと比較して、サイドウィンドウが広くなっているので、後部座席に座っていても窮屈感を感じません。

この開放的なデザインも新型XVの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。

ポイント2:荷室・ラゲッジスペースの広さ

トヨタの人気SUVのC-HR/CHRより新型XVの方が魅力的に感じた装備・機能の一つが、荷室・ラゲッジスペースの広さ。

この2台のモデルの荷室・ラゲッジスペースは、それぞれこのようなデザイン、広さになっています。

スバル新型XVの荷室・ラゲッジスペース

トヨタC-HR/CHRの荷室・ラゲッジルーム

荷室・ラゲッジスペースの奥行きが異なる

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型XVと、トヨタのC-HR/CHRの荷室・ラゲッジスペースの奥行きを見比べて、特に違うと感じたのは、奥行き。

トヨタのC-HR/CHRの荷室・ラゲッジスペースの通常時の奥行きが770mmだったのに対し、新型XVでは810mmと一回り大きめ。

たった40mm(4cm)の違いですが、実際にこの2台のモデルの荷室を見てみると、奥行きの広さが全く違います。

新型XVの荷室の広さ

コンパクトSUVでは、荷室・ラゲッジスペースが小さいクルマも多いですが、新型XVは、アウトドアやキャンプなど荷物が多くなりがちなシーンでも十分に対応できるスペース&収納力を確保しているのは、とても良いなと思いました。

また、新型XVの荷室・ラゲッジスペースはサイドのホイールハウスの張り出しが少なく、横幅がC-HR/CHRよりも広いのも魅力の一つだと思いました。

荷室開口部のデザインの違いにも注目

また、今回スバルの新型XVとその競合車・ライバル車の一つでもあるトヨタのC-HR/CHRでは、荷室開口部のデザインにも違いがあります。

このように斜めから見るとわかりやすいと思いますが、スバルから発売された新型XVは、荷室開口部が比較的垂直に近い感じになっているため、背の高い荷物も積みやすいデザインになっています。


一方、C-HR/CHRは荷室開口部が強く傾斜したデザインに…。
そのため実質的な荷室の高さはあまり無く、背の高い荷物の積みこみは苦手です。

荷室開口部の傾斜が強く、見た目ほど荷物を積載できない荷室デザインは、C-HR/CHRの欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルのクロスオーバーSUVの新型XVと、トヨタのC-HR/CHRを比較してみたところ、このような違いがありました。

使い勝手の良さよりも見た目のカッコよさやデザイン性を重要視するのなら、トヨタから発売されたC-HR/CHRでも良いかもしれません。

ただ、後部座席や荷室の広さなどデザイン性よりも使い勝手の良さを重要視するのなら、新型XVの方が良いのかなと、実際に2台のモデルを見て感じました。

この2台のモデルは同じコンパクトSUVカテゴリーに属していますが、キャラクターが全く異なります。どちらのモデルにしようかお悩みの方は、乗り心地や使い勝手をしっかりと比較してみてくださいね。
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