【新型XVとC-HRを比較】スバルXVが劣っていると感じた2つの事

スバル XV 2017

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3代目となるスバルの新型XVが2017年5月に新発売されます。

今回フルモデルチェンジをして新発売される3代目モデルは、ブラックの
クラッティングパネルがSUVらしさを演出するチカラ強いデザインに…。
また、インパクトのある専用デザインのタイヤ&ホイールも好印象でした。

このようなデザインになっている新型XVの競合車の一つと言われているのが、
トヨタから発売されているコンパクトSUVのC-HR/CHR。

後部座席の居住性や開放感、荷室・ラゲッジスペースの広さなどトヨタの
C-HR/CHRよりも新型XVの方が良い部分もたくさんあったのですが、
その一方で、劣っている部分も…。

この2台のモデルを実際に見た私が、トヨタのC-HR/CHRよりもスバルの新型XVの方が
劣っていると感じた2つの事を包み隠さず紹介したいと思います。2018/1/29
Chapter
新型XVの劣っている点1:内装・インテリアのデザイン
シートのデザインにも違いが…
新型XVの劣っている点2:安全装備

新型XVの劣っている点1:内装・インテリアのデザイン

今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVが
トヨタのC-HR/CHRよりも劣っていると感じた点は、内装・インテリアのデザイン。

インパネもシートのデザインもトヨタのC-HR/CHRの方が、上質感・高級感のある
デザインになっているように感じました。

スバル新型XVとトヨタCHRのインパネ比較

スバルから新発売された3代目新型XVと、トヨタのC-HR/CHRの
インパネ・内装のデザインを比較してみると、このような感じ。
■スバル 新型XVのインパネ
■トヨタ C-HR/CHRのインパネ
スバルの新型XVはオレンジのステッチをインパネやシートに採用していますが、
全体な質感の高さは、C-HR/CHRの方がワンランク上。

C-HR/CHRの上位モデルのインパネは、新型XVと同様にブラックをベースにしながら、
落ち着いた感じのリコリスブラウンをアクセントカラーに採用し、エレガントな雰囲気の
内装・インテリアになっていてるように感じました。
またC-HR/CHRで注目なのが、インパネの操作性。

アクセルやブレーキペダルは全グレード共通してゴムパットを採用していましたが、
ドライバーが操作をしやすいようにインパネ中央にある空調パネルやエンジンの
スタータースイッチを運転席側に少し傾けたデザインに…。

見た目のデザイン性だけではなく、使い勝手も考慮した実用性にも優れた
インパネになっているように感じました。

シートのデザインにも違いが…


また、今回フルモデルチェンジをして新発売されたスバルの新型XVとトヨタの
C-HR/CHRではインパネだけでなく、シートのデザイン&座り心地にも違いが
あるように感じました。

この2台のモデルのそれぞれのシートデザインは、このようになっています。
■スバル 新型XVのシート
■トヨタ C-HR/CHRのシート
今回私が見た新型XVの最上位モデル”2.0i-S アイサイト(Eye Sight)”では、
シートのサイドの部分にオレンジのステッチが入った合成レザーを採用するなど
質感にもこだわったデザインになっています。
ただ、シートの質感も背もたれの上部や座面にインパネのカラーにマッチした
ダークブラウンカラーのレザーを採用したC-HR/CHRの方が、オシャレな
デザインになっているように感じました。

また、C-HR/CHRは、直接腰を掛けるシートの中央部分にキルティング加工を
施したファブリック素材を使用しており、モコモコとした柔らかい肌触りに
なっているのも好印象でした。

新型XVの劣っている点2:安全装備

今回フルモデルチェンジをして新発売された3代目新型XVと、トヨタの人気SUVの
C-HR/CHRを見比べてみて、新型XVの方が劣っていると感じたのは、安全装備。

「えっ!?新型XVに装備されているアイサイト Ver.3(Eye Sight Ver.3)は、
日本で一番性能の高い安全装備じゃないの?」と、思う方もいらっしゃると思います。

実際に私もスバルの”アイサイト Ver.3″が現時点で最も信頼できる
安全装備システムだと思っています。

ただ、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型XVを実際に見て、
ちょっと残念に思ったのは、いくつかの安全装備システムがメーカーオプションの
設定になっていた事。

■C-HR/CHRでメーカーオプション設定となっている安全装備システム

・スバル リヤビークル ディテクション
自車の後方や斜め後方を走行する車両をレーダーで検知し、サイドミラーに
搭載されたインジケーターで接近をお知らせしてくれる機能
・ハイビームアシスト
前方の状況によって、ハイビームとロービームを自動的に切り替えてくれる機能。

これらの2つの安全装備機能は、メーカーオプション設定になっている
“アドバンスド セーフティ パッケージ”を注文すると、装着されます。
ちなみに、”アドバンスド セーフティ パッケージ”のオプション価格は、
5万4000円です。
一方、トヨタのC-HT/CHRに搭載されている安全装備システム”トヨタ セーフティ
センスP”でも、”スバル リヤビークル ディテクション”や”ハイビームアシスト”に
近い機能が用意されています。
しかも、新型XVと異なりC-HR/CHRでは、これらの機能はメーカーオプションの
設定ではなく、標準装備されています。

ちょっとこれは羨ましいですよね。

スバルの新型XVに標準装備されている”アイサイト Ver.3″は素晴らしい
機能と性能を持った安全装備だと思います。ただ、後方からの車両の
接近をお知らせしてくれる”スバル リヤビークル ディテクション”などが
メーカーオプション設定になっているのは、少々残念でした。
今回フルモデルチェンジをして3代目になったスバルの新型XVと、競合車・
ライバル車のトヨタのC-HR/CHRを比較したところ、デザイン性や安全装備で
若干の見劣りをしました。

ただ、新型XVにはC-HR/CHRには無い魅力&メリットも多数用意されています。

それぞれのモデルの良い部分と欠点をしっかりと見比べて、後悔の無い
クルマ選びをしてくださいね。


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