マン・ウント・フンメル・ジャパン株式会社

【簡単DIY】車のエアコンフィルターは自分で交換できる?工藤貴宏のホンダ S660で実際にフィルター交換してみた!花粉対策やニオイ改善におすすめ

プレシャスプラス
クルマのエアコンフィルターを交換したことはありますか?
実は想像しているよりも、エアコンフィルターは走行距離に比例してホコリや虫などの空気中の汚れが多く付着しています。

では、エアコンフィルターはどのくらいの頻度で交換するのが最適なのでしょうか?
車検の時に交換するイメージを持つ方もいれば、そもそも自分で交換することができるのか疑問に思う方もいるでしょう。

今回はフィルターメーカーのマン・ウント・フンメルに、クルマのエアコンフィルター「フレシャスプラス」の性能と効果について取材しました。
また、どのくらい簡単にエアコンフィルターを交換できるのか、工藤貴宏氏の愛車である ホンダ S660で検証してみました。

マン・ウント・フンメルお問い合わせ先:info.jp@mann-hummel.com

(文・工藤貴宏、写真:CarMe編集部)
Chapter
クルマのエアコンフィルター交換の役割、メリットとは?
エアコンフィルターの交換頻度は”1万5000キロ走行”がベスト
高性能エアコンフィルター「フレシャスプラス」
【検証】工藤貴宏の愛車・ホンダ S660のエアコンフィルター交換
フレシャスプラスを装着して走った感想は?

クルマのエアコンフィルター交換の役割、メリットとは?

突然ですが、クルマのエアコンフィルターを交換したことありますか?

もしかすると「そんなの変えたことがない」という人が多いかもしれません。だとしたら、それは実にもったいないこと。
なぜなら、エアコンフィルターを交換せずに使い続けることで車内の快適性が低下しているかもしれないからです。

そして、なかには「そもそもエアコンフィルターって何?」という人もいるかもしれませんね。まずはそこから説明しましょう。
今どきエアコンのないクルマに乗っている人はいないと思いますが、エアコン内の空気の流れの途中にフィルターがあり、そこに空気を通すことでホコリや細かいゴミなどを除去してくれます。

使い続けているとそれらがフィルターを目詰まりさせて、空気の流れを制限。その結果、エアコンの能力が落ちてしまうのです。

家庭用のエアコンでも、フィルターを掃除するとエアコンの効きがよくなったり、能力が高まって結果的に消費電力を減らす(=電気代を安くする)ことができますよね。

クルマのエアコンだって同じこと。フィルターを変えていなかったせいで、せっかくの本来の性能に対してエアコンの能力が落ちているなんてもったいない。

定期的にキレイなフィルターへと交換することで、しっかりメリットがあるのです。

エアコンフィルターの交換頻度は”1万5000キロ走行”がベスト

交換のペースは、1万5000キロ走行もしくは1年がベスト。1万5000キロも走ると、想像以上にフィルターが汚れていたりします。

そしてなかには、汚れたフィルターがエアコンの異臭の原因となっていることも(もちろんそれ以外を理由とする場合もありますが)。とにかく、エアコンフィルターは新しいに越したことはありません。

交換するエアコンフィルターは、もちろん一般的な白いフィルターでもいいでしょう。でも、せっかくならさらに高機能なエアコンフィルターを付けてみませんか。なぜなら、しっかりとメリットがあるのですから。

高性能エアコンフィルター「フレシャスプラス」

たとえばマン・ウント・フンメル社の高性能エアコンフィルター「フレシャスプラス」。

ドイツを本拠とするフィルターメーカーの同社は世界中の自動車メーカーの純正エアコンフィルターを手掛けるほか、幅広い車種に交換用のエアコンフィルターも展開。日本車向けも多く設定されています。

フレシャスプラスは「チリやホコリの除去」の役割に加えて、「気になるニオイや排気ガスを吸着」、「花粉やダニなどのアレルゲンの抑制」と「菌やカビなどの繁殖抑制」、さらには「抗ウイルス機能」と4つの働きがプラスされているのです。
つまりは、車内がより快適な環境になるということ。

花粉症に悩んでいる人や、エアコンのニオイが気になっている人には特におすすめなのです。
高機能の秘密は、フレシャスプラスを一般的なエアコンフィルターと見比べればすぐに気が付くでしょう。

多くの一般的なフィルターが「除じん層」だけの1層構造なのに対し、フレシャスプラスは「活性炭層」と「ポリフェノール層」を加えた3層構造。フィルターの厚みが全然違います。

チリやホコリをキャッチする役割の「除じん層」も、フレシャスプラスではろ過性能(細かいものまでキャッチする性能)が高くて、たとえばPM2.5なら約9割を通しません。

さらに、抗菌処理がなされているから菌やカビの繁殖も抑制。それだけでも多くの一般的なフィルターより高性能です。
加えて一般的なフィルターには備わっていない「活性炭層」には業界最高レベルの高性能活性炭が含まれ、外気とともに吸い込まれる排気ガスのニオイもしっかりキャッチ

そのうえで抗ウイルス機能もある「ポリフェノール層」がスギ花粉やダニなどのアレルゲンを吸着し、抑制します。花粉症の人に強くおすすめしたい理由もそこですね。

つまり、使い古したフィルターから交換することで、エアコンが本来の能力を回復するとともに、車内をニオイや花粉などから解放して快適な環境を作るというわけです。これは使わない手はないですよ。

それらの効果は内気循環時だけでなく、外気導入時にも発揮されます。

【検証】工藤貴宏の愛車・ホンダ S660のエアコンフィルター交換

とはいえ、どんなに性能がよくても、交換が面倒ならヤダなあ……。そう思う気持ちもわかります。

そこで今回は実際に、筆者の愛車であるホンダ「S660」のエアコンフィルターを筆者自身の手で純正品からフレシャスプラスに交換してみました。

まず驚いたのは、しっかりとS660に適合する製品がラインナップにあったこと。なんと、国産車では約525車種に適合するのだそうです。

S660は販売台数でいえばメジャーな車種とは言えませんが、しっかりと対応しているのだからかなり多くの車種に対応できているはずです。
交換作業は

1:グローブボックスを開いてそのリッドを外す
2:グローブボックス内の上部にあるカバーを外す
3:その奥にあるエアコンフィルターのカバーを外す
4:取り付けられていたエアコンフィルターを引き抜き、新しいフィルターを入れる

5:逆の手順で元に戻す

という意外に簡単な手順。
驚いたのは交換作業に工具すら必要ない ※1ことで、今回は初めの作業でしたが10分もかからず、簡単でお手軽でした。
2回目からは3分くらいで交換できそうなほどなので、交換はお店に任せることなくDIYで十分でしょう。

消耗品だけに交換の手順は取扱説明書にわかりやすいイラストを添えて書かれています。それを見ながらやれば、誰だって交換できると感じました。

※1 工具が必要な車種もあります。
ひとつだけ注意するべきは、フィルターの向き。

しっかり効果を発揮させるためにフィルターに空気の流れの向きがあり、矢印も添えて明記されているのでそれだけは間違えないように気を付けましょう。

注意するポイントは、それくらいですね。

フレシャスプラスを装着して走った感想は?

やっぱり気になるのは、そんなフレシャスプラスの効果がしっかり感じられるかどうかですよね。

それに関して言えば、答えは明らかに「イエス」

まず混雑した道路で大型トラックの近くを走っていても、排気ガスのニオイが明らかにしなくなりました。これは凄い。

さらに、東京周辺のドライブ好きにはわかってもらえるであろう、工場地帯で通るたびに工場の独特のニオイがする首都高湾岸線の扇島付近を外気導入で走っても、ニオイが車内に伝わってこなくなったではないですか。これにも驚きました。

車内の環境を整えたい人には、ぜひとも使ってみてほしいですね。
また、いまの時期は花粉もつらいけれど、交換後の車内はその症状が緩和されている気がします(厳密には比較できないのであくまで印象ですが)。

というわけで、エアコンフィルターは定期的に交換の必要があり、せっかくエアコンフィルターを交換するのなら高機能タイプがおすすめ。フレシャスプラスはその最有力候補といっていいでしょう。試す価値は、確実にあります。

マン・ウント・フンメルお問い合わせ先:info.jp@mann-hummel.com

マン・ウント・フンメル・ジャパン株式会社

「MANN-FILTER」はドイツの自動車用フィルターメーカー、マン・ウント・フンメルがアフターマーケット向けに展開しているオリジナルブランドです。
世界の主要な自動車メーカーへのOEM供給で培った豊富な経験と技術が製品に生かされています。
純正品同等品質の幅広いラインアップでアフターパーツ市場の様々なご要望にお応えします。

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