GT-Rの車検代で軽自動車が買える!? GT-Rの車検代が高い理由とは?

日産GT-R

なにかと維持費の高いGT-R。インターネット上でも、80万円超えという高すぎる車検代が話題になりました。どうしてこんなにも高くなってしまうのでしょうか?GT-Rのメンテナンスの詳細を見て行きましょう。

ブレーキパッドは約13万円、ブレーキディスクは38万円!

GT-Rでは、ブレーキ関連の交換費用も一般車に比べかなり割高になっています。ブレーキパッドは13万5,450円、ブレーキディスクは38万8,500円。

サーキットのスポーツ走行時でも、確実な制御力を発揮し、700℃近い高温でも使用することが出来るGT-Rのブレーキは、素材、フローティング構造、冷却性能まで、専用で開発されています。

また、ブレーキパッドとディスクローターは、寿命を延ばす目的で、ディスクローターを大径で薄肉仕様として、ブレーキ時の放熱性を高める構造になっています。

NHPCでのメンテナンスは、原則としてブレーキパッドの交換は4輪セット。前輪ブレーキパッドのみ交換は、サーキット走行歴がなく、前輪ブレーキパッドのみが著しく摩耗している場合に限るそうです。

ディスクローターに関しては、表面に亀裂(4mm以上)がある場合や、表面の反りや荒れ、深さ0.2mm程度のレコード溝などが発生している場合は交換と、厳密に管理されるのですね。

とはいえ、タイヤ交換と同様、GT-Rに精通したショップでのメンテナンスの場合は、予算に応じた選択肢があります。

メーカーが指定するGT-Rのメンテナンスについて

さらに、車検時には、エンジンオイル(15,000kmまたは1年毎、ただし走行中の油温が110-130℃になったときは5,000km、130℃を越えたときはすみやか交換)、トランスミッションオイル(60,000km、ただし走行中の油温が120-140℃になったときは5,000km、140℃を越えたときはデファレンシャルオイルとセットで交換)、デファレンシャルオイル(60,000km、ただし走行中の油温が120-140℃になったときは5,000km、140℃を越えたときはトランスミッションオイルとセットで交換)。

ブレーキフルード(5,000km毎)など油脂類の交換も必要になりますので、それらの交換工賃もプラスされます。

このように現行GT-Rは、性能面だけでなく、維持費についてもクローズアップされがちです。
しかし、それには理由があるのです。

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(以下、GT-R OWNER'S MANUALより抜粋)
●GT-R特別点検及びエンジン、トランスミッション、サスペンション、ブレーキなどの点検、整備には、高性能、高精度を維持するために特別な整備技術と専用の設備機器が必要になります。
特別教育を受けたGT-R認定テクニカルスタッフ(T/S)が常駐し、専用の設備機器を備えたNHPC又はNISSAN GT-R特約サービス工場で実施してください。

●特別点検を除く法定点検、車検整備については、NHPC又はNISSAN GT-R特約サービス工場以外の日産サービス工場でも作業ができますが、オイルやフルードなどの油脂類やブレーキなどの消耗品は、GT-R特別指定部品やGT-R注意事項に記載がある純正部品を必ず使用してください。
また、ブレーキなどの部品の交換は、必ずNHPC又はNISSAN GT-R特約サービス工場で実施してください。各店舗別のサービス作業可能な範囲は、店舗別指定サービス作業一覧で確認してください。

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車検価格がとても高価なGT-R。しかし、このクルマでしか味わえない世界があるのも事実です。クルマ好きなら、一度は所有してみたいものですね。

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