GT-Rは約996万円〜、輸入スポーツカーは1500万超え?!この差はなんなのか?
更新日:2024.09.09
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日本のみならず、世界を代表するスポーツカーである日産のGT-Rはベースグレードが約996万円~購入ができます。1,000万円近い価格からして、高級車と決めつけてしまいがちですが、この性能をこの価格で実現しているのはある意味バーゲンプライスと捉えることもできるのです。他の同等の性能を持つスポーツカーを購入しようと思うと、とてもじゃありませんが、この価格帯で購入することは不可能です。この差は一体どこにあるのでしょうか?
日産 GT-Rは何がすごいの?
GT-Rの車体重量は1,760kgとライバルと比較すると随分と重量級のスポーツカーであることが分かります。一般的なスポーツカーは軽量化こそが車を速く走らせるための常識とされていますが、GT-Rの場合は、いかに効率よくエンジンのパワーを発揮できるかを考え開発されてきました。そのため、速い車ではありますが、同時に重さを感じることがあるのも事実。軽量スポーツカーと乗り比べてもその差は歴然です。
【GT-Rピュアエディションのスペック】
全長:4,710mm
全幅:1,895mm
全高:1,370mm
ホイールベース:2,780mm
最低地上高:110mm
車両重量:1,760kg
排気量:3.8L
最高出力:419kW(570ps)/6,800rpm
最大トルク:637N・m(65.0kgf・m)/3,300-5,800rpm
GT-Rにファンが多い4つの理由
【GT-Rピュアエディションのスペック】
全長:4,710mm
全幅:1,895mm
全高:1,370mm
ホイールベース:2,780mm
最低地上高:110mm
車両重量:1,760kg
排気量:3.8L
最高出力:419kW(570ps)/6,800rpm
最大トルク:637N・m(65.0kgf・m)/3,300-5,800rpm
GT-Rにファンが多い4つの理由
GT-Rよりもスペックが優れた車はいくらでもある
ベースグレードとなるピュアエディションの最高出力は570ps、最大トルクは637N・mとなっています。3.8リッターのV6気筒ツインターボエンジンですが、エンジンスペックだけを見れば上には上がいます。
例えば、フェラーリのF12ベルリネッタは570psをはるかに上回る741ps、コルベットZ06 RSやマクラーレンでも650psを超えており、ポルシェの911ターボモデルでも、580psとGT-Rを上回っています。しかし、これらのモデルが束になってもGT-Rの加速性能には及びません。もちろん、重量でもGT-Rよりも軽量な車体にも関わらずです。
これは、他車種に比べてGT-Rのトラクションコントロールが非常に優秀だからです。つまりGT-Rは重量はありますが、動力性能を最大限に発揮できるように設計されているため、ライバル車を凌ぐ加速性能を持っているのです。
例えば、フェラーリのF12ベルリネッタは570psをはるかに上回る741ps、コルベットZ06 RSやマクラーレンでも650psを超えており、ポルシェの911ターボモデルでも、580psとGT-Rを上回っています。しかし、これらのモデルが束になってもGT-Rの加速性能には及びません。もちろん、重量でもGT-Rよりも軽量な車体にも関わらずです。
これは、他車種に比べてGT-Rのトラクションコントロールが非常に優秀だからです。つまりGT-Rは重量はありますが、動力性能を最大限に発揮できるように設計されているため、ライバル車を凌ぐ加速性能を持っているのです。
なぜ同じような走行性能でも、国産車と輸入車で金額が大きく違うのか
GT-Rと対等な走りをする車はいずれも倍以上する2,000万円以上のモデルがほとんどです。もちろん、車は走行性能だけでなく、内装の質感や素材も重要ですが、GT-Rがスーパーカーの中でも破格の値段だということは紛れもない事実なのです。
なぜ、国産車と輸入車で金額に大きく差が生まれるのでしょうか?それは、もちろんブランディングによる価格の差もあるかと思いますが、何より、GT-Rの場合は、製造工場が専用でないことや、生産ラインを他のモデルと共有していることが挙げられます。内装の質感もやはり2,000万クラスの車と比べると劣るのは、言うまでもありません。
しかし、何もパーツや素材をケチっている訳ではありません。目に見えない部分のコストダウンなどを行っている訳ではないのです。こういった理由もあり、GT-Rは競合車種に比べて圧倒的に買い求めやすい価格を実現しているのです。
なぜ、国産車と輸入車で金額に大きく差が生まれるのでしょうか?それは、もちろんブランディングによる価格の差もあるかと思いますが、何より、GT-Rの場合は、製造工場が専用でないことや、生産ラインを他のモデルと共有していることが挙げられます。内装の質感もやはり2,000万クラスの車と比べると劣るのは、言うまでもありません。
しかし、何もパーツや素材をケチっている訳ではありません。目に見えない部分のコストダウンなどを行っている訳ではないのです。こういった理由もあり、GT-Rは競合車種に比べて圧倒的に買い求めやすい価格を実現しているのです。