価値がある車は、お得なのか?GT-Rのリセールバリューってどのくらい?
更新日:2024.09.09
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日本を代表するスポーツカー日産 GT-R。初代GT-RのハコスカからR35まで、絶対的な速さを継承し続ける国内最高の車として君臨してきました。速さだけでなくマーケットでも時代を超えた価値を生み出し、他の車両とは比較できない価格での売買が成立するなど、独自のマーケットを形成しています。圧倒的な速さを誇る「GT-R」の価値は、いったいどれほどものものなのか、検証してみましょう。
- Chapter
- GT-Rの価値に迫る
- GT-Rの値段は?
- 中古車マーケットはすごい!?
- GT-Rの価値の理由
GT-Rの価値に迫る
日産 GT-Rは、現行モデルのR35以前には、スカイラインの最高グレードとして君臨し、その発端は1969年のPGC10 ハコスカの時代でした。
ポルシェの圧勝を阻止したメイドインジャパンのスポーツカー、スカイラインGT(54B)の後継車種として市場に投入されたスカイラインGT-R。直列6気筒エンジン「S20」を搭載した第1世代皮切りに、第2世代の「RB26DETT」を搭載したR32〜R34まで、その価値は圧倒的な速さにありました。
レースシーンでの勝利に裏打ちされたその速さは、GT-Rの称号を絶対的なものへと押し上げ、単に車としての価値を持つだけでなく、唯一無二のブランドとして国内マーケットで絶対的な地位を築き上げたのでした。
ポルシェの圧勝を阻止したメイドインジャパンのスポーツカー、スカイラインGT(54B)の後継車種として市場に投入されたスカイラインGT-R。直列6気筒エンジン「S20」を搭載した第1世代皮切りに、第2世代の「RB26DETT」を搭載したR32〜R34まで、その価値は圧倒的な速さにありました。
レースシーンでの勝利に裏打ちされたその速さは、GT-Rの称号を絶対的なものへと押し上げ、単に車としての価値を持つだけでなく、唯一無二のブランドとして国内マーケットで絶対的な地位を築き上げたのでした。
GT-Rの値段は?
現行R35は2007年末にデビュー。当時はベースグレードで777万円でした。
その後マイナーチェンジを繰り返し、エンジンがパワーアップするとともに、価格も1,023万円まで上昇!なかには、NISMO仕様のように1,800万円以上するスペシャルモデルも用意されています。
777万円でR35を手にできた方は、ラッキーだったかもしれませんね。
その後マイナーチェンジを繰り返し、エンジンがパワーアップするとともに、価格も1,023万円まで上昇!なかには、NISMO仕様のように1,800万円以上するスペシャルモデルも用意されています。
777万円でR35を手にできた方は、ラッキーだったかもしれませんね。
中古車マーケットはすごい!?
新車は無理だけど中古なら…とお考えの方のためにR35の中古車価格を考察してみましょう。
2007~2008年の初期ロットの中古市場価格は、ほぼ500万円オーバーで高値安定傾向です。当時の新車価格から計算すると約10年が経過した2017年現在においても新車比70%前後の価格で取引されています。
法人で自動車を購入した場合、6年を経過すると価値はゼロ扱いになることを考えると驚異的な価格です。
また、現在ではコレクターズアイテムとなっている第2世代の最終モデルR34では、中古車価格が500万円前後と、ほぼ新車と変わりありません。すでに、投機や財テク目的で購入するケースもあるようです。
2007~2008年の初期ロットの中古市場価格は、ほぼ500万円オーバーで高値安定傾向です。当時の新車価格から計算すると約10年が経過した2017年現在においても新車比70%前後の価格で取引されています。
法人で自動車を購入した場合、6年を経過すると価値はゼロ扱いになることを考えると驚異的な価格です。
また、現在ではコレクターズアイテムとなっている第2世代の最終モデルR34では、中古車価格が500万円前後と、ほぼ新車と変わりありません。すでに、投機や財テク目的で購入するケースもあるようです。
GT-Rの価値の理由
若い頃にハコスカに乗りたかったけど乗れなかった、憧れだったGT-Rに乗ってみたい、というさまざまな期待を胸にしたオーナーたちに、R35をはじめとした歴代GT-Rは大事に扱われて来ました。
長いGT-Rの歴史が築き上げたブランドと、オーナーたちの車への愛情が、現在のGT-Rの価値を形成してきたのでしょう。
フェラーリのような工芸品でなく、日本製の乗用車として磨き抜かれた「GT-R」という価値は、簡単に手にすることができるものではありません。
しかしそれを手にできた幸運なオーナーは、所有している時間はもちろん、その手を離れるときにも、高い売却価格で資産を残してくれるというGT-Rの価値を、身をもって知ることとなるでしょうね。
長いGT-Rの歴史が築き上げたブランドと、オーナーたちの車への愛情が、現在のGT-Rの価値を形成してきたのでしょう。
フェラーリのような工芸品でなく、日本製の乗用車として磨き抜かれた「GT-R」という価値は、簡単に手にすることができるものではありません。
しかしそれを手にできた幸運なオーナーは、所有している時間はもちろん、その手を離れるときにも、高い売却価格で資産を残してくれるというGT-Rの価値を、身をもって知ることとなるでしょうね。