車検に通るタイヤとホイールの必須条件
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
車検では、整備不良のところはないか、また安全運転を妨げるようなものはないかなどを厳しくチェックされます。特にタイヤを純正品以外のお気に入りに付け替えているときなどは、タイヤやホイールに注意が必要です。今回はタイヤとホイールが車検に合格するための必須条件を解説します。
文・PBKK
文・PBKK
タイヤ外径が大きすぎたり小さすぎるのはNG
タイヤの大きさは、車の走行性能に大きな影響を及ぼします。例えばタイヤ外径が大きいと速度が出やすくなり、タイヤ外径が小さいと速度が下がって、スピードメーターと誤差が生じます。
安全運転を確保するため、車検ではスピードメーター検査があります。スピードメーターが40km/hのとき、実速度が下記の値におさまっていないと、車検に通らなくなってしまいます。
・製造が2007年1月1日以降の車
→実速度が30.9km/h〜42.55km/h
・製造が2006年12月31日以前の車
→実速度が30.9km/h〜44.4km/h
スピードメーターとの誤差を減らすため、タイヤを交換する際は交換後のタイヤの外径と純正品のタイヤの外径を合わせるようにしましょう。
安全運転を確保するため、車検ではスピードメーター検査があります。スピードメーターが40km/hのとき、実速度が下記の値におさまっていないと、車検に通らなくなってしまいます。
・製造が2007年1月1日以降の車
→実速度が30.9km/h〜42.55km/h
・製造が2006年12月31日以前の車
→実速度が30.9km/h〜44.4km/h
スピードメーターとの誤差を減らすため、タイヤを交換する際は交換後のタイヤの外径と純正品のタイヤの外径を合わせるようにしましょう。
タイヤがフェンダーからはみ出していたり干渉するとNG
タイヤが大きくフェンダーからはみ出していると、他の車とすれ違ったときに事故が起きたりと危険を招く恐れがあります。
ホイールの中心からフェンダー方向に、延長すると地面に対して垂直になるような直線を引き、そこからフロント側へ30度、リア側へ50度内のホイール部分がフェンダーからはみ出していると車検に通らなくなります。
また、ハンドル操作時、タイヤがフェンダーと干渉する状態ではバーストなどを引き起こす危険もあり、NGとなります。
ホイールの中心からフェンダー方向に、延長すると地面に対して垂直になるような直線を引き、そこからフロント側へ30度、リア側へ50度内のホイール部分がフェンダーからはみ出していると車検に通らなくなります。
また、ハンドル操作時、タイヤがフェンダーと干渉する状態ではバーストなどを引き起こす危険もあり、NGとなります。
ホイールにJWLマークが入っていないとNG
日本には、「JWL」というアルミホイールの強度規格があります。輸入品にはJWLがついていないものもありますが、JWLに合格していないホイールの装着は禁止されています。ホイール交換時にはJWLがついているかもよく確認しましょう。
タイヤの最大負荷能力(ロードインデックス)にも要注意
タイヤは、車体の重さを支える部品としても重要です。そしてタイヤには、一本当たりどのくらいの負荷に耐えられるかを数値で表した「ロードインデックス」というものがあります。
タイヤ交換時は、車体に書いてあるロードインデックスと、タイヤのサイドウォールに書いているロードインデックスを比べましょう。
タイヤ交換時は、車体に書いてあるロードインデックスと、タイヤのサイドウォールに書いているロードインデックスを比べましょう。
適切なカスタムで安全で快適なドライブを
タイヤやホイールを好きなモデルに変更するのは違法ではありませんが、車検に通らなくては意味がありません。この記事を参考に、適切なカスタムを行いましょう。