シャコタン、鬼キャン、マフラー改造…要注意!それ"違法改造”かも!?
更新日:2024.09.09
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毎年6月1日から6月30日の一か月間、国土交通省によって行われている「不正改造防止月間」。
安全面や環境面の保全、また公害の防止などの目的から行われるこの運動は、違反が発見されれば6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。とは言っても、いったいどんな車が不正改造に当たるのでしょうか?
知らなかったではすまされない、違法な改造をまとめました!
安全面や環境面の保全、また公害の防止などの目的から行われるこの運動は、違反が発見されれば6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。とは言っても、いったいどんな車が不正改造に当たるのでしょうか?
知らなかったではすまされない、違法な改造をまとめました!
違法改造①タイヤ・ホイールのはみ出し
タイヤを外側に出し、フェンダーの面と揃える「ツライチ」はカッコいいですが、やりすぎはNG!タイヤ及びホイールが車体よりもはみ出していると不正改造に当たります。
もちろん、写真のような鬼キャンはもっての外です!他の車や歩行者と接触する危険性があります。
もちろん、写真のような鬼キャンはもっての外です!他の車や歩行者と接触する危険性があります。
違法改造②リアウィングが基準外
次の不正改造は、基準外のリアウィングの取り付け。
リアウィングを装着すると、見た目だけでなくエアロパーツとしての役割も担い、スポーツカーにはぴったりの改造です。しかし、「横方向に翼形状を有していない」「鋭い突起がない」などの基準を外れたものは不正改造として取り締まられます。
リアウィングを装着すると、見た目だけでなくエアロパーツとしての役割も担い、スポーツカーにはぴったりの改造です。しかし、「横方向に翼形状を有していない」「鋭い突起がない」などの基準を外れたものは不正改造として取り締まられます。
違法改造③フォグランプのルール違反
視界の悪い雨天時や降雪時に便利なフォグランプは細かくルールが定められています。
接地位置は地上から250mmから800mm以内、色は白またはうす黄色、一度に点灯できる数は3つまでです。フォグランプの明度は非常に高く、設置の仕方や色によっては対向車や歩行者に影響が出てしまいます。
接地位置は地上から250mmから800mm以内、色は白またはうす黄色、一度に点灯できる数は3つまでです。フォグランプの明度は非常に高く、設置の仕方や色によっては対向車や歩行者に影響が出てしまいます。
違法改造④マフラーの改造
マフラーの改造も要注意!保安基準に適合している製品かどうかを確認したうえで購入することが重要です。
マフラーの切断や取り外しは騒音を引き起こし、大気汚染の原因になります。
たまに異様にうるさい車がいますが、確かに周囲に迷惑をかけていますよね。
マフラーの切断や取り外しは騒音を引き起こし、大気汚染の原因になります。
たまに異様にうるさい車がいますが、確かに周囲に迷惑をかけていますよね。
違法改造⑤最低地上高が9cm以下
最低地上高を下げる、いわゆるシャコタン。車の重心が下がることで印象が引き締まりカッコよく見えますが、これもやりすぎはNG。
保安基準によると、普通車両では空車の状態で最低地上高が9cm以下となっている場合は不正改造に当たります。車高の下げすぎは道路との接触や走行の安定性にも影響が出るので非常に危険です!
保安基準によると、普通車両では空車の状態で最低地上高が9cm以下となっている場合は不正改造に当たります。車高の下げすぎは道路との接触や走行の安定性にも影響が出るので非常に危険です!
違法改造⑥運転席・助手席・フロントガラスに着色フィルムを張る
意外と見落としがちなのがこちら。
外から車内が見えないようになる上紫外線をカットするものもある着色フィルムは、後部座席に貼られているのはよく見ますが、前部に貼る際には注意が必要です。保安基準で許されているのは「可視光線透過率が70%未満」のもののみ。これ以上光を遮るものだと、夜間に外が見えにくくなってしまうので危険です。
また、透明のフィルムでももともと車のウィンドウ事態に色がついているものに貼ると、70%の基準を超えてしまう場合があります。この他にもランプの色を変更したり不正軽油燃料を使用することなどが不正改造に当たります。
この運動自体を知らなかったという方もいるかもしれませんが、これを機にご自身の愛車をチェックしてみてはいかがでしょうか。
外から車内が見えないようになる上紫外線をカットするものもある着色フィルムは、後部座席に貼られているのはよく見ますが、前部に貼る際には注意が必要です。保安基準で許されているのは「可視光線透過率が70%未満」のもののみ。これ以上光を遮るものだと、夜間に外が見えにくくなってしまうので危険です。
また、透明のフィルムでももともと車のウィンドウ事態に色がついているものに貼ると、70%の基準を超えてしまう場合があります。この他にもランプの色を変更したり不正軽油燃料を使用することなどが不正改造に当たります。
この運動自体を知らなかったという方もいるかもしれませんが、これを機にご自身の愛車をチェックしてみてはいかがでしょうか。