シャコタンはクルマ好きにモテても女性にはモテない!? その理由とは…?

今も昔もクルマのカスタマイズの定番の一つが足回りのチューニング。かつて多くみられた所謂”シャコタン”は、今でもクルマのカスタム文化の一部として生き残っています。さて、現代に於いて女性受けはいかがなものなのでしょうか…。

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「ローダウン」と「シャコタン」は別の文化!?
デメリットの方が多い「シャコタン」
果たしてシャコタンは女性ウケするのか?
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「ローダウン」と「シャコタン」は別の文化!?

平成7年に行われた規制緩和により、自動車のボディサイズが車検証の数値に対して「高さ±4センチ、幅±2センチ、長さ±3センチ」までであれば、届け出が不必要となり、日本でも合法的に足回りのカスタマイズが楽しめるようになりました。

実際、アフターマーケットパーツでも「車高調」は様々なクルマに対応したモデルが販売されています。品質も非常に上質な乗り味のものが増えており、ノーマルより少し低め、固めのセッティングにすることでロールを抑え、むしろ乗り味、居住性が良くなったと体感するものも出ています。

しかしこうしたカスタムの「ローダウン」と、いわゆる「シャコタン」はカスタム文化として少々違うといえます。

ドレスアップに加えて乗り味の変化を楽しむのが本来のローダウンの意義。しかしシャコタンは「とにかく低くする」というのがその志向。走行性能は二の次、とにかく車高を下げ「やんちゃなアピアランス」にすることが重視されています。よく言えば「ドレスアップ」に主眼を置いたカスタマイズといえるでしょう。

もちろん、クルマの楽しみ方は人それぞれであり、低い車高を楽しむ、というのも否定はできません。他方で、前述のように「違法改造」に該当する蓋然性が高い事も指摘しておきます。しかしそれでもこうした「シャコタン」カスタムを愛する人々も存在しております。仲間たちの間でそのドレスアップ具合を見せ合う、といった楽しみ方はクルマ好き共通のものがあるでしょう。

デメリットの方が多い「シャコタン」

しかし極端に車高を下げるシャコタンは、デメリットが非常に大きく、乗り心地•居住性といったものが大きく犠牲になります。

キャンバー角も大きくなればタイヤの方減りで寿命も短くなりますし、段差を乗り越える際に車体の底を擦る、何てこともザラ。また踏切を超えるのは憂鬱な行為でしょう。よく立ち寄るコンビニのコンクリのクルマ止めにエアロパーツや車体が「ガリガリ...」なんて事も油断すれば起きてしまいます。

それでもこうしたカスタムを愛する人にとっては、さほど苦ではないのかもしれませんね。

果たしてシャコタンは女性ウケするのか?

これは現在の一般論で言えば、ウケることはないでしょう。しかし、現在は音楽でもファッションでもジャンルの「細分化•多様化」が進んでいます。またSNS等により独特の文化、集団...クラスタというべきでしょうか、そうしたものを構築する時代になってきています。

一般的な女性であれば、シャコタンより普通のSUVモデルの方が、お付き合いする男性に乗っていて欲しいでしょう。これは論に値しません。しかし、「シャコタンクラスタ」というものも存在し、その文化を愛する女性も確実に存在するのは事実。ですので、シャコタンだから女性にウケないとするのは早計であると考えます。これも多様性がもたらされている現代的な価値観であるといえます。

ただ繰り返しになりますが、一般の女性はふつうの車高のクルマを選ぶ人の方が多いでしょう。とにもかくにも、違法改造になるようなカスタムはせず、楽しく安全のカーライフを!

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