我慢できない…！渋滞中にトイレに行きたくなった！対策方法はある？

週末や連休には、高速道路を利用して長時間のドライブに出かける人も多いかもしれません。その一方で、週末や連休時の高速道路は渋滞が起きやすいことも予想されます。


では、渋滞中に万が一トイレに行きたくなってしまった場合、どのような対策があるのでしょうか。


渋滞中、トイレに行きたくなった場合の対策として想定されるのは、携帯用のトイレを使うことでしょう。


量販店や通販等で一つ数百円から購入することができ、持ち運びににも適したサイズであるため、渋滞が予想される路線を利用する場合、前もってクルマに積んでおくと渋滞にも対応できるでしょう。


ただし、製品によって性能に差があるため、「携帯用のトイレであればどれでもいい」という訳ではありません。


一般的な携帯用トイレには、水分を固める凝固剤が含まれています。


これは、排出物のにおいを抑えるとともに、尿などを固めてくれる薬品です。尿が固まる速度が早いほど匂い漏れを防ぐことができるため、できる限り早く固めてくれる携帯トイレを選ぶのがベターです。同時に、排せつ物がしっかり固まるかどうかも選ぶ基準となります。


さらに、渋滞によって車内に長時間保管しておかなければならない状態を考えると、消臭・抗菌効果に優れたものを選ぶことで、車内を衛生的に保つことができるでしょう。

そもそも、渋滞に巻き込まれてトイレを我慢するような状態にならないことも対策のひとつです。


まずは、カフェインが含まれている飲み物を控えることです。カフェインには利尿作用があるため、コーヒーや紅茶・緑茶、エナジードリンクなどを飲むと、トイレに行きたくなる可能性が高くなります。


基本的に、渋滞中にトイレに行きたくなってしまうと、我慢するもしくは携帯用トイレといった対策グッズを使うしかありません。


高速道路に入る前にトイレに行くなどをすることで、そもそもトイレに行きたくならないようにしておくのが良さそうです。

ちなみに、渋滞中にどうしてもトイレに行きたくなったからといって、渋滞列の手前で降車し、サービスエリアやパーキングエリアまで進入路を歩いて向かう行為は、高速自動車国道法第17条に違反します。



高速自動車国道法第17条


「何人もみだりに高速自動車国道に立ち入り、または高速自動車国道を自動車による以外の方法により通行してはならない」



高速道路で歩く行為は非常に危険なため、事前に渋滞情報を収集したり、どこのサービスエリアやパーキングエリアに寄っていくかを計画しておくのがベストといえそうです。