あなたの愛車をオープンカー仕様にすることはできる?車検の問題は?

マツダ ロードスター

車好きなら一度は憧れるオープンカー。S660やコペン、ロードスターを購入するのもいいですが、どうせなら西部警察の日産 ガゼールのように、ワンオフのオープンカーを手にしたくありませんか?結論から言えば、できます。ただし、公道を運転できるかどうかは別としてですが…。

モノコックボディでは、相当に困難

近年の車のボディは、ほとんどがモノコック構造です。

モノコックというのは、ボディ全体で強度や剛性を形成している構造ですから、どこか1箇所でもパーツが無くなれば全体のバランスは崩れます。ましてや、おおきなルーフやそれを支えるB、Cピラーを無くすとなれば、強度を確保することは困難です。

つまりモノコック構造の場合、オープンボディにして必要な強度を確保するためには、見えない箇所に相当な補強を加えなければならず、車重の大幅な増加を招きます。

かつての日産 フィガロや、現在のフィアット500Cなどが、キャンバストップ的なオープンとしているのは、そういった大人の事情がありそうです。

もしも、好きな車でオープン化を考えるなら、モノコックよりもフレームのあるボディを選んだほうが、費用も労力も少なくて済むでしょう。

改造オープンカーのデメリット

数々の難所をクリアーし、公認改造オープンカーとなった愛車には、途方もないデメリットが待っています。

まずは任意保険です。正式に公認改造車となり、車検証にもその旨が記載されたとしても、多くの任意保険会社は、加入を断ります。また加入できたとしても、相場よりは高めです。

クローズドボディをオープンボディに改造する製作方法は、80年代にシティ、セリカ、シルビア、ファミリアなどで採用されましたが、これらの車種のハンドリングや乗り心地は、あまり褒められたものではありませんでした。

ウェブのレビューでは、走行中あちらこちらから軋み音が出る、ボディに変な振動が走る、フロントガラスが細かく振動するなど、快適なクルージングとはいかない様子です。

屋根があることを前提に設計されたボディをオープン化するには、相当な困難がともないそうです。