補助金で200万円以下!広瀬アリスも驚いた BYD軽BEV『ラッコ(racco)』の心地よさと使い勝手とは
更新日:2026.08.13
EV市場で存在感を高める中国の自動車メーカーBYDが、ついに日本の軽自動車市場へ本格参入しました。今回発表された軽BEV「ラッコ(RACCO)」は、日本の軽自動車規格に合わせて専用開発されたモデルです。
日本で高い人気を誇る「軽スーパーハイトワゴン」の使い勝手に、EVならではの静かで滑らかな走りを組み合わせたラッコ。BYDは日本の軽自動車市場に、どのような一台を送り込んできたのでしょうか。
価格や航続距離はもちろん、日常での使いやすさにも注目しながら、その特徴を紹介します。
日本で高い人気を誇る「軽スーパーハイトワゴン」の使い勝手に、EVならではの静かで滑らかな走りを組み合わせたラッコ。BYDは日本の軽自動車市場に、どのような一台を送り込んできたのでしょうか。
価格や航続距離はもちろん、日常での使いやすさにも注目しながら、その特徴を紹介します。
BYDが日本の「軽スーパーハイトワゴン」市場に参入
海外自動車メーカーによる日本専用設計の軽自動車として誕生したBYDラッコ。BYDは約2年半をかけ、日本の道路環境やユーザーの使い方を研究しながら開発を進めてきました。
日本の新車乗用車市場で大きな割合を占める軽自動車。そのなかでもラッコが選んだのは、日常での使い勝手に優れる「軽スーパーハイトワゴン」です。BYDはラッコの年間販売目標を1万台に設定。全国77拠点を超える販売ネットワークをさらに拡大し、中規模都市への出店も進めることで、日本市場での販売を強化していく方針です。
日本の新車乗用車市場で大きな割合を占める軽自動車。そのなかでもラッコが選んだのは、日常での使い勝手に優れる「軽スーパーハイトワゴン」です。BYDはラッコの年間販売目標を1万台に設定。全国77拠点を超える販売ネットワークをさらに拡大し、中規模都市への出店も進めることで、日本市場での販売を強化していく方針です。
エントリーモデルは補助金適用で実質200万円以下
ラッコには、「200」「300プラス」「300プレミアム」の3グレードが用意されています。
エントリーモデルの「200」は2,145,000円。国のCEV補助金を適用した場合、実質200万円を下回る価格となります。最上級の「300プレミアム」も2,497,000円と、250万円を切る価格設定です。
エントリーモデルの「200」は2,145,000円。国のCEV補助金を適用した場合、実質200万円を下回る価格となります。最上級の「300プレミアム」も2,497,000円と、250万円を切る価格設定です。
- 200:2,145,000円
- 300プラス:2,398,000円
- 300プレミアム:2,497,000円
バッテリーには長期保証も用意
EVを購入するうえで気になるのが、駆動用バッテリーの劣化です。ラッコには、LFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーを採用しています。
車両には6年または15万kmの新車保証が設定されるほか、EV高電圧・駆動部品には8年または16万km、駆動用バッテリーには8年または16万km・初期容量の70%以上を保証する容量保証が用意されています。
さらに、有料の延長保証を利用すれば、バッテリーの容量保証を10年・20万kmまで延長することも可能です。長期間乗ることを考えているユーザーにとって、こうした保証制度が用意されていることは安心材料のひとつになりそうです。
車両には6年または15万kmの新車保証が設定されるほか、EV高電圧・駆動部品には8年または16万km、駆動用バッテリーには8年または16万km・初期容量の70%以上を保証する容量保証が用意されています。
さらに、有料の延長保証を利用すれば、バッテリーの容量保証を10年・20万kmまで延長することも可能です。長期間乗ることを考えているユーザーにとって、こうした保証制度が用意されていることは安心材料のひとつになりそうです。
月々19,300円から乗れる「RACCO 楽っとプラン」
購入時の負担を抑える据置型ローン「RACCO 楽っとプラン」も用意されています。
「RACCO 200」の場合、頭金・ボーナス払いなし、5年後の据置率を50%に設定。さらにCEV補助金15万円を60回に分けて月々の支払額から差し引いた場合、実質月額1万9,300円からラッコに乗ることができます。
車両価格だけでなく、月々の支払額を抑える購入方法を用意することで、これまでEVを選択肢に入れていなかったユーザーにもアプローチしていきます。
「RACCO 200」の場合、頭金・ボーナス払いなし、5年後の据置率を50%に設定。さらにCEV補助金15万円を60回に分けて月々の支払額から差し引いた場合、実質月額1万9,300円からラッコに乗ることができます。
車両価格だけでなく、月々の支払額を抑える購入方法を用意することで、これまでEVを選択肢に入れていなかったユーザーにもアプローチしていきます。
足をかざすだけで開くスライドドア。「ラッコ楽」を追求した使い勝手
ラッコが力を入れたポイントのひとつが、日本の軽自動車ユーザーが重視する日常での使いやすさです。
1. 両側電動スライドドア&「足で開く」キックセンサー
両側電動スライドドアを採用し、「300プレミアム」には足元のセンサーを使ってスライドドアを開閉できるハンズフリー機能も装備されています。買い物袋で両手がふさがっているときや、子どもを抱えているときなど、手を使わずにドアを開けられるのは便利な機能です。
発表会では広瀬アリスさんも実際にこの機能を体験。買い物で両手がふさがっているときや、愛犬を抱えているときなど、日常生活で便利に使えそうだと、その使い勝手に驚いた様子でした。
発表会では広瀬アリスさんも実際にこの機能を体験。買い物で両手がふさがっているときや、愛犬を抱えているときなど、日常生活で便利に使えそうだと、その使い勝手に驚いた様子でした。
2. 大人4人がゆったり過ごせる室内空間
限られた軽自動車規格のなかで、室内空間もしっかり確保されています。室内高は1,404mm、室内長は2,193mm。大人4人が乗車してもゆったり過ごせる空間を目指しました。
単純な室内寸法の大きさを競うのではなく、乗り降りのしやすさや荷物の積みやすさなど、日常での使いやすさを重視しているのがラッコの特徴です。
単純な室内寸法の大きさを競うのではなく、乗り降りのしやすさや荷物の積みやすさなど、日常での使いやすさを重視しているのがラッコの特徴です。
最長320kmを走行。用途に合わせて選べる2種類のバッテリー
ラッコには、用途に合わせて2種類のバッテリー仕様が用意されています。
エントリーモデルの「200」は、一充電走行距離210kmを確保し、買い物や送迎、近距離の通勤といった日常利用を想定。一方、「300プラス」と「300プレミアム」は一充電走行距離320kmを実現し、日常使いだけでなく週末のドライブなどにも対応します。
搭載するのは、BYDが得意とするLFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーです。航続距離だけを追い求めるのではなく、ユーザーの使い方に合わせてバッテリー容量を選択できるようにしたことも、ラッコの考え方を表している部分といえるでしょう。
エントリーモデルの「200」は、一充電走行距離210kmを確保し、買い物や送迎、近距離の通勤といった日常利用を想定。一方、「300プラス」と「300プレミアム」は一充電走行距離320kmを実現し、日常使いだけでなく週末のドライブなどにも対応します。
搭載するのは、BYDが得意とするLFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーです。航続距離だけを追い求めるのではなく、ユーザーの使い方に合わせてバッテリー容量を選択できるようにしたことも、ラッコの考え方を表している部分といえるでしょう。
EVらしい静かで滑らかな走りを目指した
走りについても、単純な加速性能だけを追求したわけではありません。EVならではのレスポンスの良さを活かしながら、唐突な加減速を抑え、日常で扱いやすい自然で滑らかな乗り味を目指しています。
また、エンジンを搭載しないBEVならではの静粛性も特徴のひとつ。ドライバーだけでなく、同乗する家族なども快適に過ごせるクルマを目指して開発されています。
また、エンジンを搭載しないBEVならではの静粛性も特徴のひとつ。ドライバーだけでなく、同乗する家族なども快適に過ごせるクルマを目指して開発されています。
ソフトウェアアップデートで購入後も機能を進化
ラッコは、BYDが「世界初」とするSDV(Software Defined Vehicle)ベースの軽EVとして開発されています。SDVとは、ソフトウェアによって車両の機能やサービスを進化させていく考え方です。OTA(無線通信)によるソフトウェアアップデートに対応することで、購入後も車両の機能や使い勝手をアップデートできるのが特徴です。
スマートフォンがソフトウェアの更新によって機能を追加・改善していくように、クルマも購入した時点で完成ではなく、その後もソフトウェアによって進化していく。ラッコは、そんな新しいクルマとの付き合い方を軽自動車にも持ち込んでいます。
スマートフォンがソフトウェアの更新によって機能を追加・改善していくように、クルマも購入した時点で完成ではなく、その後もソフトウェアによって進化していく。ラッコは、そんな新しいクルマとの付き合い方を軽自動車にも持ち込んでいます。
BYDが日本市場に送り込む「軽BEV」という新たな選択肢
ラッコは、日本の軽自動車ユーザーが重視する使い勝手を研究しながら、BEVならではの静粛性や滑らかな走り、ソフトウェアによる機能の進化などを組み合わせた一台です。
補助金を利用すれば実質200万円を切る価格設定に加え、両側電動スライドドア、最長320kmの航続距離、長期のバッテリー保証など、軽自動車として選ぶうえで気になるポイントもしっかり押さえられています。
日本専用モデルを約2年半かけて開発し、年間1万台という販売目標を掲げて軽自動車市場へ乗り込むBYD。
日本メーカーの軽スーパーハイトワゴンが強い支持を集めるなか、ラッコがどこまでユーザーに受け入れられるのか。BYDの日本市場における今後を占ううえでも、注目したい一台です。
補助金を利用すれば実質200万円を切る価格設定に加え、両側電動スライドドア、最長320kmの航続距離、長期のバッテリー保証など、軽自動車として選ぶうえで気になるポイントもしっかり押さえられています。
日本専用モデルを約2年半かけて開発し、年間1万台という販売目標を掲げて軽自動車市場へ乗り込むBYD。
日本メーカーの軽スーパーハイトワゴンが強い支持を集めるなか、ラッコがどこまでユーザーに受け入れられるのか。BYDの日本市場における今後を占ううえでも、注目したい一台です。