30年前の少年達へ…。懐かしのどっかんターボなクルマ5選

最近では、あまり耳にする機会がない「どっかんターボ」。ベテランのクルマ好きなら、歴代の愛車の中にどっかんターボだったモデルがあるかもしれません。どっかんターボとは、ターボを備えたクルマが、ある一定の回転域に達すると、急激に過給が掛かる特性を持つエンジンおよびクルマを指します。どっかんターボ特有の性質から、そのクルマにあった運転が求められていた時代がありました。では、どっかんターボと呼ばれたモデルたちをピックアップしてご紹介しましょう。

改造することで、あえて強烈などっかんターボに

容量の大きいターボに交換するなどの改造を施すことで、意図的に「どっかんターボ」の特性を手に入れたクルマも存在しました。

一例として、R32型GT-Rなどに大型のタービンを組み込み、ノーマル状態ではツインターボだったものをシングルターボ化。ノーマルのカタログ数値である280馬力の倍近い、500馬力をたたき出すマシンが現れたかと思えば、800馬力を標榜する個体が登場するなど、最高出力が急激に高まっていきました。

このように、かつてターボが搭載されたモデルは「速さやパワーの象徴」として位置付けられていたように思われます。

しかし、最近のターボは、これまで大排気量だったエンジンをダウンサイジングする際に用いられる「効率や環境への配慮の一環」としての側面も持ちはじめています。その波は、ポルシェやフェラーリなど、本来NAエンジンだったモデルにまでおよんでいます。

技術の進歩により、どっかんターボは過去のものとなりました。と同時に、高回転型のNAエンジンも絶滅危惧種となる時代が訪れるのでしょうか?