日産 新型ノートとトヨタ 新型アクアを比較!スペック・燃費・サイズの違いを解説
更新日:2024.09.09
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コンパクトのハイブリッドカーとして今注目の2台、日産3代目ノートとトヨタ2代目アクア。この2台を選ぶとしたらどちらがよいのでしょう。
エンジンスペック、ハイブリッド性能、室内サイズ、車両価格などの点から、2台の差を比較していきます。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
エンジンスペック、ハイブリッド性能、室内サイズ、車両価格などの点から、2台の差を比較していきます。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
日産 ノート&トヨタ アクアの紹介
新型3代目ノートでは、全グレードで「e-POWER」が搭載され、ハイブリッドモデルのみのラインアップとなりました。そして今回比較するのは、同じハイブリッドモデルのみのコンパクトカー2代目トヨタ「アクア」です。
アクアは、2011年にトヨタ「プリウス」のコンパクト版といった位置付けで登場したハイブリッドカーです。コンパクトでありながらハイブリッドシステムを全グレードで搭載し、燃費の良さと価格の安さが注目されヒットモデルとなりました。
2021年には初のフルモデルチェンジを実施し2代目に移行。2代目アクアは、兄弟モデルとなるトヨタ「ヤリス」と同じGA-Bプラットフォームを採用し、ヤリス側もハイブリッドグレードを用意したため、乗り心地重視で高質感なアクア、スポーティなヤリスという方向性でキャラクターに差を出すようになりました。
アクアは、2011年にトヨタ「プリウス」のコンパクト版といった位置付けで登場したハイブリッドカーです。コンパクトでありながらハイブリッドシステムを全グレードで搭載し、燃費の良さと価格の安さが注目されヒットモデルとなりました。
2021年には初のフルモデルチェンジを実施し2代目に移行。2代目アクアは、兄弟モデルとなるトヨタ「ヤリス」と同じGA-Bプラットフォームを採用し、ヤリス側もハイブリッドグレードを用意したため、乗り心地重視で高質感なアクア、スポーティなヤリスという方向性でキャラクターに差を出すようになりました。
【ノート vs アクア】エンジン・パワートレイン
新型ノートでは、全グレード共通で1.2リッターDOHC水冷直列3気筒のHR12DE型エンジン(最高出力82PS、最大トルク103N・m)を搭載しています。
これにEM47型フロントモーター(最高出力116PS、最大トルク280N・m)が1基搭載されます。さらに4WDグレードでは、MM48型モーター(最高出力68PS、最大トルク100N・m)がリアに1基搭載されます。
新型アクアでは、全グレード共通で1.5リッターDOHC直列3気筒のM15A-FXE型ダイナミックフォースエンジン(最高出力は91PS、最大トルク120N・m)を搭載しています。
これに1NM型フロントモーター(最高出力80PS、最大トルク140N・m)が1基搭載されます。さらに4WDグレードでは、1MM型モーター(最高出力5.3PS+6.4PS、最大トルク52N・m)がリアに1基搭載されます。
ガソリンエンジンのスペックはアクアの方がサイズも馬力も上ですが、モーターユニットのパワーはノートの方が高く、とくにノートの4WDグレードに積まれるリアモーターはパワフルであるため、加速も快適です。
これにEM47型フロントモーター(最高出力116PS、最大トルク280N・m)が1基搭載されます。さらに4WDグレードでは、MM48型モーター(最高出力68PS、最大トルク100N・m)がリアに1基搭載されます。
新型アクアでは、全グレード共通で1.5リッターDOHC直列3気筒のM15A-FXE型ダイナミックフォースエンジン(最高出力は91PS、最大トルク120N・m)を搭載しています。
これに1NM型フロントモーター(最高出力80PS、最大トルク140N・m)が1基搭載されます。さらに4WDグレードでは、1MM型モーター(最高出力5.3PS+6.4PS、最大トルク52N・m)がリアに1基搭載されます。
ガソリンエンジンのスペックはアクアの方がサイズも馬力も上ですが、モーターユニットのパワーはノートの方が高く、とくにノートの4WDグレードに積まれるリアモーターはパワフルであるため、加速も快適です。
【ノート vs アクア】ハイブリッドシステム&燃費
新型ノートには、さまざまな面で進化した「第2世代e-POWER」のハイブリッドシステムが搭載されます。ガソリンエンジンの動力は発電のみに使い、100%モーターの力でのみ走行するシリーズ方式ハイブリッドシステムを採用しているのが特徴的であり、ハイブリッドカーでありながら電気自動車のようなフィーリングを味わえます。
またノートは、ロードノイズに応じて発電量を調整するシステムを世界初採用しているのも注目点です。ロードノイズの少ない舗装された道ではエンジンをあまり作動させないようにし、騒音軽減を計っています。
対する新型アクアは、エンジンとモーターを使い分けて走行するスプリット方式のハイブリッドシステムを採用。このハイブリッドシステムはトヨタが熟成をしており、パワー、乗り心地、静寂性などのバランスがよいのが魅力です。
また、世界初採用となる新開発「バイポーラ型ニッケル水素電池」を搭載し、先代の2倍近くの出力を発揮できることも注目ポイント。
燃費については、ノートの最も燃費がよい「F」グレードがWLTCモードで29.5 km/L、アクアは最も燃費がよい「B」グレードがWLTCモードで35.8 km/Lであり、燃費性能ではアクアが圧勝しています。
またノートは、ロードノイズに応じて発電量を調整するシステムを世界初採用しているのも注目点です。ロードノイズの少ない舗装された道ではエンジンをあまり作動させないようにし、騒音軽減を計っています。
対する新型アクアは、エンジンとモーターを使い分けて走行するスプリット方式のハイブリッドシステムを採用。このハイブリッドシステムはトヨタが熟成をしており、パワー、乗り心地、静寂性などのバランスがよいのが魅力です。
また、世界初採用となる新開発「バイポーラ型ニッケル水素電池」を搭載し、先代の2倍近くの出力を発揮できることも注目ポイント。
燃費については、ノートの最も燃費がよい「F」グレードがWLTCモードで29.5 km/L、アクアは最も燃費がよい「B」グレードがWLTCモードで35.8 km/Lであり、燃費性能ではアクアが圧勝しています。
【ノート vs アクア】ボディサイズ・室内サイズ・最小回転半径
ボディサイズは、新型ノートが全長4045×全幅1695×全高1505mm、ホイールベース2580mm、新型アクアが全長4050×全幅1695×全高1485mm、ホイールベース2600mmとなり、あまり差はありません。
室内サイズは、新型ノートが室内長2030×室内幅1445×室内高1240㎜、新型アクアが室内長1830×室内幅1425×室内高1190㎜となり、すべての部分でノートの方が広いです。またノートは、ハイグレードの「X」で後席リクライニングシートを選べるのも注目点です。
「最小回転半径」については、新型ノートが4.9m、新型アクアが5.2m(Bのみ4.9m)となり、ノートのほうが取り回しが良いです。
室内サイズは、新型ノートが室内長2030×室内幅1445×室内高1240㎜、新型アクアが室内長1830×室内幅1425×室内高1190㎜となり、すべての部分でノートの方が広いです。またノートは、ハイグレードの「X」で後席リクライニングシートを選べるのも注目点です。
「最小回転半径」については、新型ノートが4.9m、新型アクアが5.2m(Bのみ4.9m)となり、ノートのほうが取り回しが良いです。
【ノート vs アクア】車両価格
新型ノートの新車車両価格は、2WDグレードが2,029,500円〜2,186,800円、4WDグレードが2,288,000円〜2,445,300円です(特別仕様車は除く)。
新型アクアの新車車両価格は、2WDグレードが1,980,000円〜2,400,000円、4WDグレードが2,178,000円〜2,598,000円です(特別仕様車は除く)。
グレードによって若干上下差はあるものの、全体的にみれば似たような価格設定の車といえるでしょう。
新型アクアの新車車両価格は、2WDグレードが1,980,000円〜2,400,000円、4WDグレードが2,178,000円〜2,598,000円です(特別仕様車は除く)。
グレードによって若干上下差はあるものの、全体的にみれば似たような価格設定の車といえるでしょう。
以上、新型ノートと新型アクアの比較となります。
シリーズ式ハイブリッドシステムの電気自動車のようなフィーリング、室内の広さ、スタイリッシュなデザインなど求める方であればノートが合っているでしょう。
一方、ハイブリッド車では重要になる燃費性能でみると、アクアに軍配が上がるといえます。
シリーズ式ハイブリッドシステムの電気自動車のようなフィーリング、室内の広さ、スタイリッシュなデザインなど求める方であればノートが合っているでしょう。
一方、ハイブリッド車では重要になる燃費性能でみると、アクアに軍配が上がるといえます。