日産 3代目ノートのエクステリアを解説|コンパクトの常識を覆すデザインに挑戦!
更新日:2024.09.09
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新型3代目ノートは、「e-POWER」をはじめとした先進装備に目を奪われがちですが、実はエクステリアデザインにも強く力を入れています。
日産としてはコンパクトカーのデザインに新たな風を巻き起こす一台として新型ノートを作ったとのこと。
先代から風貌が大きく変わったノートにはどのようなデザインコンセプトがあったのでしょう。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
日産としてはコンパクトカーのデザインに新たな風を巻き起こす一台として新型ノートを作ったとのこと。
先代から風貌が大きく変わったノートにはどのようなデザインコンセプトがあったのでしょう。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
3代目ノートは「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」を採用!まったく新しいエクステリアデザイン
3代目ノートは、これまでにない新しいデザインを目指したコンパクトカーです。
日本のコンパクトカーに新しい風を巻き起こす挑戦
これまで日本のコンパクトカーといえば、居住性や使い勝手の良さを重視してデザインされてきた車種が多くみられます。過去のノートに関してもそうした傾向が強く感じられました。
日産のデザインチームは、そうしたこれまで日本で親しまれきたコンパクトカーの常識を打ち破り、コンパクトカーデザインに新たな風を巻き起こすという気概を持って、この新型3代目ノートをデザインしたとのことです。
日産のデザインチームは、そうしたこれまで日本で親しまれきたコンパクトカーの常識を打ち破り、コンパクトカーデザインに新たな風を巻き起こすという気概を持って、この新型3代目ノートをデザインしたとのことです。
タイムレスジャパニーズフューチャリズム
3代目ノートのデザインコンセプトは「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」と呼ばれるもの。これは日産が考案するモダンな日本らしさを表現したデザインであり、同じく次世代のデザインが注目された日産「アリア」でも採用されています。
「組子」などにみられる、日本ならではの様式美、シンプルな中にある造形美を取り入れつつ、新しいデザインを目指そうという意図が、3代目ノートのデザインの根本にあるとのことです。
「組子」などにみられる、日本ならではの様式美、シンプルな中にある造形美を取り入れつつ、新しいデザインを目指そうという意図が、3代目ノートのデザインの根本にあるとのことです。
3代目ノートのフロントデザイン
フロントのエクステリアデザインは、他の日産車種と同様に、日産のデザインアイコンである「Vモーション」を採用している点では変わりありませんが、その上でデザイン的な挑戦をしています。
フロントグリルと薄型ヘッドランプが一体化するデザインを採用し、さらにはVモーションもグリルやランプと一体化させ、一つの大きなシルエットとしてまとめています。日本らしい美しさを追求し、シンプルではあるものの、優雅でスタイリッシュな顔つきとなりました。
フロントグリルと薄型ヘッドランプが一体化するデザインを採用し、さらにはVモーションもグリルやランプと一体化させ、一つの大きなシルエットとしてまとめています。日本らしい美しさを追求し、シンプルではあるものの、優雅でスタイリッシュな顔つきとなりました。
3代目ノートのリアデザイン
3代目ノートのリアのエクステリアデザインで特徴的なのはランプの形状です。リアのコンビランプは2代目の縦形状から、3代目では横一文字のシグネチャーデザインを採用。視覚的な効果で、実際のサイズ以上にワイドな印象を与えます。
リアのエンブレムは従来のように日産のメーカーロゴではなく、「N I S S A N」のバラ文字ロゴとなり、ボルボなどの欧州車を思わせるのも特徴的です。
リアのエンブレムは従来のように日産のメーカーロゴではなく、「N I S S A N」のバラ文字ロゴとなり、ボルボなどの欧州車を思わせるのも特徴的です。
3代目ノートのボディサイド
ボディサイドのエクステリアは、デザインチームも特にこだわりがある部分とのこと。
「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」のコンセプトに則り、ボディサイドのプレスラインは、シンプルに1本のみとしています。その下に広がる「面」の抑揚でデザインを強調しているのが特徴的。
従来のようにキャラクターラインの「線」で表現するのではなく、シンプルな「面」で勝負するという意図が強くあったようです。
「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」のコンセプトに則り、ボディサイドのプレスラインは、シンプルに1本のみとしています。その下に広がる「面」の抑揚でデザインを強調しているのが特徴的。
従来のようにキャラクターラインの「線」で表現するのではなく、シンプルな「面」で勝負するという意図が強くあったようです。
3代目ノートのボディサイズはやや縮小
先代2代目ノートのボディサイズは、全長4,100×全幅1,695×全高1,520mm、ホイールベース2,600mmでしたが、3代目ノートは全長4,045×全幅1,695×全高1,505mm、ホイールベース2,580mmとなり、全長とホイールベースがやや縮小されています。
3代目ノートのこだわりのフルホイールカバー
3代目ノートでは、標準装備の樹脂フルホイールカバーにもこだわりのデザインを取り入れています。
一般的に樹脂のフルホイールカバーは、アルミホイールよりどうしてもチープにみえてしまうものです。しかし3代目ノートでは、樹脂を逆手にとり、樹脂ならではの特性を活かしたデザインを取り入れています。
まるで「刀」のような形状をした新型ノートの独特のフルホイールカバーは、アルミホイール顔負けの立体感と質感、個性を醸し出しています。
一般的に樹脂のフルホイールカバーは、アルミホイールよりどうしてもチープにみえてしまうものです。しかし3代目ノートでは、樹脂を逆手にとり、樹脂ならではの特性を活かしたデザインを取り入れています。
まるで「刀」のような形状をした新型ノートの独特のフルホイールカバーは、アルミホイール顔負けの立体感と質感、個性を醸し出しています。
3代目ノート特別仕様車のエクステリア
特別仕様車の「AUTECH」、「AUTECH CROSSOVER」では、エクステリアに専用のアレンジが加えられています。
AUTECHの専用エクステリア
「AUTECH」では、専用デザインのフロントグリル、グリルフィニッシャー、フロントプロテクター、サイドシルフィニッシャー、リヤプロテクター、専用ドアミラー、専用16インチアルミホイールを組み、フロントとリアにはAUTECHエンブレムが装着されます。
また、専用シグネチャーLED、LEDヘッドランプ、アダプティブLEDヘッドライトシステム、LEDフォグランプなど、LED関連一式も専用のものが装備されます。
また、専用シグネチャーLED、LEDヘッドランプ、アダプティブLEDヘッドライトシステム、LEDフォグランプなど、LED関連一式も専用のものが装備されます。
AUTECH CROSSOVERの専用エクステリア
「AUTECH CROSSOVER」では、専用のサスペンションや大径タイヤを組んだクロスオーバー仕様としており、地上高が25mm高くなっています。
エクステリアパーツとしては、専用デザインのホイールアーチガーニッシュ、サイドシルプロテクター、ルーフモール、専用16インチアルミホイールを組み、フロントとリアにはAUTECHエンブレムが装着されます。
また、専用シグネチャーLED、LEDヘッドランプ、アダプティブLEDヘッドライトシステム、LEDフォグランプなど、LED関連一式も特別装備されます。
エクステリアパーツとしては、専用デザインのホイールアーチガーニッシュ、サイドシルプロテクター、ルーフモール、専用16インチアルミホイールを組み、フロントとリアにはAUTECHエンブレムが装着されます。
また、専用シグネチャーLED、LEDヘッドランプ、アダプティブLEDヘッドライトシステム、LEDフォグランプなど、LED関連一式も特別装備されます。
以上のように新型3代目ノートでは、「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」のコンセプトのもと、随所でデザイン的な挑戦をしています。
その結果、クラスを超えた質感や美しさを纏っており、デザイン、見た目を重視する人でも満足できるコンパクトカーに進化を遂げました。
その結果、クラスを超えた質感や美しさを纏っており、デザイン、見た目を重視する人でも満足できるコンパクトカーに進化を遂げました。