【プロ解説】スバル レヴォーグのグレードごとの違いを徹底解説!!

スバル レヴォーグ 2020

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現行型レヴォーグに搭載されているパワートレインは、1.8Lターボ+CVTの1種類で、駆動方式も4WDのみとなっています。そのためグレードの違いは、装備の差となります。また、注目の高度運転支援システム、アイサイトXはすべてのグレードに装着可能で、装着したグレードはEXというサブネームが付きます。それでは、現行型レヴォーグのグレードの違いについて解説しましょう。

文/写真・萩原文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
スバル レヴォーグのグレード一覧
GT/GT EX
GT-H/GT-H EX
STI Sport/STI Sport EX

スバル レヴォーグのグレード一覧

■GT
ボディサイズ:全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm
エンジン種類:1795cc 水平対向4気筒DOHCターボ
最高出力:177ps/5200〜5600rpm
最大トルク:300Nm/1600〜3600rpm
ミッション:CVT
乗車定員:5人

■GT EX
ボディサイズ:全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm
エンジン種類:1795cc 水平対向4気筒DOHCターボ
最高出力:177ps/5200〜5600rpm
最大トルク:300Nm/1600〜3600rpm
ミッション:CVT
乗車定員:5人

■GT-H
ボディサイズ:全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm
エンジン種類:1795cc 水平対向4気筒DOHCターボ
最高出力:177ps/5200〜5600rpm
最大トルク:300Nm/1600〜3600rpm
ミッション:CVT
乗車定員:5人

■GT-H EX
ボディサイズ:全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm
エンジン種類:1795cc 水平対向4気筒DOHCターボ
最高出力:177ps/5200〜5600rpm
最大トルク:300Nm/1600〜3600rpm
ミッション:CVT
乗車定員:5人
■STI Sport
ボディサイズ:全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm
エンジン種類:1795cc 水平対向4気筒DOHCターボ
最高出力:177ps/5200〜5600rpm
最大トルク:300Nm/1600〜3600rpm
ミッション:CVT
乗車定員:5人

■STI Sport EX
ボディサイズ:全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mm
エンジン種類:1795cc 水平対向4気筒DOHCターボ
最高出力:177ps/5200〜5600rpm
最大トルク:300Nm/1600〜3600rpm
ミッション:CVT
乗車定員:5人

GT/GT EX

レヴォーグのエントリーグレードにあたるのがGTで、GT EXはGTにアイサイトXを標準装備したグレードです。車両本体価格はGTが310万2000円、GT EXは348万7000円です。GT/GT EXグレードの装着されるタイヤサイズは215/50R17となります。

フルLEDハイ&ローヘッドランプがブラックベゼルとなるのをはじめ、本革巻きステアリングやシフトレバー、シートなどにシルバーステッチが施されます。シートは運転席のみ8ウェイパワーシートを標準装備し、運転席+助手席にはシートヒーター機能を装備しています。

運転支援システムは両グレードともアイサイトとアイサイトセーフティプラスのうち運転支援テクノロジーは標準装備しています。GT EXにはアイサイトXとアイサイトセーフティプラスの視界拡張テクノロジーも標準装備となり、デジタルマルチビューモニター、フロント/サイド/リヤ/前側方警戒アシストが追加されます。さらに12.3インチの液晶メーターそして、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテイメントシステムが標準装備となります。

GT-H/GT-H EX

レヴォーグの売れ筋グレードとなりそうなのがGT-Hグレードです。車両本体価格はGT-Hが332万2000円、アイサイトXが標準装備となるGT-H EXは370万7000円となります。GTグレードに加えて、タイヤサイズは224/45R18とインチアップされます。

ヘッドライトがブラックベセル+光輝加飾となります。電動格納式リモコンカラードドアミラーはリバース連動機能とドアミラーメモリー&オート格納機能が追加されます。インテリアは本革巻きステアリングやシフトブーツそしてシートにはブルーステッチが施されます。さらに本革シートがオプション設定されます。シートは運転席が10way、助手席が8wayのパワーシートとなるだけでなく、アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能も採用されています。そしてシートヒーター機能は前席に加えて、後席にも追加されます。

そのほかインパネアンビエント照明やエンブレムに手を近づけるだけで、リヤゲートが開閉できるハンズフリーオープンパワーリアゲートが標準装備されます。GT-H EXはアイサイトXとアイサイトセーフティプラスの視界拡張テクノロジーも標準装備となり、デジタルマルチビューモニター、フロント/サイド/リヤ/前側方警戒アシストが追加されます。さらに12.3インチの液晶メーターそして、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテイメントシステムを標準装備。さらに、運転席シート自動後退機能が搭載されていて、利便性がさらに向上しています。

STI Sport/STI Sport EX

レヴォーグの最上級グレードとなるのがSTI Sportで、車両本体価格はSTI Sportが370万7000円、アイサイトXを標準装備したSTI Sport EXは409万2000円です。装着されるタイヤサイズは225/45R18インチのままですが、装着されるアルミホイールはブラック塗装+切削光輝の専用デザインとなります。

また、フロントグリルはダークメタリック塗装からダークシリカ塗装となり、メッキ加飾付のフロントバンパースカートに変更されます。インテリアではインパネミッドトリムが表皮+レッドステッチとなり、インパネの仮称パネルもダークキャストメタリックとなります。また本革巻きのステアリングやシフトブーツなどにレッドステッチが施され、シートはブラック&ボルドーのツートンカラーの本革シートが標準装備されます。

走行面では、路面や車両の状況に合わせて、ダンパーの減衰力を可変制御するZF製の電子制御ダンパーシステムを搭載。さらに、ボタン操作によってクルマのキャラクターをスイッチ一つで変えることができるドライブモードセレクトも標準装備。コンフォート、ノーマル、スポーツ、スポーツ+そしてインディビデュアルの5つのモードからドライバーの気分やシーンに合わせて選ぶことができます。STI Sport EXは他のグレードと同様にアイサイトXをはじめ、12.3インチの液晶メーターそして、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテイメントシステムを標準装備しているグレードです。
STI Sport/STI Sport EXは電子制御ダンパーシステムやクルマのキャラクターを変更できるドライブモードセレクトを装着したスポーティなモデルです。そこまで走りにこだわらないという人ならば、快適装備が充実したGT-Hがオススメです。また現行型レヴォーグを購入するのであればアイサイトXは必ず装着したい装備と言えます。
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