【プロ解説】スバル レヴォーグのインテリア(内装)と荷室を徹底解説!!

スバル レヴォーグ 萩原撮影

センターパネルに11.6インチインフォメーションディスプレイを採用するなど、先進的なデジタルコクピットへと進化したレヴォーグのインテリア。先進性だけでなく、素材にもこだわった質感の高いインテリアについて解説します。

文/写真・萩原文博

Chapter
スバル レヴォーグのインパネ周り
スバル レヴォーグの運転席(ドライバーズシート)
スバル レヴォーグの後部座席
スバル レヴォーグの荷室(ラゲッジスペース)

スバル レヴォーグのインパネ周り

現行型レヴォーグのインテリアは大型かつ高精細のセンターインフォメーションディスプレイにより先進性を象徴するセンターパネルを中心に、「安定」「安心」「愉しさ」の3つの軸によってデザインを構成し、先進性と居心地の良さを融合した空間に仕上げています。

インストルメントパネルに沿って、中央から左右に広がる水平基調の造形の流れは「安定の軸」を表現。これにより室内のワイド感の演出と視界の広さや安定感を表現しています。そして「安心の軸」はドライバーとパッセンジャーの腰廻を包み込むような造形で表現しています。こういった造形とすることにより、乗員に安心感を与えるデザインとなっています。そして、「愉しさの軸」となっているのが、前方から後方へ流れるようなドアトリムのデザインです。

クルマが走り出して車窓の風景が動き出すワクワクする瞬間を表現しています。外の風景が自然と後方へ流れて行くような前進感のあるデザインとなっています。

スバル レヴォーグの運転席(ドライバーズシート)

新型レヴォーグは素材の質感や色の配置にこだわり、「使いやすさ・先進性を表現した機能デザイン」「人の乗り物に求められる柔らかさや手触りの良さ」を表現し、快適さと上質感を高めることで、乗る人すべてを満足させるインテリアに仕上がっています。特にクルマとドライバーの接点であるHMI(ヒューマンインターフェイス)を充実させています。

クルマを運転させる際に必要な様々な情報の「認知」と状況に応じた「操作」的確にサポートできるように、走行時に必要な情報をアイサイトアシストモニターとメーターに、設定や操作はセンターインフォメーションに集約。必要な時にはそれぞれを連携した表示を行うことにより、ドライバーの視線の移動を減らしながら、かつ瞬時に必要な情報を表示できるようになっています。

中でもアイサイトXを搭載しているEX系のモデルは12.3インチのフル液晶メーターを搭載。運転操作に必要な情報やアイサイトXの作動状態を大きく、グラフィカルに表示することで、運転中も瞬時に必要な情報を認識可能です。

フロントシートは、新開発のスポーツシートを採用。本格的なバケットシートに匹敵する高いホールド性を持たせると同時にサイドサポートの形状を工夫することで、乗り降りしやすい実用性も兼ね備えています。さらに、座ったときにかかる体圧を均等に分散するシート形状や手触りの良いシート生地の採用などで、快適性そして質感も大幅に向上させています。

GT-HとSTI Sportは運転席に加えて、助手席にも8ウェイの電動調整式のパワーシートを標準装備し、リラックスした姿勢を調整可能です。また3段階の温度調整機能が付いたシートヒーターも装備しており、寒い朝などに重宝します。スポーツシートを採用したことで、大きな横Gが掛かってもしっかりと体を支えてくれるホールド性と長距離ドライブでも疲労の少ない座り心地の良さを両立しています。

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スバル レヴォーグの後部座席

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博