【プロ解説】ディスカバリースポーツのインテリア(内装)と荷室を徹底解説!!

ランドローバー ディスカバリースポーツ R-DYNAMIC SE D180

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伝統と先進性が融合したランドローバーのプレミアムコンパクトSUV、ディスカバリースポーツ。インテリア(内装)はどのように工夫されてシートや荷室などを追求されてデザインされているのでしょうか。インテリア(内装)のデザインや機能性そして、ラゲージスペースについて紹介・解説します。

文/写真・萩原文博
Chapter
ディスカバリースポーツのインパネはクリーンでスッキリとした印象
ディスカバリースポーツのシートは座り心地も良く、マッサージ機能も?
ディスカバリースポーツは、設計を見直すことで後部座席の広さと快適性をアップ!
ディスカバリースポーツは、レンジローバーに匹敵する荷室容量を確保!

ディスカバリースポーツのインパネはクリーンでスッキリとした印象

5+2名用のアレンジ可能なシートレイアウトを採用するなど多用途性に優れたディスカバリースポーツのインテリアは高価(Precious)ではなく、上質さ(Premium)を追求してデザインされているのが特徴です。
センターコンソールはダッシュボードの中央で、縦方向に強い存在感を演出し、主要な操作系スイッチ類のレイアウトはスポーツコマンド・ドライビングポジションから簡単に手が届くように緻密に計算されています。

また、シンプルでクリーンなサーフェスと高品質な素材をインテリアに使用しています。

ディスカバリースポーツのシートは座り心地も良く、マッサージ機能も?

ディスカバリースポーツのフロントシートは着座位置の高いスポーツコマンド・ドライビングポジションを採用。これにより、ドライバーのアイポイントは高くなり前方の道路をハッキリと視認できる良好な視界を確保しています。
また操作類のスイッチは論理的に分類され、ブロスブラックのパネルに配されたソフトタッチで作動するロータリー型コントロール類とボタン類によるユーザーインターフェイスは感触が良いだけでなく、ドライバーは直射日光などで眩しい時にも高い視認性を確保しています。

ディスカバリースポーツの助手席の快適性は?

シート表皮はS以上のグレードは電動調整式のレザーシートとなります。ヘッドレストは手動ですが、そのほかは自分の体勢に合わせて調節可能。

疲れた時にはリクライニングして休むこともできます。試乗したクルマにはシートヒーターに加えて、マッサージ機能も装着されており移動中でも癒しの時間へと変えることができます。

ディスカバリースポーツは、設計を見直すことで後部座席の広さと快適性をアップ!

2列目シートはフロントシートの乗員より、着座位置が50mm高くなったスタジアムシートを採用。その家結果、2列目シートの乗員は開放感を感じられます。

またティルト&スライド機構を採用し、60:40の分割調整が可能で、これにより2列目の乗員はそれぞれのシートをリクライニング可能で、最大160mmという幅で前後にスライドさせると、ニールームは最大112mm、レッグルームは最大1011mmとレンジローバーとほぼ同じ乗員用スペースを確保しています。
また、全長4610mmというボディサイズで、3列目シートをレイアウトするのは容易ではありませんでした。この難題をクリアするためにディスカバリースポーツは、クルマの電気系統の設計も見直し、さらに新型のマルチリンク式リアサスペンションも室内への干渉を最小限に抑えるように設計されました。

これら2つの革新的な技術によりディスカバリースポーツはセグメント唯一の3列シートレイアウトを実現できたのです。 2列目シートにはチャイルドシート取付用のIsofixアンカー・ポイントを標準装備。
アンカー・ポイントは2つのキャップを取り外すだけで、使用可能となります。

3列目シートは乗る人にとって乗り降りしやすく快適であるだけではなく、折り畳んで収納すれば、5人乗りモデルと同等のラゲージスペースを確保できるようにシート形状もこだわって作られています。

ディスカバリースポーツは、レンジローバーに匹敵する荷室容量を確保!

ディスカバリースポーツのラゲージスペースは、様々な用途に対応できるようにフレキシブルに変化します。最も乗車定員の多い5+2名の状態でのラゲージスペースの容量は115L、5人乗りモデルは780Lとなります。
サードシートを収納し、60:40の分割可倒式セカンドシートの40を倒した4人乗車時は1098L、60を倒した3人乗車時は1256Lに拡大。

さらにセカンドシートを全て倒すと最大1574L(全てドライ)まで拡大し、レンジローバーに匹敵するラゲージ容量を実現しているのです。
全長4610mmというボディサイズの中に7人乗りの3列シートをレイアウトしているだけでなく、乗員が開放感を味わえるようなスタジアムレイアウトを採用するなど、細かい配慮がなされています。

やはり、ファミリィカーとして使用されるケースを考えた機能性を追求している点も高く評価される点です。
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