【プロ解説】ディスカバリースポーツのグレードの違いを徹底解説!!

ランドローバー ディスカバリースポーツ R-DYNAMIC SE D180

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ランドローバーから発売されている、ディスカバリースポーツは、2020年よりボディの基礎となる部分から変更されました。エンジンのバリエーションを充実させただけでなく、スポーティさを強調したR-DYNAMICを追加し全10グレード構成になりました。ここではディスカバリースポーツの各グレードの違いについて徹底的に紹介・解説していきます。

文/写真・萩原文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
エントリーグレードであるディスカバリースポーツにも標準装備は盛りだくさん
中間グレードには、ディスカバリースポーツS。アルミホイールなどアップグレードされる
最上級グレードのディスカバリースポーツSEは、パワーテールゲートなど家族連れに嬉しい装備が。
2020年から設定されたR-DYNAMICシリーズ。R-DYNAMIC Sがエントリーグレードとなる。
R-DYNAMICシリーズの中間グレード。もっとも選びやすいグレードかも?!
R-DYNAMICシリーズの最上級グレードは、ガソリンターボエンジンのみ設定される。

エントリーグレードであるディスカバリースポーツにも標準装備は盛りだくさん

写真はイメージです。
オールテレインプログレスコントロール作動イメージ
ディスカバリースポーツのエントリーグレードで、搭載するエンジンはD180の2L直4ディーゼルターボとP200の2L直4ガソリンターボの2種類。

車両本体価格は450万〜513万円。外観はボディ同色ルーフで、マニュアル2列目シート(スライド&リクライニング機能付)の5人乗り。10インチのTouch Proというインフォテイメントシステムを標準装備。

安全装備はオールテレインプログレスコントロール(ATPC)をはじめ、テレインレスポンス2、ダイナミックスタビリティコントロール(DSC)、ロールスタビリティコントロール(RSC)などを標準装備しています。

さらにClear Sightグラウンドビューを含む360°サラウンドカメラやフロント&リアパーキングエイドを標準装備しています。
写真はイメージです。
ランドローバー・ディスカバリースポーツ D180

ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1999cc 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
最高出力:180PS/4000rpm
最大トルク:430Nm/1750〜2500rpm
0-100km/h加速:9.7秒(5人乗り)/10.1秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り
ランドローバー・ディスカバリースポーツP200

ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1995cc 直列4気筒DOHCガソリンターボ
最高出力:200PS/5500rpm
最大トルク:320Nm/1500rpm
0-100km/h加速:9.0秒(5人乗り)/9.2秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り

中間グレードには、ディスカバリースポーツS。アルミホイールなどアップグレードされる

写真はイメージです。
ディスカバリースポーツの中間グレードで、搭載するエンジンはD180の2L直4ディーゼルターボとP200の2L直4ガソリンターボの2種類。車両本体価格は513万〜576万円。

標準装着されるアルミホイールが18インチ“スタイル5075”5スプリットスポークとなります。

フロントシートは12ウェイ電動タイプとなり、運転支援システムのトラフィックサインレコグニション&アダプティブスピードリミッターが標準装備となります。
写真はイメージです。
ランドローバー・ディスカバリースポーツS D180

ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1999cc 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
最高出力:180PS/4000rpm
最大トルク:430Nm/1750〜2500rpm
0-100km/h加速:9.7秒(5人乗り)/10.1秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り
ランドローバー・ディスカバリースポーツS P200

ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1995cc 直列4気筒DOHCガソリンターボ
最高出力:200PS/5500rpm
最大トルク:320Nm/1500rpm
0-100km/h加速:9.0秒(5人乗り)/9.2秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り

最上級グレードのディスカバリースポーツSEは、パワーテールゲートなど家族連れに嬉しい装備が。

写真はイメージです。
ディスカバリースポーツの最上級グレードで、搭載するエンジンはP200の2L直4ガソリンターボのみで車両本体価格は563万円。オートハイビームアシスト(AHBA)をはじめオートヘッドライトレベリングシステム、シグネチャーライト付プレミアムLEDヘッドライトが標準装備となります。

装着されるホイールは19インチとなり“スタイル1039”10本スポークというデザインのアルミホイールとなります。フロントシートは12ウェイの電動調整式ですが、メモリー機能が追加されます。

さらにパワーテールゲート標準装備となり、荷物で手がふさがっていても足をバンパー下に入れて動かせば開閉可能です。酷ピットとのメータは12インチのTFTスクリーンを採用したインタラクティブドライバーディスプレイが標準装備となります。

運転支援機能では後側方にいる車両の存在を知らせるブラインドスポットアシストが標準装備となります。
写真はイメージです。
ランドローバー・ディスカバリースポーツSE D180

ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1999cc 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
最高出力:180PS/4000rpm
最大トルク:430Nm/1750〜2500rpm
0-100km/h加速:9.7秒(5人乗り)/10.1秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り

2020年から設定されたR-DYNAMICシリーズ。R-DYNAMIC Sがエントリーグレードとなる。

写真はイメージです。
2020年モデルから設定された、スポーティさを際立たせたディスカバリースポーツのR-DYNAMICシリーズのエントリーグレード。搭載するエンジンはD180の2L直4ディーゼルターボとP250の2L直4ガソリンターボの2種類で、車両本体価格は589万〜609万円。

R-DYNAMICスタイルのフロント/リアバンパーをはじめ、シャドーアトラスのフロントグリル、ボンネット、テールゲートスクリプトが採用されます。

標準装着されるアルミホイールが18インチ“スタイル5074”5スプリットスポークです。ブラックのパドルシフトが装着され、ファブリックのフロントシートは12ウェイ電動タイプとなり、トリムフィニッシャーはチタンメッシュとなります。

運転支援システムのトラフィックサインレコグニション&アダプティブスピードリミッターが標準装備となります。
写真はイメージです。
ランドローバー・ディスカバリースポーツR-DYNAMIC S D180
ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1999cc 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
最高出力:180PS/4000rpm
最大トルク:430Nm/1750〜2500rpm
0-100km/h加速:9.7秒(5人乗り)/10.1秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り

R-DYNAMICシリーズの中間グレード。もっとも選びやすいグレードかも?!

ディスカバリースポーツR-DYNAMICシリーズの中間グレード。搭載するエンジンはD180の2L直4ディーゼルターボとP250の2L直4ガソリンターボの2種類で、車両本体価格は639万〜660万円。

オートハイビームアシスト(AHBA)をはじめオートヘッドライトレベリングシステム、シグネチャーライト付プレミアムLEDヘッドライトが標準装備となります。装着されるホイールは19インチとなり“スタイル1039”10本スポークというデザインのアルミホイールとなります。

フロントシートは12ウェイの電動調整式ですが、メモリー機能が追加されます。さらにパワーテールゲート標準装備となり、荷物で手がふさがっていても足をバンパー下に入れて動かせば開閉可能です。コックピットとのメータは12インチのTFTスクリーンを採用したインタラクティブドライバーディスプレイが標準装備となります。

運転支援機能では後側方にいる車両の存在を知らせるブラインドスポットアシストが標準装備となります。
ランドローバー・ディスカバリースポーツR-DYNAMIC SE D180
ランドローバー・ディスカバリースポーツR-DYNAMIC SE D180
ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1999cc 直列4気筒DOHCディーゼルターボ
最高出力:180PS/4000rpm
最大トルク:430Nm/1750〜2500rpm
0-100km/h加速:9.7秒(5人乗り)/10.1秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り
ランドローバー・ディスカバリースポーツR-DYNAMIC SE P250
ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1995cc 直列4気筒DOHCガソリンターボ
最高出力:249PS/5500rpm
最大トルク:265Nm/1500〜4000rpm
0-100km/h加速:7.6秒(5人乗り)/7.8秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り

R-DYNAMICシリーズの最上級グレードは、ガソリンターボエンジンのみ設定される。

写真はイメージです。
ディスカバリースポーツR-DYNAMICシリーズの最上級グレードで、搭載するエンジンはP250の2L直4ガソリンターボのみで車両本体価格は701万円。

標準装備となるホイールは20インチ“スタイル5089”5スプリットスポークとなります、電動のフロントシートは14ウェイとなり、より細かく設定が可能となります。

ステアリングホイールはレザーアトラスベゼル付きとなり、Clear Sightインテリアビューミラーが標準装備となります。さらに利便性を向上させる装備として、キーレスエントリーを標準装備します。

加えてMERIDIANサウンドシステム標準装備となり、高音質なサウンドを楽しめるようになります。運転支援システムでは、ハイスピードエマージェンシーブレーキやアダプティブクルーズコントロールが標準装備となります。
写真はイメージです。
ランドローバー・ディスカバリースポーツHSE P200
ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1995cc 直列4気筒DOHCガソリンターボ
最高出力:200PS/5500rpm
最大トルク:320Nm/1500rpm
0-100km/h加速:9.0秒(5人乗り)/9.2秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り
ランドローバー・ディスカバリースポーツR-DYNAMIC HSE P250
ボディサイズ:全長4610mm×全幅1905mm×全高1725mm
エンジン種類:1995cc 直列4気筒DOHCガソリンターボ
最高出力:249PS/5500rpm
最大トルク:265Nm/1500〜4000rpm
0-100km/h加速:7.6秒(5人乗り)/7.8秒(7人乗り)
ミッション:9速AT
乗車定員:5人/7人乗り
写真はイメージです。
グレードによる装備差を見ると、SE以上を購入しないと装備に物足りなさを感じます。

さらに、コンビニエンスパックやドライバーアシストパックといったパッケージオプションを装着しないとライバル車との快適装備や運転支援システムの差が縮まりません。ですので、ランドローバー・ディスカバリースポーツを購入する際は、グレード選びにはしっかりと考え目を通し、検討しましょう。
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