ホンダ ジェイドの収納機能は利便性が抜群!

ホンダ ジェイドのフロントシート

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ホンダは、2018年5月にジェイドをマイナーチェンジし発売を開始しました。ジェイドはワゴン並の低全高でありながらミニバンの居住性を持つ一台。「メカは小さく、人のための空間は大きく」というホンダの想いが込められています。マイナーチェンジを経て、従来までの3列シート6人乗り仕様に加え、新たに2列シート5人乗り仕様を設定。

ミニバンタイプとステーションワゴンタイプまでを用意し、選択の幅が大きく広がりました。車内の使い勝手も強みの一つ。多彩なシートアレンジが可能なことや、大容量の荷室を持つなど、状況に応じた使い方ができます。そんな使い勝手の中でも今回は収納機能に注目していきます。

文・PBKK
Chapter
洗練されたフロントシートの収納
大容量の収納があるのはガソリン車だけ!
収納術に優れたハイブリッド車
便利な収納が共通で搭載されています
リアシートの収納はこんなに豊富!?
収納機能の目玉は反転テーブル
大きい物を運ぶ時には荷室を使おう
オプションで荷室をさらに便利に

洗練されたフロントシートの収納

フロントシートの収納は、共通のものもありますが、ガソリン車とハイブリッド車で多少異なります。収納の一覧は次の通りです。

ガソリン車
・ユーティリティーボックス
・ドリンクホルダー
・コンソールボックス

ハイブリッド車
・ドリンクホルダー
・コンソールトレー
共通の収納
・ドアポケット
・チケットホルダー
・サングラスホルダー

一覧で見ると、多彩な収納がジェイドにあることがわかります。では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

大容量の収納があるのはガソリン車だけ!

ガソリン車のフロントシートのみに備え付けられている収納は3つ。小物入れから大容量までと大きさは様々です。最初は、シフトレバー奥に配されているのが「ユーティリティーボックス」を紹介します。シャッターを開けるとキーケースがすっぽり入るくらいのスペースが顔を出します。

シャッターを閉めれば中身が飛び出す心配もなく、手の届きやすい位置に設置されていることから、運転席に座る人は重宝すること間違いなしの収納となっています。
次に紹介するのは、長距離ドライブには欠かせない「ドリンクホルダー」。シフトノブ手前に取り付けられており、ユーティリティーボックスと同じく、シャッターの下にスペースが潜んでいます。ドリンクホルダーは、前後に2口用意。深さがあるため、こぼすと大惨事になるフタのない飲み物でも安心して持ち込めます。
お気に入りのCDまたは車検証を車内に置いておきたい。そんな時に役立つのが最後に紹介する「コンソールボックス」です。ガソリン車のフロントシートにある収納で最も大きい収納となっています。ガソリン車のフロントシートに設置された収納は以上となります。次はハイブリッド車の収納を紹介していきます。

収納術に優れたハイブリッド車

ハイブリッド車のフロントシートのみの収納は2つ。ガソリン車との大きな違いはコンソールボックスがないことです。その理由はコンソールボックス部分にバッテリーが搭載されているためです。

ハイブリッド車にもドライブに大活躍する「ドリンクホルダー」が取り付けられています。一見、運転席側にしか口がないと思えますが、助手席側はエアコンスイッチの下に収納されています。使いたい時は、軽く押すとドリンクホルダーが現れます。
シフトノブの手前にあるのは「コンソールトレー」。とても大きく幅広い物に対応します。サッと取れる位置にあるので、財布や携帯などの手持ち品はもちろん、眼鏡やクルマのキーを置いても便利です。

便利な収納が共通で搭載されています

最後にガソリン車とハイブリッド車に共通する3つの収納を紹介します。まず見ていくのは「ドアポケット」。運転席と助手席の両側にあり、ペットボトル飲料がすっぽり入る大きさのポケットです。運転しながらでも体勢を変えずに届く位置にあるので、ノールックで出し入れが可能となっています。

ドアポケットの他にも、「チケットホルダー」「サングラスホルダー」が共通で取り付けられています。チケットホルダーは、サンバイザーの表面に付けられ、駐車券やチケットを挟んでおくのに便利。サングラスホルダーは、ルームミラー近くに格納されていて、軽く押すことで現れます。

ガソリン車とハイブリッド車のそれぞれに十分な収納が備わっていることがわかりました。フロントシートの収納は、一番使う機会が多いのでぜひ活用してみてください。

リアシートの収納はこんなに豊富!?

次はリアシートの収納を見ていきましょう。リアシートの収納はガソリン車とハイブリッド車で共通となっています。フロントシートと同様に、リアシートにも左右席に「ドアポケット」があります。

ただリアシート側のドアポケットは、フロントシートのものより幅広いことが特徴。ペットボトル飲料の他にも、書籍や手帳を入れておくのにも役立ちます。
お気に入りのコートを着てドライブでシワがつかないようにしたい。そんな時はハンガーにコートをかけて、窓上のアシストグリップにつく「コートフック」にかけましょう。ハンガーなしでも活用できます。
リアシートで一番大きい収納は、フロントシートの背面に付いている「シートバックポケット」です。書類やノートなどの大きさのあるものからスマートフォンや財布などの手持ち品まで、幅広い大きさのものに対応します。

シートバックポケットは、2列シート5人乗り仕様である「RS・Honda SENSING」と「HYBRID RS・Honda SENSING」、3列シート6人乗り仕様の「X・Honda SENSING」と「HYBRID X・Honda SENSING」の4グレードに装着されています。

それ以外の「G・Honda SENSING」には、助手席側にのみシートバックポケットが取り付けられています。

収納機能の目玉は反転テーブル

「反転テーブル」は、リアシートの収納において一番の目玉。この収納は2列シート5人乗り仕様にのみ搭載されています。普段はリアシート中央の座面に格納されており、引き出すだけで2口のドリンクホルダーとポケットが付いたテーブルに早変わり。また、背もたれのアームレストも一緒に用いれば、ドライブがさらに快適なものとなります。

また、3列シート6人乗り仕様のサードシートには、左右席に「ドリンクホルダー」が設置されています。500mLのペットボトルがすっきり入る大きさです。ジェイドにはガソリン車とハイブリッド車、さらに2列シート5人乗り仕様と3列シート6人乗り仕様があり、それぞれに合わせた収納機能が採用されています。

大きい物を運ぶ時には荷室を使おう

ジェイドはフロントシートとリアシートの両方に使い勝手バツグンな収納を備えていることがわかりました。しかし、大きいものだと収納に収まりません。そんな時は、荷室を活用しましょう。
3列シートの6人乗り仕様のサードシートを格納すると大容量の荷室に変貌します。寸法は次の通り。

奥行き:約1020mm
フロア幅:約1000〜1340mm
天井高:約740mm

3列目を倒すにはストラップを引くだけの簡単操作で、荷室に段差ができることもありません。それに加え、シートには5:5分割床下格納機構を採用していることから、左右別々の操作が可能となっています。
2列シートの5人乗り仕様は、シートアレンジをしなくても大容量の荷室が備わっています。寸法は次の通りです。

奥行き:約920mm
フロア幅:約990〜1340mm
天井高:約680mm

荷室容量は440Lを誇ります。これは、ゴルフバッグが4個、Mサイズのスーツケースが3.4個を積み込んでもまだ余裕があるほどの大きさです。さらには床下に23Lのアンダーボックスが潜んでいます。荷室部とのしきりがあることを利用して傘や雨具などの濡れものを入れておけば、荷室に積み込んだ荷物が濡れる心配はありません。

オプションで荷室をさらに便利に

汚れものを運ぶと荷室の汚れが気になる、転倒させたくないものを運びたい。そんなときには、オプションの購入を考えてみてください。荷室に汚れものや濡れものを積載する機会が多い方には、「ラゲッジトレイ」がオススメです。荷室の汚れを避けられます。トレイは取り外して丸洗いできるので常に清潔に保つことができます。
3列シートの6人乗り仕様の場合は、サードシートを格納して装着します。
ラゲッジトレイより柔らかい「ラゲッジソフトトレイ」も用意されています。3列シートの6人乗り仕様の場合は同様に、サードシートを格納して装着します。ラゲッジトレイと比べてクッション性が高いので、荷物の積載に慎重を期す方にオススメです。
ガラス製品などの割れ物の転倒を防ぎたい方は、「ラゲッジネット」を購入を検討してみてください。こちらのオプションは、2列シートの5人乗り仕様のみとなっています。

荷物をネットに入れれば、ブレーキをかけても倒れる心配はありません。転倒防止だけでなく、荷物の整理で用いても便利です。また、ラゲッジカバーと同時装着する場合は、ユーティリティベルトは使用できません。
ジェイドには、フロントシートとリアシートの両方に使い勝手バツグンな収納があることがわかりました。その数は多くないですが、どの収納も使い手を想った形や容量、設置位置となっています。

大きい荷物の収納に欠かせない荷室も大容量かつ、多彩なオプションが用意されています。仕様にそれぞれの収納があり個性が光ることはもちろん、自分のライフスタイルに合わせたオプションで自分好みの一台を作り上げることができます。
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