クルマの下から水が垂れてるけど、大丈夫?原因と対処法を解説!
更新日:2023.04.14
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車を停車して、しばらくすると車の下に水溜まりができていることがあります。多くはエアコンの排水ですが、じつは車からのSOSかも知れません。SOSに早めに気づくことで、車の故障を回避することができます。今回は、水溜まりの正体と、発見したときの対処法について解説しましょう。
文・吉川賢一
文・吉川賢一
水溜まりの正体は?
車を停めてしばらくした後に、車体の下に水溜まりのようなものを発見した場合、色や粘り気、臭いを確認してください。
もしも無色透明で、粘り気も臭いもない場合は、エアコンのドレーンからの排水なので問題はありません。車体後方の場合は、マフラーからの排水である可能性が高く、こちらも心配はありません。
しかし、触った感じはサラッとしているけど、赤や緑などの色が付いている、臭いがするといった場合は、エンジンルームの異常を疑ってください。これらは、エンジンの冷却水(クーラント)である可能性が高く、車がオーバーヒートしてしまいかねない状態です。
もしも漏れた液体が黒や茶色で、かつ粘り気、臭いがあるものは、オイルの可能性が高いです。オイル漏れは、放置するとエンジントラブルや車両火災にも繋がるリスクがあるので、早急に対応する必要があります。
もしも無色透明で、粘り気も臭いもない場合は、エアコンのドレーンからの排水なので問題はありません。車体後方の場合は、マフラーからの排水である可能性が高く、こちらも心配はありません。
しかし、触った感じはサラッとしているけど、赤や緑などの色が付いている、臭いがするといった場合は、エンジンルームの異常を疑ってください。これらは、エンジンの冷却水(クーラント)である可能性が高く、車がオーバーヒートしてしまいかねない状態です。
もしも漏れた液体が黒や茶色で、かつ粘り気、臭いがあるものは、オイルの可能性が高いです。オイル漏れは、放置するとエンジントラブルや車両火災にも繋がるリスクがあるので、早急に対応する必要があります。
色や粘り気が判断しづらい場合は?
色や粘り気が判断しづらい場合は、漏れている位置から判断することも可能です。
エアコンの排水は助手席の下あたり、冷却水はエンジンルームの先端付近で漏れています。また室内の助手席の奥にはエアコンの空気を冷やす部分があり、そこで溜まった水はホースを伝って外に排出されますが、ホースが破損していたり詰まっていた場合、上手く排出できず室内に水漏れを起こす場合があります。
エンジンルーム下の黒っぽく粘り気のある液体は、エンジンオイル、ブレーキオイル、パワステオイルなど。FR車、4WD車の後輪車軸中央付近から漏れている場合は、デフオイルの可能性があります。
ガソリンは、燃料タンクからエンジンルームまでパイプで送られているので、燃料タンクから離れた場所でも漏れることがあります。ガソリン漏れは独特の臭いがするので、気付きやすいでしょう。
液体の漏れた位置を確認して、色や粘り気、臭いなどで判断しましょう。
エアコンの排水は助手席の下あたり、冷却水はエンジンルームの先端付近で漏れています。また室内の助手席の奥にはエアコンの空気を冷やす部分があり、そこで溜まった水はホースを伝って外に排出されますが、ホースが破損していたり詰まっていた場合、上手く排出できず室内に水漏れを起こす場合があります。
エンジンルーム下の黒っぽく粘り気のある液体は、エンジンオイル、ブレーキオイル、パワステオイルなど。FR車、4WD車の後輪車軸中央付近から漏れている場合は、デフオイルの可能性があります。
ガソリンは、燃料タンクからエンジンルームまでパイプで送られているので、燃料タンクから離れた場所でも漏れることがあります。ガソリン漏れは独特の臭いがするので、気付きやすいでしょう。
液体の漏れた位置を確認して、色や粘り気、臭いなどで判断しましょう。
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