『あぶない刑事』に登場した車5選|レパードにセフィーロ、GT-Rなど
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
横浜・港警察署のタカとユージが繰り広げるアクション&コメディー刑事ドラマといえば、ご存知『あぶない刑事』です。じつに30年に渡るシリーズで、2016年1月公開の映画『さらばあぶない刑事』で完結しました。石原プロ製作、西部警察の後に製作されたドラマだけに、登場する警察車両も個性派揃いです。
『あぶない刑事』登場車その①:日産 レパード
「あぶ刑事」の代名詞とも言えるのが、日産 レパード(F31型)。VG30DEを搭載した前期型のアルティマです。
ボディカラーは、ゴールドのツートン(後にダークブルーのツートンも登場)。車内には平野ノラさんのネタで再ブレイク?したショルダーフォン(自動車電話)も搭載されていました。こんな派手なモデルが、港警察署の覆面パトカーだったのです。
日産 レパードは初代モデルでは2ドアと4ドアのエレガントなハードトップモデルでしたが、トヨタ ソアラの圧倒的な販売成績を前にして、2代目では路線変更。しかし、ソアラの牙城を崩すことができず、3代目以降はエレガントな4ドアモデルとなり、4代目でモデル消滅となりました。
ボディカラーは、ゴールドのツートン(後にダークブルーのツートンも登場)。車内には平野ノラさんのネタで再ブレイク?したショルダーフォン(自動車電話)も搭載されていました。こんな派手なモデルが、港警察署の覆面パトカーだったのです。
日産 レパードは初代モデルでは2ドアと4ドアのエレガントなハードトップモデルでしたが、トヨタ ソアラの圧倒的な販売成績を前にして、2代目では路線変更。しかし、ソアラの牙城を崩すことができず、3代目以降はエレガントな4ドアモデルとなり、4代目でモデル消滅となりました。
【あぶない刑事F31 レパード&初代レジェンド 編】昭和のバブル完全カムバック!!土屋圭市がデートカーを相沢菜々子、沢すみれ、橋本洋平と一気乗り!
『あぶない刑事』登場車その②:日産 セフィーロ
『もっとあぶない刑事』で採用された港警察署の覆面パトカーが、日産 セフィーロ(A31型)でした。グレードは、RB20DETエンジンに、4輪操舵のHICAS-IIが搭載されたスポーツクルージング。ドラマの影響があったのかは定かではありませんが、実際に警察の覆面パトカーで大量に採用されていました。
初代日産 セフィーロといえば、井上陽水さんの「お元気ですかぁ~」のCMです。昭和天皇が崩御される直前の時期に放送され、ほどなく音声を消して放送されました。このためか販売は低迷。全国の警察署に大量納車されたことと関連があるかもしれませんね。
初代の駆動方式はFRでしたが、2代目以降は日産 マキシマと統合されFFに変更。3代目でモデル廃止。日産 ティアナへと統合されました。北米専用車のアルティマはマキシマがルーツなので、セフィーロの系譜を引きついだモデルと言えなくもありません。
初代日産 セフィーロといえば、井上陽水さんの「お元気ですかぁ~」のCMです。昭和天皇が崩御される直前の時期に放送され、ほどなく音声を消して放送されました。このためか販売は低迷。全国の警察署に大量納車されたことと関連があるかもしれませんね。
初代の駆動方式はFRでしたが、2代目以降は日産 マキシマと統合されFFに変更。3代目でモデル廃止。日産 ティアナへと統合されました。北米専用車のアルティマはマキシマがルーツなので、セフィーロの系譜を引きついだモデルと言えなくもありません。
『あぶない刑事』登場車その③:三菱 RVR スーパースポーツギア
※画像はスポーツギアです。
「あぶ刑事」の車両提供メーカーといえば、日産のイメージですが、1996年に公開された映画『あぶない刑事リターンズ』では、三菱自動車の車両が使用されています。当時の日産は経営危機真っ只中でしたから、それが関係しているのかもしれません。
港警察署に配属された覆面パトカーは、三菱 RVR。当時の流行はステーションワゴン型3列シートミニバンで、三菱はシャリオのホイールベースを短縮し、2列シート化したRVRを開発したのです。
ただし、劇中で使用されているのは、ランエボと同じ4G63エンジンを積んだスーパースポーツギアというグレード。ミニバンながら、派手なカーアクションを披露していました。
「あぶ刑事」の車両提供メーカーといえば、日産のイメージですが、1996年に公開された映画『あぶない刑事リターンズ』では、三菱自動車の車両が使用されています。当時の日産は経営危機真っ只中でしたから、それが関係しているのかもしれません。
港警察署に配属された覆面パトカーは、三菱 RVR。当時の流行はステーションワゴン型3列シートミニバンで、三菱はシャリオのホイールベースを短縮し、2列シート化したRVRを開発したのです。
ただし、劇中で使用されているのは、ランエボと同じ4G63エンジンを積んだスーパースポーツギアというグレード。ミニバンながら、派手なカーアクションを披露していました。
『あぶない刑事』登場車その④:マセラティ クアトロポルテ
2005年に公開された映画『まだまだあぶない刑事』で登場した港警察署の覆面パトカーは、マセラティ クアトロポルテでした。「あぶない掲示リターンズ」のアルファロメオ164、「あぶない刑事フォーエバー」のマセラティ ギブリに続いて、3代目のイタリア車です。
1993年にフィアット傘下となったマセラティ社は、1997年に同じフィアット社傘下のフェラーリ傘下に入り、ラグジュアリー路線のプレミアムブランドへと変貌を遂げます。
その最高峰サルーンであるクワトロポルテは、2000年に4代目モデルが生産終了、2005年に5代目が復活を遂げました。この5代目クアトロポルテのフロントに搭載される4.2L V8エンジンは、フェラーリF430と共通。ハンドリング性能も高く、「4ドアのフェラーリ」と讃えられるほどでした。
1993年にフィアット傘下となったマセラティ社は、1997年に同じフィアット社傘下のフェラーリ傘下に入り、ラグジュアリー路線のプレミアムブランドへと変貌を遂げます。
その最高峰サルーンであるクワトロポルテは、2000年に4代目モデルが生産終了、2005年に5代目が復活を遂げました。この5代目クアトロポルテのフロントに搭載される4.2L V8エンジンは、フェラーリF430と共通。ハンドリング性能も高く、「4ドアのフェラーリ」と讃えられるほどでした。
『あぶない刑事』登場車その⑤:日産 GT-R
最後の映画となった『さらばあぶない刑事』で港警察署の覆面パトカーとして使われていたのが、R35 GT-R。現実にGT-Rは多くの高速機動隊に配備されているため、もう驚かないですよね。
『さらばあぶない刑事』では27年ぶりに日産自動車が車両提供を担当し、他にもR34、V37の各スカイラインに加え、往年のF31型レパードも登場しました。
GT-Rは、現行型が最終モデルとの噂がネットで囁かれています。確かにハイパワー大排気量ガソリンエンジン車は、時代にそぐわなくなってきているため、購入するなら今が最後のチャンスかもしれません。
とはいえ、また数年後に、スーパーEVにしれっと「GT-R」の名称をつけて復活しそうでもあります。
『さらばあぶない刑事』では27年ぶりに日産自動車が車両提供を担当し、他にもR34、V37の各スカイラインに加え、往年のF31型レパードも登場しました。
GT-Rは、現行型が最終モデルとの噂がネットで囁かれています。確かにハイパワー大排気量ガソリンエンジン車は、時代にそぐわなくなってきているため、購入するなら今が最後のチャンスかもしれません。
とはいえ、また数年後に、スーパーEVにしれっと「GT-R」の名称をつけて復活しそうでもあります。