ワイスピはなぜ日本車にこだわるのか?

スバル WRX STI

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大人気映画シリーズの「ワイルドスピード」。その見どころは、なんとっても危険極まりないアクションや、登場車種だったりとカーマニアにはたまらない作品となっています。そして気が付けば「スカイミッション」に続く第8作の公開が予定されています。
さて、このワイルドスピードシリーズ、アメリカ映画でありながら、日本車が多く登場しているのはファンの方ならご存知かと思います。かつては日本が舞台だったこともあるくらい、日本色が強い映画ともいえます。日本人の私たちは見知った車が出てくるとテンションも上がりますが、なぜ、日本車が多く登場するのでしょうか?
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日本車はコストパフォーマンスが高い
監督は日本車好きだった?
最近はあまり日本車は登場しない?

日本車はコストパフォーマンスが高い

考えられる理由のひとつに、日本車全般の価格の安さがあります。車は決して安いものではありませんが、日本車は世界的に見れば、価格は安くそれでいて性能は高いといわれています。

また、チューニングパーツも豊富で安く、簡単に速い車を作れるという利点があります。映画であっても制作費用は少しでも抑えられたほうが良いはず。高級車ばかりを登場させていては(十分多いですが)、製作費がいくらあっても足りません。

近年は高級車も多く登場し、製作費を削っている印象はまったくありませんが、安価な車と高い車でメリハリをつけてバランスをとっているのかもしれません。

他にも、日本のワイルドスピードファンは多く、そういった人たちの期待にも応えようとしてくれてるのかもしれませんね。

監督は日本車好きだった?

高級車とド派手なカーアクションが見どころのワイルドスピードシリーズですが、初期の頃は、もう少し日常的な生活が描かれた映画でした。

日本車が多かった理由は、監督が日本車が好きだったからともいわれていますが、当時の文化を意識したものでしょう。第一作目が公開された2000年のアメリカは、若者を中心にスポコン(スポーツコンパクト)が流行っていたこともあり、スポコンブームに焦点を当てた映画として作られました。

東京が舞台だった3作目までは、その傾向が強かったのではないでしょうか。ちなみに3作目の「東京ドリフト」のみ時系列が異なっており、6作目の「ユーロミッション」と7作目の「スカイミッション」の間の話となります。シリーズの主要人物もほとんど登場しないやや番外編要素のある作品です。

最近はあまり日本車は登場しない?

いかがでしたか?日本車が多く登場した理由がなんとなくおわかりいただけたのではないでしょうか?

近年は初公開から10年以上も経過していることもあって、特別日本車が多いという印象もありませんが、注目しているとところどころに見かけることができます。

もしかすると日本車を愛車にしていたいまは亡きストーリーの主要人物、ポール・ウォーカー氏の影響も少なからずあるかもしれませんね。スカイミッションのラストシーンでは、本人のトヨタのスープラが登場しています。

第8作目はどんな車が登場するのでしょうか?

『ワイルド・スピード ICE BREAK』予告編!!

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