あぁ懐かしい…西部警察に登場した名車たち
更新日:2019.05.31

カーアクションで有名な日本のドラマといえば『西部警察』でしょう。「太陽にほえろ!」と並ぶ、石原プロの看板作品です。西部警察は日産協力のもと製作されたため、主役級マシンはすべて日産車がベースでした。
西部警察とは?
『西部警察』とは、1979年10月から1984年10月まで5年に渡りテレビ朝日で放映されていた刑事ドラマで、3シリーズが製作されています。
注目は派手なカーアクションや爆破シーンで、1、2話では装甲車が登場し市街地を走行、爆破・炎上させています。当時の特撮技術といえばブルーバック合成が主流で、CGなどない時代。爆破シーンは当然、本物。このド迫力が視聴者の度肝を抜き、一躍人気ドラマとなりました。
そんな西部警察シリーズの魅力のひとつに、スーパーマシンと呼ばれる特殊車両の存在がありました。そのなかから懐かしい名車を紹介します。
S110型ガゼール
※画像はベースモデル
ガゼールはS110型、およびS12型シルビアの兄弟車です。
デビュー当初は1.8Lと2.0LのZ型直4SOHCを搭載していましたが、1981年のマイナーチェンジで当時流行していたドッカンターボのZ18ETを搭載。1982年にはR30型スカイライン RSから2.0L直4DOHCのFJ20DEが移植され、スポーティー度が上がりました。
西部警察では小暮課長の専用車にして覆面パトカーのガゼール・オープンが登場します。当時の正規ラインナップにオープンモデルの用意はなく、撮影用の特別車両でした。
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