プリウスは狭い!?|運転席&後部座席に座った正直な感想

トヨタ プリウス 2016

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プリウス(Prius)は、先代モデルよりもさらに車高が低くなり、スポーティーなデザインに・・・。空気抵抗などを考えて車高を低くしていると思うのですが、そこで気になるのは車内の狭さや快適性ですよね。実際に乗り込んで見ると、やはり天井が低くさを感じます。ただ、実際にプリウス(Prius)の乗り込んでみると狭さを感じさせないような工夫が多々施されており、快適性は思ったよりも悪くない!?私が実際にプリウス(Prius)のフロントシートと後部座席に乗った時に感じた感想を紹介したいと思います。

2018/1/26
Chapter
プリウスのフロントシートの居住性
フロントガラスからの視界も居住性に影響?
プリウス 後部座席の居住性の感想
頭上空間を広くするために天井に施した工夫とは?

プリウスのフロントシートの居住性

実は頭上空間は先代モデルよりも広い!?

プリウス(Prius)のフロントシートのデザインは、このようになっています。
3代目プリウス(Prius)よりも全高が約20mm程低くなっており、1,470mmとなっています。先代モデルのフロントシートはこのように頭上に十分な空間が確保されていて快適だったのですが、今回のプリウス(Prius)は、全高が低くなった影響があるのかなと思っていました。

しかし、実際に座ってみると先代モデルと同じくらいの頭上空間(ヘッドクリアランス)を確保。私が運転席に座ってみると天井まで拳を縦にして一個半以上の余裕があり、まったく車高が低くなった影響を感じませんでした。実際に東京モーターショー2015にいた新型プリウスの技術スタッフに話を聞いたところ、ドライバーが運転席に座った時のヘッドクリアランスは先代モデルよりも広くなるようにデザインしているそうです。

プリウス(Prius)の車高が低くなったにも関わらず、頭上空間が広くなった秘密は、最低地上高とフロントシートの着座位置。
どうやら今回フルモデルチェンジをして新発売されるプリウス(Prius)のフロントシートは、先代モデルに比べて最低地上高が約59mm程低くなっており、また、着座位置も約30mmほど低くなっているようです。

私も実際にこの新型モデルの運転席に乗り込んで、着座位置の低さにビックリ。ちょっとしたスポーツカーに乗っているような乗り心地でした。このようにフロントシートを低めに設定した事で、先代モデルよりも広めの頭上空間を確保したようですよ。

このプリウスの頭上空間の広さは好印象でした。

フロントガラスからの視界も居住性に影響?

また、プリウス(Prius)のフロントシートの開放感に影響を与えているのが、フロントガラスからの視界の良さ。
プリウス(Prius)は、空気抵抗を減らすために車体全体を可能な限り低重心化しており、特にフロントノーズは先代モデルより70mmも低くなっています。そのため、大き目のフロントガラスからの視界はスッキリ。この大きいフロントガラスのおかげで実際のクルマのサイズ以上の開放感・居住性の良さを感じる事ができました。

先代モデルよりも車高が低くなったトヨタの新型プリウス(Prius)ですが、頭上空間などフロントシートでは狭さを感じる事はありませんでした。むしろユッタリと座る事が出来て快適でした。インパネのデザインなども含めてプリウス(Prius)のフロントシートの居住性・快適性は、ハイレベルだと思いました。

プリウス 後部座席の居住性の感想

後部座席の天井は狭い!?

一方、プリウス(Prius)の後部座席はこのようなデザインになっています。
運転席は頭上空間も広くとても快適に座る事ができたのですが、後部座席は先代モデル同様に若干狭い感じが・・・。身長175cmの私が後部座席に座ると、ルーフまで手のひら一枚分がなんとか入るくらいの広さ。

ゆったりと腰を深く座ると多少頭上空間に余裕ができるのですが、背筋をピンと伸ばして座ると、髪の毛が天井に付くくらいの余裕しかありませんでした。
小柄な女性や子供が後部座席に座る分には、特に頭上空間が狭いと感じる事は無いと思います。ただ、もし180cm以上の男性が後部座席に座ると、頭上空間に余裕が無く、窮屈に感じる人も出てくるのかなと思いました。

頭上空間を広くするために天井に施した工夫とは?

しかし、プリウス(Prius)を開発した技術スタッフの方に話を聞くと、後部座席でも快適に座れるようにするために、天井のデザインを工夫しているみたいです。後部座席の真上の天井を見ると、このようなデザインになっています。
通常天井はフラットになっている事が多いですが、このように天井がえぐれているようなデザインになっているのは珍しいですよね。このようなデザインイした理由は、後部座席の頭上空間を確保するため。プリウス(Prius)の後部座席の頭上空間は広々としていると言えませんが、先代モデルと同等の頭上空間(ヘッドクリアランス)を確保しているみたいですよ。

ちなみに、プリウス(Prius)の足元空間・膝回りの空間はそれ程狭いと感じませんでした。
何とかですが脚が組めるサイズになっているのは、好印象でした。このようにプリウス(Prius)はフロントシートの快適性には全く問題は無かったものの、後部座席は先代モデルと同様に狭いと感じてしまいました。

ただ空気抵抗を考えて先代モデルよりも車高を低くした事を考えると仕方ない部分もあるのかなと思いました。しかし、先代モデルと比べて車高が低くなったにも関わらず同等の室内の広さを確保しているのは、好印象でした。
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