【徹底レビュー】プリウスの室内の収納スペースを画像で確認
更新日:2024.09.09
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旧型プリウスはまさに"燃費のためのクルマ"と言った感じで、乗り心地や内装・インテリアの質感は二の次、三の次になっていました。そのため旧型モデルの内装・インテリアはかなりシンプル・・・。しかし、今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)では内装・インテリアのデザインにもかなりこだわった様子。旧型モデルと比べて格段に良くなり、内装・インテリアの質感も十分に満足できるレベルになっていました。4代目プリウスの収納スペースも同様。室内の収納スペースも内装・インテリアにマッチする使い勝手だけでは無く見た目にもこだわっているようい感じました。そんなプリウス(Prius)の収納スペースのデザインや種類・設置されているスペースの数や使い勝手について徹底的レビューしていきます。
2016/1/12
2016/1/12
収納スペースレビュー1【フロントシート編】
プリウス(Prius)のインパネは、このようなデザインになっています。
そして、フロントシート(運転席まわり)にはドリンクホルダーなどを含めて大きく分けて6個の収納スペースが用意されています。そして、センターコンソール部分など使い勝手にこだわった収納スペースも・・・。このプリウス(Prius)の運転席まわりの収納スペースを徹底的に見ていきましょう。
その1:センターコンソール
プリウス(Prius)の注目はセンターコンソール。
上位グレードになるとこのようにホワイト加飾され見た目もオシャレですよね。そして、見た目だけでは無く機能面も充実しています。モデルのセンターコンソールには、ドリンクホルダーとトレイが用意されており、特にドリンクホルダーは使い勝手が良くなっていました。
ドリンクホルダーは2本分
モデルのセンターコンソールに装備されているドリンクホルダーは、このようなデザインになっています。
モデルのセンターコンソールに装備されているドリンクホルダーは、このようなデザインになっています。
プリウス(Prius)では、ドリンクホルダーが2本分用意されており、旧型モデルと異なりしっかりと運転席と助手席の人がそれぞれ利用できるようになっていました。また、このドリンクホルダーをしっかりと確認してみると、飲み物がこぼれないようにストッパーのようなもの装備されていました。このような工夫は嬉しいですよね。このフロントシートのドリンクホルダーはなかなか良いと思いました。
センターコンソールは広めな設計
また、ドリンクホルダーの前方にはセンターコンソールトレーを装備。
深さはそれ程ないものの横幅や奥行きも大きく使い勝手が良さそうです。
このセンターコンソールトレーにはメーカーオプションでQi(チー)対応ワイヤレス充電器"おくだけ充電機能"を装備する事も可能です。
このセンターコンソールトレーにはメーカーオプションでQi(チー)対応ワイヤレス充電器"おくだけ充電機能"を装備する事も可能です。
ちなみにディーラーさんに話を聞くと、Qi(チー)に対応している機種がまだそれ程多くないためこの"おくだけ充電機能"の装着率はそれ程高くないようですよ。
センターコンソールに施された嬉しい工夫とは?
またこのプリウス(Prius)のセンターコンソールで注目なのは、この形状。
モデルのセンターコンソールは横幅が200mmあり、また、トレーとドリンクホルダー部分の段差が小さいデザインになっています。このようなデザインにしたのにはある理由が・・・。実は今回新しくなったプリウスでは、センターコンソールにハンドバックやポーチなどをこの場所にポンっと気軽に置けるように、このようなデザインにしたみたいです。
確かにこれなら小さめのハンドバックを置いても安定感はありそうですよね。女性にとってはとても使い勝手が良いデザインになっているなと思いました。
確かにこれなら小さめのハンドバックを置いても安定感はありそうですよね。女性にとってはとても使い勝手が良いデザインになっているなと思いました。
その2:アームレスト
フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)のS以上のグレードには、このような収納ボックス付きのアームレストを装備。
実際に手を入れて確認してみたところ、深さも十分。
深さが気になったのでディーラーさんに確認してみたところ、深さは200mmあるそうです。
CDやDVDのケースなどもスッポリト収まるサイズになっているそうですよ。
また、このプリウス(Prius)のアームレスト収納ボックスには小物を置くのに便利な取り外し式のトレーも装備
CDやDVDのケースなどもスッポリト収まるサイズになっているそうですよ。
また、このプリウス(Prius)のアームレスト収納ボックスには小物を置くのに便利な取り外し式のトレーも装備
このトレーがあるおかげで使い勝手は良いと思いました。
その3:カードサイズ収納ポケット
またちょっと目立たない位置ですが、プリウス(Prius)のハンドルの右側にはカードサイズに作られた小型サイズの収納スペースを装備。
実はこの部分は純正オプションのETC車載機が装備されるスペース。
ETC車載機を装備しないとこのようなカードサイズの収納ポケットが装備されるようです。収納スペース自体はそれほど大きくないので使い道は少ないかもしれませんが、人にあまり見られたくない電子マネーのカードやガソリンのプリペイドカードを置くには良いかもしれませんね。
ETC車載機を装備しないとこのようなカードサイズの収納ポケットが装備されるようです。収納スペース自体はそれほど大きくないので使い道は少ないかもしれませんが、人にあまり見られたくない電子マネーのカードやガソリンのプリペイドカードを置くには良いかもしれませんね。
その4:オーバーヘッドコンソール
また、プリウス(Prius)のルームランプ部分には、このようにプッシュ式で開閉ができるオーバーヘッドコンソールを装備。
実際にオーバーヘッドコンソールを開けると、このような感じ。
このオーバーヘッドコンソールは、ちょうどメガネやサングラスが一つ入るサイズ。運転用のメガネやサングラスを置いておくに便利そうですよね。このようなオーバーヘッドコンソールを装備しているクルマは多々ありますが、このプリウス(Prius)のものは開口部も広くなっており、取出しがしやすいデザインになのが特徴。個人的には他のクルマのオーバーヘッドコンソールは、他のクルマよりも使い勝手が良いように感じました。
ちなみに、メーカーオプションの電動ムーンルーフ(サンルーフ)を装備するとこのようなデザインになり、オーバーヘッドコンソールは装備されません。サンルーフを装備すると、このようなデメリットもあるのでご注意くださいね。
ちなみに、メーカーオプションの電動ムーンルーフ(サンルーフ)を装備するとこのようなデザインになり、オーバーヘッドコンソールは装備されません。サンルーフを装備すると、このようなデメリットもあるのでご注意くださいね。
その4:フロントドアポケット
また、プリウス(Prius)のフロントシート横のドアには、このような収納スペースが装備されています。
このフロントドアポケットには、500mlのペットボトルとB5サイズの雑誌や冊子が収納する事が可能のようです。
また、ペットボトルを置かなければA4サイズの雑誌なども収納が可能です。
旅行に行った時の地図やガイドマップを置いておくのに便利なのかなと思いました。ただ、ドリンクを置いたときの安定感がもう少しある方が良いと思いました。
旅行に行った時の地図やガイドマップを置いておくのに便利なのかなと思いました。ただ、ドリンクを置いたときの安定感がもう少しある方が良いと思いました。
その5:グローブボックス
プリウス(Prius)では、このようなサイズのグローブボックスを採用。
横幅が広くて使いやすそうですよね。ちなみに、こちらが旧型モデルのグローブボックス。
旧型モデルのグローブボックスと比べると奥行きは無くなった様な感じがしましたが、横幅が大幅に拡大したのがわかりますよね。
そのためプリウス(Prius)のグローブボックスは先代の4.5リットルから5.7リットルにアップ。
助手席側の収納スペースがグローブボックスのみになってしまったのは少々寂しいですが、薄型のボックスティッシュを収納できるグローブボックスのサイズはなかなか良いと思いました。
そのためプリウス(Prius)のグローブボックスは先代の4.5リットルから5.7リットルにアップ。
助手席側の収納スペースがグローブボックスのみになってしまったのは少々寂しいですが、薄型のボックスティッシュを収納できるグローブボックスのサイズはなかなか良いと思いました。
収納スペースレビュー2【後部座席編】
フロントシートまわりはデザインやサイズにこだわった収納スペースが多い印象があったプリウス(Prius)ですが、後部座席付近の収納スペースは至って普通。
収納スペースの数もそれほど多いとは思いませんでした。そんなプリウス(Prius)の後部座席まわりの収納スペースを紹介します。
その1:シートバックポケット
フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)では、運転席と助手席の後方にシートバックポケットを装備。
シートバックポケットのサイズも大きいので、大き目のA4サイズの雑誌や地図もラクラク収納が可能のようです。
ただ、個人的にちょっと気になったのは硬さ。プリウス(Prius)のAプレミアムグレードなど上級グレードのレザー系のシートだとこのシートバックポケットが若干硬め。(使っていくに馴染んでいくのかもしれませんが・・・)
ただ、個人的にちょっと気になったのは硬さ。プリウス(Prius)のAプレミアムグレードなど上級グレードのレザー系のシートだとこのシートバックポケットが若干硬め。(使っていくに馴染んでいくのかもしれませんが・・・)
個人的にはこのシートバックポケットの開口部が少し硬いのが少々気になってしまいました。
また、プリウス(Prius)の最下位グレードのEグレードでは、このシートバックポケットが装備されないので、注意くださいね。
また、プリウス(Prius)の最下位グレードのEグレードでは、このシートバックポケットが装備されないので、注意くださいね。
その2:後部座席用ドリンクホルダー
また、プリウス(Prius)の後部座席の収納スペースはシートバックポケット以外ではドリンクホルダーのみ。
このクルマのドリンクホルダーは、後部座席用アームレスト部分とリアドアポケット部分にそれぞれ2個装備されており、合計4つ。こちらがアームレスト部分のドリンクホルダー。
このクルマのドリンクホルダーは、後部座席用アームレスト部分とリアドアポケット部分にそれぞれ2個装備されており、合計4つ。こちらがアームレスト部分のドリンクホルダー。
そしてこちらがリアドアポケット部分。
このドリンクホルダーの数は十分満足できる数だと思うのですが、リアドアポケット部分はフロントドアど同様に飲み物以外のものが置ける収納ボックスがあったらさらに良かったのに・・・と、思いました。
後部座席に関しては、スマホやサイフなど小物を置いておくスペースが無いのが少々残念に感じました。
後部座席に関しては、スマホやサイフなど小物を置いておくスペースが無いのが少々残念に感じました。
プリウス(Prius)では、このような収納スペースが用意されていました。
このモデルの収納スペースはデザイン性も良く、また、使い勝手なども考えられて作られているのは好印象です。ただ、収納スペースの数自体が旧型モデルと比べると圧倒的に少なくなったのは、少々残念でした。このように比べると、今回のモデルの収納スペースがいかに少なくなったかわかりますよね。
旧型プリウスからのこの4代目モデルに乗り換えた人は、使いづらさを感じるかもしれないと思いました。
このモデルの収納スペースはデザイン性も良く、また、使い勝手なども考えられて作られているのは好印象です。ただ、収納スペースの数自体が旧型モデルと比べると圧倒的に少なくなったのは、少々残念でした。このように比べると、今回のモデルの収納スペースがいかに少なくなったかわかりますよね。
旧型プリウスからのこの4代目モデルに乗り換えた人は、使いづらさを感じるかもしれないと思いました。