1代限りで販売終了した日産の迷車5選

頭文字Dにも登場した後輪駆動車「180SX」

日産 180SX

「180SX」は、1989年に発売が開始されたFRのハッチバッククーペです。1988年に発売されたS13シルビアの兄弟車両で、1.8Lターボエンジンを搭載した5ナンバー車両として人気を集めました。車名の180は排気量に由来したもので、2.4Lのエンジンが積まれた北米では240SXとして販売されています。

初期型に搭載されたエンジンは、最高出力175psの1.8LターボのCA18DET型でしたが、1991年のマイナーチェンジによって、205psを発生する2.0LターボのSR20DET型に変更。さらに1996年には、自然吸気のSR20DEがラインナップに加わります。

しかし、1998年をもって販売が終了。後継モデルは用意されませんでした。今でもドリフトなどのモータースポーツユーザーに人気のあるクルマです。

ちなみに同じタイミングで販売終了を終えた車にはS14シルビアがありました。

長四角の車「キューブキュービック」

日産 キューブキュービック

キューブのホイールベースを延長した「キューブキュービック」。いわばキューブのロングボディバージョンですが、3列シートを備え、乗車定員が5人から7人へと拡大されていることが特徴です。

とはいえ、その延長量は従来型キューブの3,730mmに対し、キューブキュービックは3,900mmと、わずか270mm。サードシートはエマージェンシー的なもの。簡単なシート操作で、乗員も荷物の積載性も調整できる便利な車両という印象です。

エンジンは、1.4Lの直列4気筒DOHCで、4速ATまたはマニュアルモード付6段変速CVTと組み合わせ。駆動方式は、FFと4WDが用意されていました。

外観のキューブとの違いは、長いボディにリアドアのサイズ、フロントグリル、リアエンブレム程度。延ばされたボディに対してエンジンが非力だったのか、また7人乗りは無理があったのか、その理由は定かではないものの、後継モデルが世に出ることはありませんでした。

カリフォルニア向けに製造「ルネッサ」

日産 ルネッサEV

「ルネッサ」は、アメリカのカリフォルニア州向けに製造された電気自動車、アルトラEVをベースに、ガソリンエンジンを搭載。日本国内専用車に仕立て直したモデルです。

エンジンは、2.0Lもしくは2.4Lの直列4気筒。FF車と4WDを用意し、両タイプともにフロントサスペンションにストラット式、前者リアサスはマルチリンクビーム式で後者はマルチリンク式サスペンションが採用されました。

外観は、背の高いミニバンといった雰囲気に、当時のセドリックと同じ2,800mmというロングホイールベースが特徴。そのため室内長はそれなりに確保されています。しかし、ベースのEVモデルが床下にバッテリーを収めていた関係で、室内高は見た目ほど広くありません。

デビュー翌年の1998年には、EV版も発売されました。

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