中古車購入前に燃費・維持費を計算しよう
更新日:2024.09.09

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中古車を購入すると月々支払うランニングコストが発生し、その中でも大きな割合を占めるのが駐車場代と燃料代です。駐車場代の節約はほぼ絶望的ですが、燃料代は抑えることができます。それは、ただ単純にクルマに乗らないことではありません。「燃費性能に優れたクルマを選ぶ」ということです。今回は、燃費性能に優れたクルマを選ぶ際のポイントや、ランニングコストに関わる注意点をご紹介します。
文・萩原 文博
文・萩原 文博
ポイント1.燃費の良いクルマとは?
燃費の良いクルマといえば、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載した「ハイブリッド車」です。代表的な車種はトヨタプリウスや日産ノートe-POWER、ホンダフィットなどが挙げられます。また、燃費性能が優れている上、燃料として使用する軽油の価格が安い「ディーゼル車」という選択肢もあります。
日本車でディーゼル車を発売しているのはマツダだけですが、輸入車では多くの車種があります。しかし、ハイブリッド車やディーゼル車は一般的なガソリンエンジン車と比べると新車時価格は数十万円高くなるのが一般的。中古車になるとグーンとその価格差が縮まるのが魅力です。
日本車でディーゼル車を発売しているのはマツダだけですが、輸入車では多くの車種があります。しかし、ハイブリッド車やディーゼル車は一般的なガソリンエンジン車と比べると新車時価格は数十万円高くなるのが一般的。中古車になるとグーンとその価格差が縮まるのが魅力です。
ポイント2.燃費性能と同じくらい使用燃料の確認が大事
走行距離が極端に多いなどの条件がなければ、中古車でもガソリン車よりハイブリッド車やディーゼル車の価格は高くなります。
その場合に考えていただきたいのは、「自分は一体どれくらいの距離を乗るのか」ということです。いくら燃費性能が優れていると言っても中古車の車両本体価格が10万円の差があるとすると、ハイブリッド車を購入しガソリン車との10万円差を埋めるには相当な距離を走行しないといけません。
したがって、ガソリン車、ハイブリッド車、ディーゼル車のどれを選ぶのかについては、自分が一体どれくらいの年間距離を走行するのか?ということを考慮して選ぶ必要があります。
一般的なクルマの使い方をする人は逆転することはほとんどないのが実状です。また、高性能なエンジンを搭載するとレギュラーガソリンではなく、価格の高いハイオクガソリン仕様となります。高出力なエンジンが生み出す高い走行性能は魅力ですが、コストは相当アップします。購入時には燃費性能と合わせて、そのクルマの使用燃料についても予め確認することを忘れないでください。
その場合に考えていただきたいのは、「自分は一体どれくらいの距離を乗るのか」ということです。いくら燃費性能が優れていると言っても中古車の車両本体価格が10万円の差があるとすると、ハイブリッド車を購入しガソリン車との10万円差を埋めるには相当な距離を走行しないといけません。
したがって、ガソリン車、ハイブリッド車、ディーゼル車のどれを選ぶのかについては、自分が一体どれくらいの年間距離を走行するのか?ということを考慮して選ぶ必要があります。
一般的なクルマの使い方をする人は逆転することはほとんどないのが実状です。また、高性能なエンジンを搭載するとレギュラーガソリンではなく、価格の高いハイオクガソリン仕様となります。高出力なエンジンが生み出す高い走行性能は魅力ですが、コストは相当アップします。購入時には燃費性能と合わせて、そのクルマの使用燃料についても予め確認することを忘れないでください。
ポイント3.自動車保険もランニングコストに含まれる?
月々の主なランニングコストは駐車場代と燃料代ですが、その他にもオイル交換やタイヤ交換、メンテナンス、車検、税金などが含まれます。エンジンの排気量が大きく車両重量が重いと、税金はどんどん高くなり、ランニングコストは高くなります。また、装着されるタイヤも17インチより18、19とサイズが大きくなればなるほど高くなります。
そしてランニングコストで最も忘れてはならないのが「自動車保険」です。中古車を購入すると強制保険と言われている自賠責保険に加えて、任意保険に加入しなければなりません。
万が一事故を起こしてしまった場合、自賠責保険では賄いきれないケースが増えています。これを補ってくれるのが任意保険です。実際にハンドルを握って運転するのであれば、任意保険に加入しておかないと一生後悔する場合もありますので、予め加入を検討しましょう。
この任意保険は、加入者の年齢やクルマの車種によって異なります。例えば、免許取り立ての若者はリスクが高いため保険料は高くなりますし、事故の発生件数が多いスポーツカーは保険料が高くなります。したがって免許取り立ての若者がスポーツカーに乗る場合は、保険料が凄まじく高くなるということです。
万が一事故を起こしてしまった場合、自賠責保険では賄いきれないケースが増えています。これを補ってくれるのが任意保険です。実際にハンドルを握って運転するのであれば、任意保険に加入しておかないと一生後悔する場合もありますので、予め加入を検討しましょう。
この任意保険は、加入者の年齢やクルマの車種によって異なります。例えば、免許取り立ての若者はリスクが高いため保険料は高くなりますし、事故の発生件数が多いスポーツカーは保険料が高くなります。したがって免許取り立ての若者がスポーツカーに乗る場合は、保険料が凄まじく高くなるということです。
中古車の購入は購入して終わりではありません。月々の燃料代や駐車場代、そしてメンテナンス代や保険代など様々なランニングコストが必要となります。また、中古車を購入する際にはクルマの燃費性能、使用燃料を確認すると同時に、どんなボディタイプを選ぶか?についても重視する必要がありますので、事前にしっかりと下調べをおこないましょう。