事故車は廃車にすべき?買取にすべき?

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クルマは自身の資産の一つ。そうした意味でも遭いたくないのが事故。自身の身体も当然のことながら、クルマも大きなダメージを受けてしまう可能性が極めて高いわけです。そうした事故に遭ったクルマは「廃車」という文字が脳裏によぎるわけですが、買い取って貰うという選択肢はあるのでしょうか?
Chapter
事故車を廃車にする場合…
事故車は買い取ってもらえる!
事故車の価値はどのくらいあるのか?
廃車・事故車を売りならカーネクスト

事故車を廃車にする場合…

もし愛車で事故に遭い、フロントからベッコリへこんで走行不能になったとしたら、「ああ廃車か…」と思ってしまいますよね。しかし、廃車にする場合には廃車手続きがあり、費用がかかってしまいます。

まず陸運局での廃車の手続き。自分で行えばお金はかかりませんが、行政書士などに代行をお願いすると1万円ほど費用がかかる恐れがあります。

そして次に、車の解体業者への依頼です。もし事故車が自走できる状態なら業者のところまで自分で運べばコストを浮かす事もできますが、ハードなクラッシュだと自走は不可能ですよね。

レッカー車を呼んでの引き取り処分という事になりますので、「輸送コスト」も発生してしまいます。一般的に普通車は「鉄くず」となると1万~3万円あたりで買い取って貰えるので、結果的にプラスになる可能性はありますが、いずれにせよ数百万からなる資産が無くなってしまうわけです。まだローンが残っている場合は、なおさら痛い出費ですよね。

そこで、当然「もっと良い方法はないのか」と感じると思いますが、あるんです!

事故車は買い取ってもらえる!

通常クルマを手放す際は、下取り、もしくは買い取り専門店なりに「売却」するわけです。資産価値がある以上、当然の事です。では前述のような事故車はどうか?といえば、結論からいえば「充分買い取って貰える」ということになります。

インターネットで、「事故車 買取」と検索するだけで多くの事故車の買取業者を見つける事ができますし、「事故車、買取査定致します」なんて心強い文言も確認できます。

つまり、事故車でもまだ「資産価値はある」といえるのです。もちろん、一括査定からも有効です。

事故車の価値はどのくらいあるのか?

よく中古車市場で「修復歴あり」という車両をよく見かけることがあるかと思います。

これは、外装が少し傷ついたりへこんだりしたから修復した、という軽度なものを想起しますが、じつはそうではないのです。「フレームまで及ぶ修理を行ったクルマ」について修復歴ありと表記するようになっています。つまり、大きな事故をおこしたクルマ、と言い換える事ができます。

買い取り業者等はこのように事故車をキッチリ修復し、使用に耐えうる状態にして再び市場に送り出すわけです。

こうした再販可能なケースの事故車の買取はいくらになるのか…ですが、これは車種や、どれだけ車体が損傷を受けているかによって買取相場に違いが出ます。

板金で済むような場合や、バンパーやドアの交換で済む場合と、比べてフレームまで損傷がいってしまっている場合だと、価値はかなり変わってくるでしょう。

また、水没車や酷い破損状況で、もうこれは廃車だろうと考えていても、廃車引き取りでなく、事故車として買い取って貰える可能性もあります。こうしたケースは修復して再販ではなく、部品取りとしての利用や海外への輸出、といった道が残されているからです。

いずれにしても事故車の価値というのは、車種や年式、走行距離、損傷具合なども勘案されてくるので、まず査定を依頼するのが良いでしょう。

最後は業者との相談ともなりますので、まずは買取の方向で考えていても、無駄にはならないと思います。

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