ヴェゼルRS試乗の感想。スポーティーな乗り心地は楽しめた?

ホンダ ヴェゼル

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ヴェゼルRS(VEZEL RS)は外装・内装に多くの専用パーツを備えており、他のモデルとは雰囲気が異なるデザインに・・・。そんなヴェゼルRS(VEZEL RS)ですが、先日ようやく近所のディーラーにこのモデルの試乗車が届いたと言う事で、試乗させてもらいました。ただ、このRSは予想していたのと若干乗り心地が異なる感じが・・・そんなヴェゼルRS(VEZEL RS)を試乗した時に感じた乗り心地の感想を紹介したいと思います。

2018/1/30
Chapter
ヴェゼルRSの試乗の感想1:乗り心地インプレッション
ヴェゼルRSは剛性感には大満足
ヴェゼルRSの乗り心地に少し不満
スポーティーな走りが楽しめない原因はタイヤ!?

ヴェゼルRSの試乗の感想1:乗り心地インプレッション

今回私が試乗したのは、ヴェゼルRS(VEZEL RS)のハイブリッド。そしてボディカラーは、ホワイトオーキッドパール。
そして、こちらがハイブリッドZの横からのデザイン。
ガーニッシュのカラーが異なるだけで雰囲気が全く違いますよね。ボディロアガーニッシュが専用のクリスタルブラック塗装になっているのでより引き締まったデザインになっているように感じました。

ヴェゼルRSは剛性感には大満足

ウルトラスエード素材の運転席に乗り込み、助手席に営業マン、そして、後部座席に妻を乗せてヴェゼルRS(VEZEL RS)の試乗をスタート。ディーラーを出て左折をして、アクセルペダルを踏み込んでいくととても気持ちよく加速していきます。
この加速感はハイブリッドZなどと全く違いが無い感じ。ただ、ヴェゼルRSはステンレス製のスポーツペダルを採用しているので、アクセルを踏み込んだときの感触や高級感はコチラの方が良いように感じました。
また、このベゼルRS(VEZEL RS)を試乗をし始めてスグに気が付いたことが・・・・。それはハイブリッドZなど既存のグレードと比べてこのRSは、ボディ剛性感がアップしたように感じられた事。
ヴェゼルRS(VEZEL RS)を試乗では、ハイブリッドZでは感じられなかったような重厚なボディに守られているような感覚を持ちながら運転する事ができました。今回新しく追加されたベゼルRSは18インチのタイヤを装備しているためか、また、専用のダンパーを装備してるためか分かりませんが、この安心感のある乗り心地は個人的には好印象でした。

ヴェゼルRSの乗り心地に少し不満

また、ヴェゼルRS(VEZEL RS)を20分ちょっと試乗をさせて貰ったのですが、肝心の乗り心地は個人的にはちょっとイメージと異なりました。

このRSは走破性の良さを追求したクルマなので、もっと足回りが硬くてもっとキビキビした走り心地が楽しめるモデルに振り切っているのかなと思いました。ただ、実際にヴェゼルRS(VEZEL RS)を試乗してみると、ハイブリッドZと比べて若干足回りが引き締まっている程度。
正直に言って私がイメージしていたRSらしさはありませんでした。もちろん18インチのタイヤの影響もあり、ハイブリッドZよりも硬めの乗り心地ではあるのですが、予想よりも遥かに下回ってました。一緒に同行したいつもお世話になっているディーラーさんも「ヴェゼルRS(VEZEL RS)のハイブリッドは、ちょっと足回りが硬くなっている程度なので、ハイブリッドZと乗り比べないと気が付かない位の違いしかありませんよ~」と、言っていましたし・・・。

また、柔らかめな乗り心地が好みの私の妻も「このくらいの乗り心地の硬さなら、普通に運転できる。」と、試乗した際に行っていました。以前ジェイドRSやフィット3RSを試乗させて貰ったときは、他のモデルとは全く異なるキビキビとした走り心地にビックリしたのですが、今回のヴェゼルRS(VEZEL RS)では、この驚きや快感を感じる事ができませんでした。
ジェイドRSやフィット3RSがガソリン車だったのに対し、今回私が試乗したのはRSのハイブリッド車。ガソリン車のRSようなキビキビとした走りを期待するのがちょっと間違いだったのかもしれませんが、個人的にはもう少しスポーティーな方に振り切ってもよかったのかなと試乗をした時に感じました。もしかしたらヴェゼルRS(VEZEL RS)のガソリン車は、ジェイドRSやフィット3RSのようなスポーティー感を味わえるかもしれません。今度改めてヴェゼルRS(VEZEL RS)のガソリン車の試乗をしてこようと思います。

スポーティーな走りが楽しめない原因はタイヤ!?

また今回ヴェゼルRS(VEZEL RS)を試乗して残念に感じたのは、このクルマに装備されているタイヤ。ヴェゼルRS(VEZEL RS)はスポーツモデルにも関わらず、装備されているタイヤは低燃費タイヤのダンロップのエナセーブEC503。
一方、今回マイナーチェンジをしたヴェゼル/べゼル(VEZEL)の人気グレードハイブリッドZに標準装備されているタイヤは、ダンロップのスポーツタイヤ“SPスポーツマックス050(SP SPORT MAXX 050)”。
私はヴェゼルRS(VEZEL RS)とマイナーチェンジをしたハイブリッドZを両方とも試乗させてもらったのですが、運転していてタイヤのグリップ力の違いを感じました。特に違いを感じたのは、信号待ちなどでブレーキをかけて車が止まる時。スポーツタイヤの”SPスポーツマックス050ハイブリッドZでブレーキをかけるとリヤのタイヤがしっかりと地面を噛んでくれるので、その場でスッキリと止まる感じ。運転をしていて、タイヤがしっかりと地面を掴んでいるのが分かるので、とても安心感がありました。
一方、低燃費タイヤを装備しているヴェゼルRS(VEZEL RS)は、ブレーキをかけてもスッキリと止まれず少し惰性で前に進んで行く感じ。体感ではブレーキを踏んでから車が停止するまでの距離(制動距離)は、グリップ力が弱い低燃費タイヤの方が一車体分ていど長いのかなといった印象を持ちました。

個人的にはベゼルRSでもスポーツタイヤの”SPスポーツマックス050″を標準装備して貰いたかったです。また、そうすればもう少しヴェゼルRS(VEZEL RS)でもスポーティーな走りを楽しめたのかなと試乗をしていて思いました。
今回初めてヴェゼルRS(VEZEL RS)を試乗したのですが、期待値が高かった分だけ乗り心地・走破性に少しガッカリしてしまいました。ハイブリッドZなどの乗り心地と比べると若干引き締まった足回りになっていたのですが、個人的にはもう少しスポーティーな乗り心地にしても良いのかなと感じました。

今回新発売されたこのモデルは、都市部でも扱いやすい上質さとスポーティーな走りの両立を目指したのかもしれませんが、個人的には少し中途半端な感じがしました。もしヴェゼルRS(VEZEL RS)でよりキビキビトとしたな走りを楽しむのなら、タイヤを低燃費タイヤからスポーツタイヤに履き替えたほうが良いのかなと思いました。ちなみに、ヴェゼルRS(VEZEL RS)とハイブリッドZの見積もりの違いはコチラから思ったよりも価格差は無いので、スタイリッシュな内装に惹かれてRSを選んで行くお客さんも多いようですよ。
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