ホンダ 初代ヴェゼル(RU1/RU2/RU3/RU4型)の10のグレードの違いを徹底比較!
更新日:2024.09.09
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コンパクトなクロスオーバーSUVとして2013年に登場したホンダ 初代ヴェゼルは、デビュー後ヒット車種となり現在ではホンダを代表するクルマとして幅広いユーザーから支持されています。
2018年にはマイナーチェンジされ「Honda SENSING」が標準装備されるなど大きなアップグレードが行われましたが、現在はどんなグレードがあるのかを紹介していきます。
2018年にはマイナーチェンジされ「Honda SENSING」が標準装備されるなど大きなアップグレードが行われましたが、現在はどんなグレードがあるのかを紹介していきます。
- Chapter
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード①:G・Honda SENSING【価格:211万3,426円~】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード②: X・Honda SENSING【価格:220万5,093円~】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード③:RS・Honda SENSING【価格:252万833円】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード④:TOURING・Honda SENSING【価格:295万6,800円】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑤:TOURING Modulo X Honda SENSING【価格:352万8,800円】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑥:HYBRID・Honda SENSING【価格:250万5,555円~】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑦:HYBRID X・Honda SENSING【価格:258万6,018円~】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑧:HYBRID Z・Honda SENSING【価格:276万186円~】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑨:HYBRID RS・Honda SENSING【価格:286万2,037円】
- ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑩:HYBRID Modulo X Honda SENSING【価格:346万7,200円~】
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード①:G・Honda SENSING【価格:211万3,426円~】
「G・Honda SENSING」は、ホンダ 初代ヴェゼルのなかでもっとも価格を抑えたエントリーグレードです。
エンジンは他のガソリンエンジンモデルと同じく排気量1.5L 直列4気筒のL15B型を搭載し、最高出力95kW(129PS)/6,600rpm、最大トルク153Nm(15.6kgm)/4,600rpmを発生。
駆動方式はFF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)が設定され、燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードでFFが18.4km/L、4WDも17km/Lと、ガソリンエンジンとしては必要十分な性能を誇っています。
エンジンは他のガソリンエンジンモデルと同じく排気量1.5L 直列4気筒のL15B型を搭載し、最高出力95kW(129PS)/6,600rpm、最大トルク153Nm(15.6kgm)/4,600rpmを発生。
駆動方式はFF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)が設定され、燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードでFFが18.4km/L、4WDも17km/Lと、ガソリンエンジンとしては必要十分な性能を誇っています。
一方で価格を抑えるために装備を必要最低限とし、エクステリア(外装)ではフォグライト、インテリアではラゲッジスペース(荷室)のハードボードが省略されるなど、シンプルな仕上がりとなっています。
しかし、グレード名にもあるとおりホンダ独自の安全装備である「Honda SENSING」は標準装備され、エントリーグレードながら充分な安全性能を備えている点は見逃せません。
価格はFFが211万3,426円、4WDが233万3,426円で、コンパクトなクロスオーバーSUVとしてはリーズナブルな値段設定と言えるでしょう。
しかし、グレード名にもあるとおりホンダ独自の安全装備である「Honda SENSING」は標準装備され、エントリーグレードながら充分な安全性能を備えている点は見逃せません。
価格はFFが211万3,426円、4WDが233万3,426円で、コンパクトなクロスオーバーSUVとしてはリーズナブルな値段設定と言えるでしょう。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード②: X・Honda SENSING【価格:220万5,093円~】
「X・Honda SENSING」は、ホンダ 初代ヴェゼルのスタンダードグレードとも言える位置づけのモデルとなっています。
最廉価グレードの「G・Honda SENSING」では省略されていたフォグライトが標準装備され、夜間や悪天候時の視認性を向上。フロントシート(前席)用サイドエアバッグや、前後席に対応したカーテンエアバッグも装備され、安全性能を高めています。
また、インテリアではステアリングが本革巻きとなり、サンバイザーの裏側に備わるバニティーミラーにも照明が付くなど車内の質感も高めています。
価格はFFが220万5,093円、4WDが242万5,093円で、「G・Honda SENSING」からFFと4WDそれぞれ約9万1,700円高くなっています。
最廉価グレードの「G・Honda SENSING」では省略されていたフォグライトが標準装備され、夜間や悪天候時の視認性を向上。フロントシート(前席)用サイドエアバッグや、前後席に対応したカーテンエアバッグも装備され、安全性能を高めています。
また、インテリアではステアリングが本革巻きとなり、サンバイザーの裏側に備わるバニティーミラーにも照明が付くなど車内の質感も高めています。
価格はFFが220万5,093円、4WDが242万5,093円で、「G・Honda SENSING」からFFと4WDそれぞれ約9万1,700円高くなっています。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード③:RS・Honda SENSING【価格:252万833円】
「RS・Honda SENSING」は、各種快適装備や安全装備を充実させたホンダ 初代ヴェゼルの上級グレードです。
エクステリアではフォグライトがLED化、ボディーにはRS専用のパフォーマンスダンパーが装備され、路面からの衝撃や不快な振動を緩和。ホイールも下位グレードの16インチアルミホイールに対して大径の18インチアルミホイールへサイズアップし、上級グレードにふさわしい迫力のある外観となっています。
インテリアではシート素材がウルトラスエードとなっているほか、本革巻きステアリングがより上質なスムースレザーとなり、握り心地はもちろん運転時の質感も高めています。
また、「X・Honda SENSING」まではオーディオレス仕様でしたが、「RS・Honda SENSING」ではナビゲーションと連動したETC車載機が付属したナビ装着用スペシャルパッケージが標準装備となっています。
駆動方式はFFのみとなり、価格は252万833円と、「X・Honda SENSING」のFFに対して31万5,740円アップしました。
エクステリアではフォグライトがLED化、ボディーにはRS専用のパフォーマンスダンパーが装備され、路面からの衝撃や不快な振動を緩和。ホイールも下位グレードの16インチアルミホイールに対して大径の18インチアルミホイールへサイズアップし、上級グレードにふさわしい迫力のある外観となっています。
インテリアではシート素材がウルトラスエードとなっているほか、本革巻きステアリングがより上質なスムースレザーとなり、握り心地はもちろん運転時の質感も高めています。
また、「X・Honda SENSING」まではオーディオレス仕様でしたが、「RS・Honda SENSING」ではナビゲーションと連動したETC車載機が付属したナビ装着用スペシャルパッケージが標準装備となっています。
駆動方式はFFのみとなり、価格は252万833円と、「X・Honda SENSING」のFFに対して31万5,740円アップしました。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード④:TOURING・Honda SENSING【価格:295万6,800円】
「TOURING・Honda SENSING」は、快適性能と走行性能をさらに高めた上級グレードです。
初代ヴェゼルのなかで唯一エンジンにターボチャージャーを搭載し、最高出力127kW(172PS)/5,500rpm、最大トルク220Nm(22.4kgm)/1,700~5,500rpmまでスペックが高められています。
一方で駆動方式は「RS・Honda SENSING」と同様にFFのみとなり、パワーやトルクを向上させることで余裕のある運転を実現し、ハイパワーFFツアラーとしての性格を強めています。
インテリアも下位グレードではブラック調の単色を採用していましたが、「TOURING・Honda SENSING」ではダークグレーとブラウンの2色を使用した内装色を採用し、ダークグレー部分にはウルトラスエード、ブラウン部分にはコンビシートという異なる素材を使用し高級感を演出しています。
駆動方式は「RS・Honda SENSING」同様にFFのみで、価格は295万6,800円と約43万6,000円高くなりました。
初代ヴェゼルのなかで唯一エンジンにターボチャージャーを搭載し、最高出力127kW(172PS)/5,500rpm、最大トルク220Nm(22.4kgm)/1,700~5,500rpmまでスペックが高められています。
一方で駆動方式は「RS・Honda SENSING」と同様にFFのみとなり、パワーやトルクを向上させることで余裕のある運転を実現し、ハイパワーFFツアラーとしての性格を強めています。
インテリアも下位グレードではブラック調の単色を採用していましたが、「TOURING・Honda SENSING」ではダークグレーとブラウンの2色を使用した内装色を採用し、ダークグレー部分にはウルトラスエード、ブラウン部分にはコンビシートという異なる素材を使用し高級感を演出しています。
駆動方式は「RS・Honda SENSING」同様にFFのみで、価格は295万6,800円と約43万6,000円高くなりました。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑤:TOURING Modulo X Honda SENSING【価格:352万8,800円】
「TOURING Modulo X Honda SENSING」は、ガソリンエンジンモデルの最上級グレードに位置づけられたモデルです。
「TOURING・Honda SENSING」同様に、エンジンにはターボチャージャーを装着したL15B型を搭載。エクステリアには専用デザインのフロントバンパーやフロントグリル、18インチアルミホイールなどが装着され特別感を演出しています。
「TOURING・Honda SENSING」同様に、エンジンにはターボチャージャーを装着したL15B型を搭載。エクステリアには専用デザインのフロントバンパーやフロントグリル、18インチアルミホイールなどが装着され特別感を演出しています。
また、インテリアもModulo X専用ブラックインテリアが奢られているほか、フロントシートは専用スポーツシート、リヤシート(後席)もウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用品となっている点も魅力的ですね。
駆動方式は「TOURING・Honda SENSING」と同じFFのみですが、57万2,000円上がり、352万8,800円に達しています。
駆動方式は「TOURING・Honda SENSING」と同じFFのみですが、57万2,000円上がり、352万8,800円に達しています。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑥:HYBRID・Honda SENSING【価格:250万5,555円~】
ホンダ 初代ヴェゼルにはハイブリッドシステムを搭載したグレードもラインナップされ、「HYBRID・Honda SENSING」はそのなかでもエントリーグレードにあたるモデルです。
パワーユニットは排気量1.5L 直列4気筒のLEB-H1型となり、エンジンとモーターを組み合わせた場合はシステム最高出力119kW(161.5PS)、最大トルク316Nm(32.2kgm)を発生。
駆動方式はFFと4WDが設定され、燃費はWLTCモード燃費でFFが27km/L、4WDも23.2km/Lと、ガソリンエンジンモデルに比べて優秀な数値を誇っています。
一方でエントリーグレードであるためフォグライトやフロントシートのヒーター機能などの快適装備が省略されています。しかし、ガソリンエンジンモデルのエントリーグレードにはなかったLEDヘッドライトが標準装備され、ハイブリッドモデルならではの差別化が図られている点は見逃せません。
価格は2WDが250万5,555円、4WDが272万5,555円で、ガソリンエンジンモデルの「G・Honda SENSING」からFFと4WDそれぞれ約39万2,000円高くなっています。
パワーユニットは排気量1.5L 直列4気筒のLEB-H1型となり、エンジンとモーターを組み合わせた場合はシステム最高出力119kW(161.5PS)、最大トルク316Nm(32.2kgm)を発生。
駆動方式はFFと4WDが設定され、燃費はWLTCモード燃費でFFが27km/L、4WDも23.2km/Lと、ガソリンエンジンモデルに比べて優秀な数値を誇っています。
一方でエントリーグレードであるためフォグライトやフロントシートのヒーター機能などの快適装備が省略されています。しかし、ガソリンエンジンモデルのエントリーグレードにはなかったLEDヘッドライトが標準装備され、ハイブリッドモデルならではの差別化が図られている点は見逃せません。
価格は2WDが250万5,555円、4WDが272万5,555円で、ガソリンエンジンモデルの「G・Honda SENSING」からFFと4WDそれぞれ約39万2,000円高くなっています。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑦:HYBRID X・Honda SENSING【価格:258万6,018円~】
「HYBRID X・Honda SENSING」は、ハイブリッドモデルのスタンダードグレードと言えるモデルです。
下位グレードの「HYBRID・Honda SENSING」で省略されていたフォグランプやシートヒーターが標準装備され、ステアリングも本革巻きとなるなど、ガソリンエンジンモデルの「X・Honda SENSING」に準じた装備となっています。
価格はFFが258万6,018円、4WDが280万6,018円で、「HYBRID・Honda SENSING」から約8万円高い値段設定となっています。
下位グレードの「HYBRID・Honda SENSING」で省略されていたフォグランプやシートヒーターが標準装備され、ステアリングも本革巻きとなるなど、ガソリンエンジンモデルの「X・Honda SENSING」に準じた装備となっています。
価格はFFが258万6,018円、4WDが280万6,018円で、「HYBRID・Honda SENSING」から約8万円高い値段設定となっています。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑧:HYBRID Z・Honda SENSING【価格:276万186円~】
「HYBRID Z・Honda SENSING」は、「HYBRID X・Honda SENSING」から、より快適性を高めたモデルです。
エクステリアではフォグランプがハロゲンからLEDに変更され、アルミホイールも16インチから17インチへとサイズアップ。パフォーマンスダンパーを装備し、クルマの振動や衝撃を緩和して乗り心地を向上させています。
インテリアではブラックとブラウンのコンビシートを採用しているほか、本革巻きステアリングがスムースレザーとなったことで質感もアップしています。
価格はFFが276万186円、4WDが298万186円で、「HYBRID X・Honda SENSING」からFFと4WDそれぞれ約17万4,000円アップしています。
エクステリアではフォグランプがハロゲンからLEDに変更され、アルミホイールも16インチから17インチへとサイズアップ。パフォーマンスダンパーを装備し、クルマの振動や衝撃を緩和して乗り心地を向上させています。
インテリアではブラックとブラウンのコンビシートを採用しているほか、本革巻きステアリングがスムースレザーとなったことで質感もアップしています。
価格はFFが276万186円、4WDが298万186円で、「HYBRID X・Honda SENSING」からFFと4WDそれぞれ約17万4,000円アップしています。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑨:HYBRID RS・Honda SENSING【価格:286万2,037円】
「HYBRID RS・Honda SENSING」は、ガソリンエンジンモデルの「RS・Honda SENSING」同様にハイブリッドモデルの上級グレードにあたるモデルです。
駆動方式はFFのみとなりましたが、RS専用のパフォーマンスダンパーが装備されるなど快適性は向上し、シート素材はより質感の高いウルトラスエードへと変更されています。エクステリアではブラックに塗装された専用18インチアルミホイールが奢られている点も魅力的ですね。
価格は286万2,037円と、「HYBRID Z・Honda SENSING」のFFから約10万2,000円アップしています。
駆動方式はFFのみとなりましたが、RS専用のパフォーマンスダンパーが装備されるなど快適性は向上し、シート素材はより質感の高いウルトラスエードへと変更されています。エクステリアではブラックに塗装された専用18インチアルミホイールが奢られている点も魅力的ですね。
価格は286万2,037円と、「HYBRID Z・Honda SENSING」のFFから約10万2,000円アップしています。
ホンダ 初代ヴェゼルのグレード⑩:HYBRID Modulo X Honda SENSING【価格:346万7,200円~】
ホンダ 初代ヴェゼルのハイブリッドモデルのなかでトップグレードに位置づけられたモデルが「HYBRID Modulo X Honda SENSING」です。
専用のエクステリアをはじめシートもModulo X専用品となり、ガソリンエンジンモデルの「TOURING Modulo X Honda SENSING」同様に特別感を高めたグレードとなっています。
価格は初代ヴェゼルのなかでもっとも高額で、FFが346万7,200円、4WDが361万7,900円に達しました。
専用のエクステリアをはじめシートもModulo X専用品となり、ガソリンエンジンモデルの「TOURING Modulo X Honda SENSING」同様に特別感を高めたグレードとなっています。
価格は初代ヴェゼルのなかでもっとも高額で、FFが346万7,200円、4WDが361万7,900円に達しました。
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初代ヴェゼルは新車はもちろん中古車市場でも高い人気を誇り、大手中古車Webサイトでは2013年に販売された約7年前の初期モデルでも100万円以上の価格で販売されています。一方で、中古車では高額なオプションを装備したものも少なくないため、走行距離や状態が良好であればお買い得感もあります。
特に「G・Honda SENSING」や「HYBRID X・Honda SENSING」などの標準的なグレードは数が多く、また多彩なオプション装備を追加したクルマもあるため、中古車で狙い目と言えるかもしれませんね。
※ 2020年10月現在
特に「G・Honda SENSING」や「HYBRID X・Honda SENSING」などの標準的なグレードは数が多く、また多彩なオプション装備を追加したクルマもあるため、中古車で狙い目と言えるかもしれませんね。
※ 2020年10月現在