内装の違いは少ない!?|シエンタXVパッケージとXグレード比較②

トヨタ シエンタ 2015

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12年ぶりにフルモデルチェンジをした3列シートのコンパクトミニバン、シエンタ(SIENTA)は、ガソリン車とハイブリッド車の2つのパワートレーンで発売されています。

ハイブリッド車の方が若干売れ行きは良いみたいですが、ガソリン車もなかなかの売れ行きみたいですね。


たしかに子供の送り迎えや近所のスーパーに買い物に行く程度では、ハイブリッド車とガソリン車の価格差の元が取れないですからね・・・。

そんなシエンタ(SIENTA)のガソリン車ですが、次の3つのグレードが用意されています。

・Gグレード
・Xグレード
・X”V”パッケージ

一番お求め安い廉価グレードのXVパッケージと中間グレードのXグレードでは、電動スライドドアなど外見・エクステリアの装備が多少異なります。

また、シエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージでは、インパネやシートなど内装・インテリアの機能や装備に違いがあるのか比較をしてみました。

2015/8/28
Chapter
Xグレード/XVパッケージ 内装比較

Xグレード/XVパッケージ 内装比較

違い① インパネのカラー

シエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージの内装・インテリアを比べてみると、基本的なデザインは同じになっています。

こちらが中間グレードのXグレードのインパネ。
そして、こちらが最下位グレードのXVパッケージのインパネ。
カラーが違いますが、パッと見比べるだけでは、違いは見当たりませんよね。

3つスイッチが用意されているマニュアルエアコンをXグレード・XVパッケージともに採用。
また、標準装備では、Xグレード・XVパッケージともにワンプッシュでエンジンがスタートできるプッシュスタート式のエンジンではなく、鍵を差し込むタイプを採用しています。
また、メーターのデザインも一緒。このようにアナログメーターをともに採用しています。
ちなみに、シエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージともにオプションで4.2インチの液晶画面が装備されるマルチインフォメーションディスプレイを装備する事が可能です。

ただ、シエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージの違いは、選べる内装色のカラー。

シエンタ(SIENTA)の中間グレード”Xグレード”の内装色は、フロマージュとブラックの2つのカラーから選択する事が可能です。

ちなみに、こちらがXグレードのフロマージュカラーの内装です。
一方、最下位グレードのXVパッケージでは、選択できる内装色はブラックのみ。
フロマージュカラーの内装色は、選択ができません。この点がシエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージの大きな違いです。

もし明るい雰囲気で解放感があるシエンタ(SIENTA)のフロマージュカラーを選択したかったら、Xグレード以上を選ばないといけないのでご注意を・・・。

違い② カードホルダーを装備

選択できるカラーを除いて、基本的なインパネのデザインが同じシエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージですが、小さな違いが・・・。

シエンタ(SIENTA)の下位グレードのXVパッケージのみ、ハンドルの右側にこのようにカードホルダーが装備されています。
実はこのカードホルダーが装備されている部分は、他のグレードでは電動スライドドアの開閉スイッチが装備されている部分。
実はこのカードホルダーが装備されている部分は、他のグレードでは電動スライドドアの開閉スイッチが装備されている部分。

違い③ ドアパネル

また、シエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージの違いの一つが、ドアの内側パネルのデザイン。

シエンタ(SIENTA)の中間グレードXグレードでは、ドアの内側パネルは、このようになっています。
一方、最下位グレードのXVパッケージのドアの内側パネルは、このようになっています。
違いがわかりますでしょうか?

実は中間グレードのXグレードのみドアパネルの上部にシートと同じカラーのファブリック素材が張られています。
一方、シエンタ(SIENTA)の最下位グレードのXVパッケージは、ファブリック素材が張られておらずプラスチック素材のまま。
なので、ドアアームレストに腕を置いたときの肌触りがXグレードとXVパッケージでは、全く異なります。

やはりファブリック素材を使用してるXグレードの方が柔らかい肌触りで快適。

一方、XVパッケージはソフトパッド素材なので、ちょっとヒンヤリした感じ。また、夏の暑い日はちょっとベトベトすると思いました。

この点もシエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージの違いだと思いました。

違い④ シートカラーの違い

また、シエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージの違いの一つは、シートカラー。

先ほども言いましたが、シエンタ(SIENTA)の中間グレードXグレードは、フロマージュとブラックから内装色を選択する事ができます。

そして、その選択した内装色に合わせて、シートの素材やカラーも異なります。

明るいフロマージュカラーの内装色を選らんだ場合、シートカラーは、このようにインパネのカラーにマッチしたフロマージュになります。
ちなみに、2列目シートは、このようになります。
そして、3列目シートは、このようになります。
やはりシートのカラーが明るいので、クルマの室内全外が明るく感じますよね。

一方、シエンタ(SIENTA)のXグレードの内装色ブラックを選ぶと、シートカラーは、このようなブルーブラックになります。
ちなみに、2列目シートは、このようになります。
そして、3列目シートは、このようになります。
ちなみに、ブルーブラックカラーのシートは、最上位グレードのGグレードにもありますが、素材や質感が全く異なります。

こちらが上位グレードのGグレードのブルーブラックのシートのデザイン。
アップで写真を撮るとデザインが異なるのが分かりますよね。実際に座ってみると、座り心地も多少異なります。やはり上級グレードの方がファブリックの肌触りが良いように感じました。

また、シエンタ(SIENTA)の最下位グレードXVパッケージを選択すると、内装カラーは、ブラックのみ。なので、シートカラーも必然的にダークブルーになってしまいます。
ちなみに、XグレードとXVパッケージのブルーブラックカラーのシートに違いがありません。

ただ、シートカラーも選ぶ事が出来ない点も注意が必要ですね。
シエンタ(SIENTA)のXグレードとXVパッケージでは、多少機能や装備に違いがあるものの、基本的には大きく変わりません。

しかし、私が感じた大きな違いが、内装色を選択できるかどうか。

シエンタ(SIENTA)の全グレードを通じて、最下位グレードのXVパッケージは、唯一内装カラーを選択できないグレードになっています。

装備できるオプションも少なくなっており、XVパッケージは、他のグレードに比べて選択肢が少ないように感じました。

価格重視という事で割り切れば良いグレードだと思いましたが、XVパッケージは、内装色やオプションで制限が出てしまいます。

内装色やオプションなどをジックリと選びたい方は、XVパッケージよりもXグレードの方がピッタリなのかなと思いました。
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