インパネが優れているのはどっち!? | シエンタとフリード比較3

トヨタ シエンタ 2015

※この記事には広告が含まれます

12年ぶりにシエンタ(SIENTA)がフルモデルチェンジをしましたね。

今回発売されたシエンタ(SIENTA)はコンパクトミニバンらしい取りまわの良さや利便性・使い勝手の良さが受けて大ヒット!競合車のホンダのフリードが約7年前のモデルという事もシエンタ(SIENTA)の売れ行きに影響したのかもしれませんね。

私も実際にフリード(Freed)を見に行って来たのですが、シートのデザインは良いものの、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手などはシエンタ(SIENTA)に遠く及ばないと感じました。

また、ホンダのフリード(Freed)で特徴的なのはインパネのデザイン。

このフリード(Freed)のインパネのデザインはかなりユニークなデザインになっていました。

そんなトヨタのコンパクトミニバンのシエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)のインパネのデザインを比較してみました。

2015/9/30
Chapter
比較1.インパネ全体のデザイン
比較2.運転席まわりのデザイン
比較3.インパネ中央のデザイン
比較4.助手席側のインパネのデザイン

比較1.インパネ全体のデザイン

シエンタ(SIENTA)の最上位グレードGグレードのインパネは、2つのカラーが用意されています。

こちらがシックなデザインのブラック。
そして、こちらが明るいイメージのあるフロマージュ。
ブラックとフロマージュカラーでは、インパネの雰囲気が異なりますね。

また、インパネ全体に曲線を多く利用しており、他のクルマのインパネのデザインよりもオシャレになデザインになっている印象を持ちました。

個人的にはインパネ全体に入っている一本のオレンジ色のラインやハンドルの横の部分のオレンジ色がオシャレに感じました。
一方、こちらがホンダから発売されているコンパクトミニバンのフリード(Freed)のインパネのデザイン。

こちらのクルマのインパネ・内装カラーは、ブラック・シナモン、そして、グレーの3種類を用意。

この3種類の内装色のカラーの中でブラックは、このようなデザインになっていました。
一方、こちらが上質感のあるシナモン。
インパネ上部のデザインがシナモンとブラックでは異なりますね。

内装色がシナモンの場合、インパネ中央がシャンパンゴールドのようなカラーになっており、オシャレな印象を持ちました。
一方、ブラックの内装色の場合、インパネ上部のカラーがシルバーカラーに・・・。

こちらもシックで良いですが、上質感があるのはシナモンカラーの内装色の方だと思いました。

また、カラー以上に特徴的なのがフリード(Freed)のインパネのデザインですよね。

ホンダ フリード(Freed)のインパネデザインはテーブルのようなデザインになっており、特に助手席側の張り出し部分が大きくなっています。
このテーブル上になっている平面的なインパネのデザインは、好き嫌いが分かれるところなのかなと思いました。

ちなみに、私はホンダ フリード(Freed)よりもシエンタ(SIENTA)のインパネのデザインの方が好みでした。

また、インパネ中央のコンソール部分の張り出しが無いのも特徴の一つ。
この張り出しが無いデザインのおかげで運転席などフロントシートから2列目シート・3列目シートへのウォークスルー性は良かったです。

この点に関しては好印象でした。

比較2.運転席まわりのデザイン

シエンタ(SIENTA)の運転席まわりのデザインはこのようになっています。
一方、こちらがホンダから発売されているホンダ フリード(Freed)の運転席まわりのデザイン。
シエンタ(SIENTA)とホンダ フリード(Freed)ともにメーターは、通常より高い位置にレイアウトされていました。
このようにメーターが高い位置にレイアウトされたクルマを運転するのはシエンタ(SIENTA)が初めてだったのですが、特に違和感はなし。運転中に視線の移動をメーターを確認できるのは、良かったです。

ただ、実際にフリード(Freed)のメーターはシエンタ(SIENTA)よりも厚みがあり、メーター部分が盛り上がっているデザインになっていました。

このメーターのデザインのせいで、前方の視界はシエンタ(SIENTA)よりもホンダ フリード(Freed)の方が悪く感じました。

この点に関しては、少し注意が必要かと思いました。

比較3.インパネ中央のデザイン

シエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)のインパネ中央のデザインも異なります。シエンタ(SIENTA)のインパネ中央のデザインは、このような感じ。
シエンタ(SIENTA)では、シフトレバーやエアコンの操作パネルが装備されているセンタークラスターが張り出しているデザイン。
良くも悪くも他のクルマに良くあるようなデザインなので、違和感なく操作する事ができました。

また、シエンタ(SIENTA)の最上位グレードのGグレードでは、大き目の白いステッチが入った本革巻きのシフトレバーがオシャレだと思いました。
一方、ホンダ フリード(Freed)のインパネ中央のデザインもユニーク。
シフトレバーやエアコンの操作パネルの部分に張り出しが無く平面的なデザインに・・・。
このようなデザインのクルマは珍しいですよね。

ただ、実際にフリード(Freed)の運転席に座ってみてシフトレバーなどを操作してみたのですが、少し使いづらい。
また、シエンタ(SIENTA)と比べるとフリード(Freed)のシフトレバーは運転席から少し遠くに感じました。

また、ホンダ フリード(Freed)のシフトレバーはポジションの位置が確認しにくく今どこに入っているか確認するのも少し大変でした。(慣れればまったく問題は無いと思いますが・・・)

また、フリード(Freed)のインパネ中央で気になったのはカーナビのディスプレイの角度。
インパネ中央にカーナビが収納できるスペースがあるのですが、このスペースの向きがなぜか上向き・・・。

私も以前カーナビが装備されたフリード(Freed)を試乗した事があったのですが、運転席から見にくい感じがしました。

このフリード(Freed)のカーナビの見にくさは欠点だと思いました。

比較4.助手席側のインパネのデザイン

トヨタのコンパクトミニバンのシエンタ(SIENTA)の助手席側のインパネのデザインは、このようになっています。

シエンタ(SIENTA)の助手席側は収納スペースが豊富。グローブボックスの他にオープントレイやオープンボックスを装備。
また、クルっと回転して使用する事ができる買い物フックなども装備。
シエンタ(SIENTA)の収納スペースはデザイン性が最重要視されているため使い勝手が多少犠牲になっている部分もありそうですが、この収納スペースの多さは良い部分だと思いました。

一方、ホンダのフリード(Freed)の助手席側のインパネのデザインは、このようになっています。
この助手席側の張り出し部分は意外と大きい。そのためシエンタ(SIENTA)に比べて、助手席側の足元空間は少し狭いように感じました。
また、ホンダ フリード(Freed)で少し残念だったのはこのテーブル状のインパネのデザイン。
私はこのクルマのインパネはフラットになっているので、スマホやサイフなど荷物が置ける物と思っていました。

しかし、このフリード(Freed)のインパネは手前下がりになっているので、荷物を置く事ができませんでした・・・。

このようにテーブル状のデザインにするのなら、荷物が置けるような工夫をしてもらいたかったです。

この点もフリード(Freed)に不満を感じたポイントでした。
このようにシエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)のインパネのデザインを比べてみると、全く異なります。

インパネのデザインは好みによって分かれると思いますが、使い勝手や収納スペースなども含めて私はシエンタ(SIENTA)の方が良いように感じました。

ただ、フリード(Freed)のインパネにも良い部分はたくさんありました。

この2台のインパネのデザインや使い勝手は全く異なるのでしっかりと確認する必要があると思いました。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細