マイチェンで乗り心地や静寂性は向上?ヴェゼル ガソリン試乗レビュー

ホンダ ヴェゼル

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私はヴェゼル/べゼル(VEZEL)を試乗したのは初期型モデル以来だったのですが、今回試乗をした最新モデルとの乗り心地の違いにビックリ!先日マイナーチェンジをしたヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車を試乗した時に感じた乗り心地について紹介したいと思います。

2017/12/17
Chapter
ヴェゼルのガソリン車の試乗レビュー【乗り心地編】
特に乗り心地が改善されたのはヴェゼルの後部座席
ヴェゼルRSと乗り心地も異なる

ヴェゼルのガソリン車の試乗レビュー【乗り心地編】

今回私が試乗させてもらったのは賂チェンジをしたヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車の人気モデル”Xグレード”。
今回の試乗では、比較的街中や郊外の道を約20分程度新しくなったホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)で試乗させてもらったのですが、運転してスグに乗り心地が改善したのがわかりました。マイナーチェンジをしたヴェゼル/べゼル(VEZEL)でもホンダのクルマらしく硬めの乗り心地になっています。しかし、発売当初の初期モデルを試乗している時に感じたガツンと大き目の突き上げ感やリアのダンパーが機能してないんじゃないかと思うくらいの乗り心地の悪さは大幅に改善され、十分に満足できる乗り味になっていました。
2015年のイヤーモデルチェンジで運転状況などによって特性が変化する振幅感応型ダンパーがヴェゼル/べゼル(VEZEL)の下位モデルや中間グレードに標準装備されましたが、その効果は絶大!今回マイナーチェンジをして新発売されたヴェゼル/べゼル(VEZEL)は、不快感のある硬さや突き上げ感は大幅に解消されたので、誰でも不満なく運転できるクルマになったのかなと感じました。

実際にトヨタのクルマのような柔らかい乗り心地が好みの妻がこのクルマを運転した時も「もうちょい柔らかい方が好きだけど、これくらいなら全然快適に運転できる~」と、言っていましたし・・・。

時々大きめの段差を乗り越えると”ガツン”と言った突き上げ感が来て驚く事はありましたが、先代モデルと比べると突き上げを感じる回数も格段に減ったように感じました。また突き上げ感もマイルドになったような印象を持ちました。

乗り心地は個人の好みや今まで乗っていたクルマなどにも大きく影響をしますが、個人的にはマイナーチェンジをしたヴェゼル/べゼルのちょっと硬めの乗り心地には、大満足でした。

特に乗り心地が改善されたのはヴェゼルの後部座席

特に良くなったと思ったのは、ヴェゼル/べゼル(VEZEL)の後部座席の乗り心地。
振幅感応型ダンパーが搭載される前の初期モデルのヴェゼル/べゼル(VEZEL)を以前試乗させてもらったのですが、後部座席の乗り心地はイマイチ・・・。

先代モデルのホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)では、マンホールだけでは無くちょっとした路面の段差を乗り越えるだけでも下からガツンとした突き上げを多々感じました。また、舗装されたアスファルトの道路でもタイヤを通じて路面のザラザラを感じるような乗り心地になっていました。私はスポーティな硬めの乗り心地が好みなのですが、初期モデルはそんな私でも硬すぎると感じるくらい・・・。
ただ、今回新しくなったヴェゼル/べゼルでは、後部座席の乗り心地が大幅に改善。マンホールなど大き目の段差を乗り越えると突き上げ感は感じますが、それでも先代モデルと比べるとだいぶマシに・・・。また、路面の状態を感じないしなやかな乗り心地になっているように感じました。

先代モデルでは車酔いしやすい子供がいるご家庭には向かないのかな~と言った乗り心地でしたが、マイナーチェンジ後のモデルならご家族で乗るファミリーカーとしても十分に活躍するのかなと思いました。

今回マイナーチェンジをしたヴェゼル/べゼル(VEZEL)ガソリン車を試乗した際に後部座席にも座らせてもらったのですが、リヤの乗り心地は先代モデルと比べ物にならないほど良くなっていました。個人的にはもしこれ以上の柔らかい乗り心地を求めるのなら、ホンダのクルマは向かないのかもしれません。そのくらい今回のマイナーチェンジでヴェゼル/べゼル(VEZEL)の乗り心地は改善されていました。

ヴェゼルRSと乗り心地も異なる

また、先日今回のマイナーチェンジで追加されたヴェゼルRS(VEZEL RS)のハイブリッド車も試乗させてもらったのですが、ガソリン車のXグレードとは乗り心地が全く異なりました。当然ですがより引き締まった足回りになっていたのは、走りに特化したヴェゼルRS(VEZEL RS)の方。RSらしくよりスポーティーでキビキビとした走りを楽しむ事できました。
また、乗り心地もガソリン車のXグレードよりも若干硬いように感じられました。ただ、先代モデルのような不快な硬さでは無く、良い意味で引き締まっている感じの乗り心地になっているので運転が楽しい感じ。一方、私が今回試乗をしたホンダ ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車のXグレードは、RSよりもしなやかな乗り心地になっているように感じました。この乗り心地の違いに影響を与えている一つの要因がは、タイヤサイズ。

ヴェゼルRS(VEZEL RS)は18インチのタイヤ&ホイールを装備。一方のガソリン車Xグレードでは、16インチのタイヤ&ホイールが標準装備されており、タイヤの厚さ(扁平率)が異なります。

■ヴェゼルRSとXグレードのタイヤサイズ
ヴェゼルRS:225/50R18
ガソリンX :215/60R16

ホンダ ヴェゼルRS(VEZEL RS)のタイヤの扁平率が50なのに対し、ガソリン車のXグレードは60となっておりタイヤに厚みがあるのがわかります。実際のクルマとタイヤを見てみるとこのような感じ・・・

■ヴェゼルRS
■ヴェゼル ガソリン車
このようなタイヤの違いもあり、この2台のモデルでは乗り心地も異なりました。

ホンダ ヴェゼルRS(VEZEL RS)はより路面の状況がダイレクトに伝わるスポーティな乗り心地の印象。一方、ガソリン車のXグレードの乗り心地はタイヤの厚みを活かしたRSよりしっとりとした柔らかい乗り心地になっているように感じました。

個人的にはキビキビとした走破性やガソリン車よりも硬めの乗り心地になっているヴェゼルRSの方が好みなのですが、ファミリーカーとして使用するならしなやかな乗り心地になっているRS以外のグレードの方が良いのかなと思いました。
今回マイナーチェンジをして新発売されたヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車Xグレードの乗り心地は、先代モデルよりも格段に良くなっていました。

ガソリン車Xグレードもホンダのクルマならではの硬めのセッティング・足回りになっていますが、RSと比べると柔らかめの乗りやすいクルマになっているように感じました。

ホンダ ヴェゼルRS(VEZEL RS)とガソリン車Xグレードの乗り心地は、クルマの素人の私が運転してもスグに気付くくらい違いがありました。もし2つのモデルの乗り心地が気になる方は是非とも試乗してみてくださいね。ガソリン車のXグレードよりは引き締まった感じの乗り心地でしたが、実際に試乗してみると若干の不満も・・・。ヴェゼルRSはもう少しブラッシュアップする必要があるのかなと感じました。
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