バレーノXTグレードの試乗インプレ。XGと乗り心地に違いはある?

スズキから発売された5ドアハッチバックのバレーノ(BALENO)の上位モデル”XTグレード”が発売されましたね。

今回発売されたバレーノ(BALENO)のXTグレードの特徴の一つが、スズキ初となる1.0リットルターボエンジン”ブースタージェットエンジン”を搭載したこと。

私も先日このバレーノ(BALENO)のXTグレードを試乗を試乗させて貰ったのですが、1.0リットルエンジンとは思えないほどの加速力やパワーは、とても魅力的でした。

また今回発売されたバレーノ(BALENO)のXTグレードですが、一足早く発売されていたXGグレードとでは搭載されているエンジンが異なるため、乗り心地やドライブフィーリングも若干異なるように感じました。

そんなバレーノ(BALENO)のXTグレードの乗り心地はどうだったのか?実際に試乗をした感想を紹介したいと思います。また、下位モデルのXGグレードとの違いも紹介したいと思います。

2016/5/18

Chapter
バレーノ試乗の感想:XTグレードの乗り心地レビュー
バレーノを試乗:XTの乗り心地で気になった事とは?

バレーノ試乗の感想:XTグレードの乗り心地レビュー

スズキ バレーノ 2016

今回発売されたバレーノ(BALENO)のXTグレードを20分ていど試乗をさせて貰ったのですが、以前運転させて貰ったXGグレードよりも若干引き締まった感じの硬めの乗り心地。

XGグレードを試乗した時に感じたしっとりとタイヤの柔らかさを感じるような乗り心地とは若干違う感じがしました。

スズキ バレーノ 2016

ただ、硬いと言っても「XGグレードと比較すると、今回発売されたXTグレードは足回りが若干シッカリとしているな。」と、試乗をしていて感じる程度。

このXTグレードの乗り味は、外装の見た目にマッチした優雅なしなやかさが特徴だったXGグレードの乗り心地に少しスポーティーさを加えた感じです。私好みの乗り心地だったので、とても楽しく運転することができました。

また、今回は舗装されたアスファルト道路を運転させて貰ったのですが、路面のちょっとした段差をバレーノ(BALENO)で乗り越えてもガツンと言った突き上げを感じたシーンは一度もありませんでした。

スズキ バレーノ 2016

そして、今回の試乗ではタイヤがバタつくシーンも無く、比較的フラットな乗り心地になっているのも好印象。

今回発売された新型バレーノ(BALENO)のカタログには、”磨かれた大人たちの磨かれたコンパクト”と書いてありますが、このXTグレードでも十分に優雅でエレガントな乗り心地を楽しめると感じました。

なので、私の妻のような柔らかい乗り心地が好みの人でも十分に満足できる乗り味になっているのかなと感じました。

バレーノのXGよりもXTの方が乗り心地が硬い理由

今回遅れて発売されたバレーノ(BALENO)のXTグレードの方が下位モデルのXGグレードよりもこのように乗り心地が硬めに感じましたが、この理由の一つがタイヤのサイズ。

今回発売されたバレーノ(BALENO)のXTグレードの方がタイヤサイズが一回り大きくなっていました。

バレーノXTとXGグレードのタイヤサイズ比較

・XTグレード
タイヤサイズ:185/55R16

スズキ バレーノ 2016
スズキ バレーノ 2016

・XGグレード
タイヤサイズ:185/65R15

スズキ バレーノ 2016
スズキ バレーノ 2016

このように2つのグレードタイヤを見比べても、違いがわかりますね。

今回発売されたバレーノのXTグレードは16インチだったのに対し、下位モデルのXGグレードは一回り小さい15インチ。

またタイヤの厚みを表す扁平率だけを比較してもXGグレードが”65%”となっているのに対し、XTグレードは”55%”と薄いタイヤとなっております。

実際にバレーノ(BALENO)の2つのグレードを乗り比べてみると、このタイヤサイズの違いがハッキリと分かる乗り心地になっていました。

もしバレーノのXGとXTグレードの乗り心地の違いが気になるのならぜひとも2つのモデルを試乗してみてください。スグに2つのモデルの乗り心地の違いに気がつくと思いますよ。

そのくらいこの2つのグレードでは、乗り心地に違いがありました。

ちなみに、この2つのモデルに装備されているタイヤメーカ&ブランドは、ブリジストンのエコピアEP150(Bridgestone Ecopia EP150)でした。

スズキ バレーノ 2016

バレーノを試乗:XTの乗り心地で気になった事とは?

このように若干硬めになったバレーノ(BALENO)のXTグレードですが、実際に試乗をしていて気になったところも・・・。

それはハンドルやシートから伝わってくる微振動。

このXTグレードを試乗している最中、常にブルブルブル・・・と言った感じの振動がハンドルやシートの座面から伝わってきました。

スズキ バレーノ 2016

特に私が気になったのは、クルマが停止している時。

今回発売されたバレーノ(BALENO)のXTグレードは、XGと同様にアイドリングストップが装備されていません。

そのためクルマが赤信号などで停車している最中もエンジンは作動しており、運転している時以上にこのブルブルと言った振動がシートを通じて伝わってきます。

しかもこの振動の大きさは、下位モデルのXGグレード以上。

1.2リットルのノーマルエンジンを搭載したXGグレードでは、これほど大きな振動・小刻みな揺れを感じる事は無かったのですが・・・。このXTグレードの大きな振動・揺れは少し残念でした。

スズキ バレーノ 2016

また、このバレーノを運転している最中の振動が気になってしまった理由の一つには、他のクルマとの兼ね合いも影響していると思います。

最近はアイドリングストップを標準装備しているクルマが多くなってきており、信号待ちなどをしている時の快適性がアップしていますよね。

私もここ何年もアイドリングストップを装備しているクルマやハイブリッド車を運転しているため、停車中は車が振動しない感じに慣れてしまっています。そのため、このアイドリングストップを装備していないバレーノの振動や小刻みな揺れが余計に気になってしまったのかなと思いました。

このバレーノを運転をしているとシートやハンドルから伝わってくる振動・小刻みな揺れは、このクルマの欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。

また、今回発売された新型バレーノのXTグレードに搭載されている1.0リットルエンジン”ブースタージェットエンジン”の欠点なのかなとも思いました。

特に私のようにアイドリングストップをするクルマやハイブリッド車の運転にあんれている人は、この振動が気になると思います。

もしこれからこのクルマを試乗される方は、この微振動や小刻みな揺れにもしっかりと注意をしてみてくださいね。

スズキ バレーノ 2016

今回発売されたバレーノ(BALENO)のXTグレードの乗り心地は、下位モデルのXGグレードと比べると若干引き締まった硬めの乗り心地になっているように感じました。

ただガチガチに固めた硬さではなく、不快な突き上げ感を感じないスムーズ&フラットさ兼ね備えたバレーノ(BALENO)の雰囲気やイメージにマッチした乗り心地になっていました。

1.0リットルエンジンを搭載したクルマとは思えない乗り心地の良さや運転のしやすさがあり、個人的には大満足のクルマでした。

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