車中泊は可能!?スズキイグニスのシートアレンジをチェック

スズキから1.2リットルサイズの小型クロスオーバー車のイグニス(IGNIS)。先日改めて試乗に行ったのですが、納期・納車待ちが徐々に長くなっているようです。そんなイグニス(IGNIS)ですが、車中泊は可能かどうか気になっている人も大勢いるようですね。たしかにこのコンパクトカーサイズのクルマで車中泊ができたら便利ですからね。そこでイグニス(IGNIS)で車中泊は可能か先日このクルマを試乗した際にシートアレンジ等を確認してきました。

2016/7/28

Chapter
スズキイグニスで車中泊はできる?
イグニスで車中泊が可能なシートアレンジ
スズキ イグニス 2016

スズキイグニスで車中泊はできる?

結論から申しますと、スズキのイグニスのシートアレンジなどを確認したところ、このクルマで車中泊をするのはちょっと厳しいのかなと言った印象を持ちました。このイグニス(IGNIS)の室内超は1,945mmとなっているのでちょっと頑張れば、できる事はできるのですが・・・。

スズキ イグニス 2016

個人的にはこのクルマは車中泊に向いていないクルマだと思いました。

イグニスで車中泊ができないと感じた理由

イグニス(IGNIS)で車中泊がちょっと難しいと思った理由は、転席や助手席などフロントシートを倒してもフルフラットにならないから。実際にこのクルマのフロントシートのヘッドレストを外して、最大までリクライニングをするとこのようになります。

スズキ イグニス 2016

ちなみに、これは後部座席を一番後ろにした状態、且つ、フロントシートを一番前にした状態です。シートがフルフラットになる場合はこのようにフロントシートの背もたれと後部座席の座面が段差なくキレイに収まる場合が多いですよね。

スズキ イグニス 2016

しかし、イグニス(IGNIS)ではフロントシートの背もたれと後部座席の座面の間隔が短いためスッポリと収まらず段差ができてしまいます。一応試しにこの状態で後部座席に座ってみたのですが、座り心地はイマイチ・・・。

スズキ イグニス 2016

足を伸ばせるのはラクでとっても良いのですが、やはり段差のところがちょっとゴツゴツとしているので、快適とは言いがたいと思いました。また、この状態では車中泊をするのはかなり厳しいのかなと思いました。ただ、どうしてもイグニス(IGNIS)で車中泊がしたい!と言う人のためにちょっと工夫すれば何とか車中泊ができるシートアレンジを考えてみました。

イグニスで車中泊が可能なシートアレンジ

イグニスで車中泊がなんとか可能なシートアレンジは、こちら。

スズキ イグニス 2016

これなら何とか車中泊できそうですよね^^先ほども申し上げましたが、このクルマのシートがフルフラットにならない原因はフロントシートの背もたれと後部座席の座面のところで段差ができてしまうこと。しかし、このモデルのフロントシートを最大限にリクライニングした状態で後部座席の背もたれを格納すると、このように段差はスッキリと解消されます。

スズキ イグニス 2016
スズキ イグニス 2016

このシートアレンジもちょっと問題点があるので色々と工夫する必要がありますが、イグニス(IGNIS)の中で一番車中泊に向いているアレンジなのかなと思いました。

問題点その1:奥行きが短い

このイグニス(IGNIS)のシートアレンジの一番の問題点は、奥行き。

スズキ イグニス 2016

このように見ると奥行きが長く車中泊も可能かも!?と思ってしまいますが、フロントシートの座面の部分で段差ができてしまっており、車中泊をするにはちょっと奥行きが足りない。イグニス(IGNIS)の後部座席を格納した時のフルフラット部分は約1,230mm。

スズキ イグニス 2016

車中泊をするにはちょっと物足りない数値です。なので、快適に車中泊するためには、このフロントシートの段差部分をクッションなどを上手に利用して埋める必要があります。

スズキ イグニス 2016

もしこのフロントシートの座面部分の段差を埋めて、フルフラット部分と同じ高さにする事ができれば、十分な奥行きが確保できるので車中泊も可能なのかなと思いました。

問題点その2:横幅が狭い

また、イグニス(IGNIS)で車中泊をする上で気になったのは横幅の狭さ。

スズキ イグニス 2016
スズキ イグニス 2016

イグニス(IGNIS)は、マーチやヴィッツ・パッソなど1.2リットル前後の小型乗用車サイズの中でも横幅は特に狭くなっています。

■イグニスと競合車の横幅&室内幅比較
・スズキ新型イグニス
全幅  :1,660mm
室内幅:1,365mm
・日産マーチ
全幅  :1,665mm
室内幅:1,370mm
・トヨタ パッソ
全幅  :1,695mm
室内幅:1,390mm
・トヨタ ヴィッツ
全幅  :1,665mm
室内幅:1,420mm

このように見るとイグニスは、横幅がいかに狭いかが分かりますよね。しかもこのクルマは頭上空間は少し絞ったようなデザインなっているので、車内に乗っていると思ったよりも圧迫感があります。

スズキ イグニス 2016

大人2人くらいまでなら車中泊する事も可能だと思いますが、家族3人で車中泊をするとなるとちょっと窮屈なのかなと思いました。

スズキ イグニス 2016

このように新型イグニス(IGNIS)は頑張ればなんとか車中泊をする事は可能です。

しかし、ボディサイズやシートアレンジを考えると、
このクルマは車中泊をすることを想定して作られたクルマとは思えませんでした。

ディーラーさんも、「新型イグニスで車中泊はちょっと難しいですよ~」と、
言っていましたし・・・。

ちなみに、新型イグニス(IGNIS)と同じプラットフォームを採用している
新型ソリオ(Solio)は、このようなシートアレンジになっています。

 

スズキ イグニス 2016
スズキ イグニス 2016

シートがこのようにフルフラットになるのは、羨ましいですよね。また車中泊も家族3人くらいならラクラクできそうな車内の広さがありました。個人的には車中泊をするのなら、このように室内が広くシートがフルフラットになるクルマの方がアレンジも楽だし良いのかな~っと思いました。ただ、もしイグニス(IGNIS)で車中泊をしたいと考えているのであれば、シートアレンジやフルフラット性能などを自分の目で確かめて見てくださいね。

画像 試乗 画像 試乗レビュー速報