試乗で感じた視界のメリット・デメリット。バレーノは運転しやすい!?

スズキ  バレーノ 2016

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インドからの逆輸入車スズキ バレーノ(BALENO)が新発売されましたね。

2016年3月に発売されたのは、1.2リットルのデュアルジェットエンジンを
搭載したバレーノ(BALENO)の下位モデル”XGグレード”。

このクルマの本命は2016年5月に発売される1.0リットルターボエンジンを
搭載した上位モデル”XTグレード”ですが、1.2リットルエンジンを搭載した
“XGグレード”の乗り心地も気になったので、試乗をしてきました。

私が試乗をしたバレーノ(BALENO)の”XGグレード”は内装・インテリアの
シンプルさはあったものの、乗り心地はまずまず。

同じスズキのスイフトのキビキビ感はありませんでしたが、のんびりと
リラックスしながら運転をするには、とても良いクルマなのかなと思いました。

>>> バレーノの試乗インプレ 加速力はどうだったはコチラから

また、運転する上で気になるのは視界の良さですよね。
今回新発売されたスズキ バレーノ(BALENO)は視界が良く運転しやすいのか・・・?

私が実際に試乗した時に感じたが視界の良し悪しを紹介したいと思います。
Chapter
バレーノの視界レビュー:前方編
バレーノの視界レビュー2:後方編

バレーノの視界レビュー:前方編

バレーノ(BALENO)の前方視界は、まずまず・・・。著しく悪い感じはありませんでしたが、試乗をしていて少し気になる部分が・・・。前方視界で気になった部分をお話します。

気になった点1:フロントガラスが小さい

まず、スズキ バレーノ(BALENO)の前方の視界で気になった事の一つ目は、フロントガラスの小ささ。こちらの記事で詳しく書かせていただきましたが、スズキ バレーノはフロントマスクの高さが他のクルマよりも小さく感じました。
そのため、このクルマの運転席の高さと相まって、前方の視界はあまり良くないように感じました。
特に気になったのは、信号を確認するとき。バレーノ(BALENO)はフロントガラスの高さが十分でないので、また、運転席の着座位置の高さと相まって、信号待ちで一番前に停車した時信号が確認しにくく覗き込むような感じに何回かなりました。
今回新発売されたバレーノはフロントのオーバーハング(ボンネット部分)が
それ程長くないので比較的運転はしやすいと感じましたが、このフロント
ガラスの小ささは試乗をしていて、若干気になりました。

もしこれからこのクルマを試乗する際は、フロントガラスの大きさにも
注目をしてみてくださいね。

気になった点2:斜め前方の死角が多い

また、スズキ バレーノ(BALENO)を試乗していて気になったのは、斜め前方の視界。たこのクルマは斜め前方の死角が競合車と比べて若干ですが多いように運転をしていて感じられました。バレーノ(BALENO)のAピラーはこのような感じ。
若干このAピラーも太いのかなと言った印象を持ちましたが、これは許容範囲。(個人的にはもう一回り細い方が良かったですが・・・。)それ以上に気になったのは、バレーノ(BALENO)では三角窓が装備されておらず、Aピラーの付け根の部分が黒いパネルで塗りつぶされている事。サイドミラーもこのように厚みのあるデザインになっているため、斜め前の前方の死角が多いように感じました。
そして、運転席からみた右側の斜め前方の視界はこのようになっています。
そして、こちらが助手席側の斜め前方の視界。
Aピラーと黒く塗りつぶされたパネルの性で死角が多いですよね。実際にスズキ バレーノ(BALENO)を試乗中、歩行者が多い横断歩道を横切って右折する場面があったのですが、やはり死角が多くてちょっと怖いなと感じました。ちなみに、プリウスの斜め前方の視界。
このプリウス(Prius)では三角窓も装備され、またAピラーも細め。このようなクルマと比べてしまうと、やはりバレーノは斜め前方の視界は悪いのかなと感じてしまいました。致命的な欠点と言うわけではありませんが、もしバレーノ(BALENO)を運転する際は少し注意をする必要があるのかなと思いました。

バレーノの視界レビュー2:後方編

前方の視界には若干の不満の残ったバレーノ(BALENO)ですが、後方の視界は思ったよりも良いと感じました。もちろんちょっと気になった部分もありましたが・・・。今回バレーノ(BALENO)を試乗をしていて少し気になったのは、リヤガラスのサイズ。このスズキバレーノ(BALENO)のリヤガラスはこのようになっています。
フロントガラスと同様にリヤガラスも思ったよりも思ったよりも狭め。後部座席のヘッドレストを上げるとほぼリヤガラスとかぶってしまうため
個人的にはもう少し高さがある方が良いと思いました・・・。

ただ、駐車をする際はバックカメラを使用すればこのリヤガラスの
小ささはそれ程気にならないのかなと思いました。

三角窓が装備されていて大満足

一方、このスズキ バレーノ(BALENO)の後方の視界で良いと思ったのは三角窓が装備されており、斜め後方の視界が確保されている事。バレーノ(BALENO)のリヤにはこのように大き目の三角窓を装備。
そのため斜め後方の確認がしやすくなっているのは、好印象でした。ちなみに同じスズキから発売された小型SUVのイグニス(IGNIS)の後方視界はこのようになっておりました。
このイグニスはリヤガラスが小さい上、サイドウィンドウの下端がパネルで埋まっているため斜め後方の視界は多め。
クルマのサイズはスズキ イグニス(IGNIS)よりも大きいですが、私が試乗をした感じでは、後方の視界はバレーノの方が良いように感じました。
今回私が試乗をしたバレーノ(BALENO)の視界性・視認性はのようになっており、手放しで満足できるレベルではない様に個人的には感じました。個人的に特に気になったのは、死角が多い斜め前方の視界。もしバレーノ(BALENO)を試乗をする際は、斜め前方の視界についてもしっかりと確認してみてくださいね。

 

 
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