パッソの荷室サイズを確認【競合車よりもラゲッジは広い!?】

トヨタ パッソ 2016

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トヨタのコンパクトカー、パッソ。上級モデルのモーダ(MODA)が設定されるなど先代モデルと比べて、機能面やデザイン性で格段に良くなった印象を持ったパッソですが、個人的に気になったのは荷室・ラゲッジスペース。後部座席の居住性や快適性を優先するあまり、このモデルの荷室・ラゲッジスペースは、使い勝手や広さがおざなりになっている印象を持ちました。そんなパッソ(PASSO)の荷室サイズや容量はどのくらいなのか気になったので、先日、東京お台場にあるメガウェブに行った時に教えてもらいました。また、このパッソ(PASSO)の荷室サイズは広いのか確認するために
このクルマの競合車・ライバル車と比較してみました。

2016/8/1
Chapter
パッソの荷室サイズ:後部座席を使用時
パッソの荷室サイズ:後部座席を格納時
パッソの荷室サイズ 競合車と比べると広い?
ケース1:イグニスの荷室サイズと比較
ケース2:ダイハツ キャストの荷室サイズと比較

パッソの荷室サイズ:後部座席を使用時

パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースは、このようになっています。
そして、後部座席を使用した状態での荷室・ラゲッジスペースの広さはこのようになっています。
実際に私が持っているカバンなどを置いたりして荷室・ラゲッジスペースの広さを確認してみたのですが、コンパクトカーとしては十分な荷室・ラゲッジルームのサイズを備えているように感じました。そしてこの状態でのパッソ(PASSO)の荷室サイズは、このようになっていました。

■パッソ 後部座席を使用時の荷室サイズ
荷室長:約  505mm
荷室幅:約1,230mm
荷室高:約  780mm
※荷室幅は一番広い部分を計測

この数値だけを見ても分からないと思いますが、パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジは後部座席を使用した状態でも十分な広さを確保。このモデルは引越しで使うような160サイズの大型のダンボールもラクラク積む事ができるので、日々のお買い物など普段使いで困る場面はそれ程多くないように感じました。

この普段使いでも十分な荷室サイズを確保しているパッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースの広さは、個人的には大満足でした。

パッソの荷室サイズ:後部座席を格納時

パッソ(PASSO)は後部座席を格納して、広い荷室・ラゲッジスペースを作ることが可能です。
後部座席を使用していたときに比べて、荷室・ラゲッジスペースが格段に広くなります。そして、この時のパッソ(PASSO)の荷室サイズは、このようになっていました。

■パッソ 後部座席を格納時の荷室サイズ
荷室長:約1,410mm
荷室幅:約1,230mm
荷室高:約  780mm

後部座席を格納しても横幅や高さは変わらないので、荷室幅や荷室高のサイズはそのまま。

ただ後部座席を格納したため荷室の奥行きは、格段にアップ。なんと後部座席を使用時よりも約900mmも荷室・ラゲッジスペースの奧行きが拡大していました。
このように後部座席を格納すれば、荷物が多くなる旅行やキャンプ、バーベキューの時でも困るシーンは少ないのかなと思いました。パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースは後部座席を分割して格納する事も可能ですし、使い勝手はとても良いように感じました。後部座席を格納した時の背もたれ部分の段差は少し気になりましたが、このパッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースの広さには大満足でした。

パッソの荷室サイズ 競合車と比べると広い?

パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジルームのサイズは広くて使い勝手が良さそうでしたが、やはり気になるのは、競合車・ライバル車よりも広いかと言う事ですよね。

そこでパッソ(PASSO)のライバル車・競合車の一つでもあるスズキの小型SUVのイグニスとダイハツの軽自動車キャストの荷室・ラゲッジスペースのサイズと比較してみました。

ケース1:イグニスの荷室サイズと比較

スズキから発売されているイグニス(IGNIS)の荷室・ラゲッジスペースは、このようになっています。
パッソ(PASSO)には無いイグニス(IGNIS)の特徴の一つが、後部座席をスライドさせて、荷室・ラゲッジスペースの奥行きを調節できる事。こちらが後部座席を一番後ろにスライドした時の荷室の広さ。
そして、こちらが後部座席を一番前にした時。
荷室の奥行きがかなり異なりますよね。このように後部座席をスライドさせる事によって、荷室・ラゲッジルームの奥行きを調整できるのは、イグニスのメリットの一つだと思いました。また、パッソ(PASSO)と同様に後部座席を格納する事も可能です。
そんなスズキのイグニス(IGNIS)の荷室サイズは、このようになっています。

■イグニスの荷室サイズ
荷室長(後部座席使用時):
約430~595mm
荷室長(後部座席格納時):
約1,230mm
荷室幅:
約1,160mm
荷室高:
約725mm

パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースの奥行きは、イグニスの後部座席を一番後ろにスライドした時よりは広く、一番前にスライドした時よりは狭い感じ。ちょうど後部座席を中間位置に設定した時と同じくらいの広さ。

イグニスの最小時の荷室
パッソの荷室
イグニスの後部座席を一番前にした状態の奥行きと比べるとパッソの方が狭いですが、実は後部座席を一番前にするシーンはそれ程多くないんですよね。

私も後部座席がスライドできるクルマを所有していますが、普段は真ん中くらいにセットしていますし・・・。後部座席をスライドできるイグニスの荷室・ラゲッジスペースと比較して使い勝手の面では劣ると思いますが、広さ・サイズに関しては
極端にパッソ(PASSO)の方が狭いとは思いませんでした。また、イグニス(IGNIS)の荷室高や荷室幅と比較すると、パッソ(PASSO)の方が広くなっています。

やはりパッソの荷室・ラゲッジすぺースは十分に満足できる広さやサイズを備えているなと思いました。

ケース2:ダイハツ キャストの荷室サイズと比較

また、パッソ(PASSO)に似ていると評判のダイハツの軽自動車キャストの荷室・ラゲッジスペースは、このようになっています。
ダイハツの軽自動車キャスト(CAST)の荷室・ラゲッジルームもイグニス(IGNIS)と同様に後部座席の機能が装備されています。キャストの後部座席を一番前にスライドすると、このような感じ。
そして、キャストの後部座席を一番後ろにスライドすると、このような感じ。
ダイハツの軽自動車新型キャストの後部座席のスライド幅は、240mm。この大きなスライド幅を活かした荷室・ラゲッジスペースの広さは、とても魅力的に感じました。

またキャストの荷室・ラゲッジスペースは、パッソ(PASSO)と同様に後部座席を格納する事が可能です。
このような荷室アレンジが用意されているキャスト(CAST)の荷室・ラゲッジスペースの広さは、このようになっていました。

■キャストの荷室サイズ
荷室長(後部座席使用時):
約330~570mm
荷室長(後部座席格納時):
約1,300mm
荷室幅:
約890mm
荷室高:
約790mm

トヨタのパッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースと比較してみると、キャストの後部座席を一番後ろにした時の奥行きは、パッソの方が良いんですね。

実際に広さを見比べてみると、このような感じ。

■パッソ
■キャスト
実際にこの2台のクルマを見比べてみると、この奥行きの違いはスグにわかるレベル。

また、荷室幅も荷室高もダイハツ キャストよりもパッソ(PASSO)の方が一回り大きくなっています。

外装・エクステリアは似ているパッソ(PASSO)とダイハツ キャストですが、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手はパッソの方が良いように感じました。
パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースのサイズは、このようになっていました。

このパッソ(PASSO)は後部座席のスライド機能が装備されておらず荷室の奥行きを調整できないのは残念でしたが、競合車・ライバル車に勝るとも劣らない荷室サイズを確保しているのは好印象でした。
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