ついにお披露目。新型スープラ市販モデルが走った!

トヨタ スープラ 試作車

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2018年7月、イギリスのウェスト・サセックスにあるグッドウッドで毎年開催されている「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に、現在開発中の市販型スープラが初めて公衆の前で走行しました。はたして、どんなクルマになっているのでしょうか?
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グッドウッドに新型スープラ登場
新型スープラの仕様
発売日はいつになる?
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グッドウッドに新型スープラ登場

新型スープラがお披露目されたのは、イギリスのグッドウッドで毎年開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」です。

全長1.16マイル、高低差57mのサーキットでタイムアタック方式で争われるヒルクライムに登場した新型スープラには、”A90”のナンバープレートがセットされ、開発責任者の多田哲哉氏とテストドライバーのヘルヴィッヒ・ダーネンス氏がドライブしました。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードとは?

リッチモンド公爵家が主催するグッドウッド・フェスティバルは、1993年より毎年6月下旬~7月上旬の週末に開催されるモータースポーツイベントで、新旧のスポーツカーやモーターサイクルが集まります。

敷地内には、イベントの目玉であるヒルクライムが行われるコースを始め、ゴルフ場、競馬場、ホテル、空港まで備えます。

なおフェスティバル・オブ・スピードの2ヶ月後には、ヒストリックカーがメインとなるグッドウッド・リバイバルが開催されます。

新型スープラの仕様

今回お披露目された開発中の新型スープラは、全身にカモフラージュが施されたままでしたが、フロントに搭載された直列6気筒エンジンのエキゾーストを響かせました。

デザインは先代モデルA80型をオマージュしており、新型車を直感的にスープラの新型だと分かるよう工夫されています。確かに、前後オーバーハングは現代的な長さにとどまっているものの、スラントしたフロントノーズ、ルーフライン、リアエンドの処理などに、A80を彷彿とさせるものがありますね。

駆動方式はFR。ホイールベースは、86よりも短く。2018年ジュネーブモーターショーで公開されたGR Supra Racing Conceptの諸元によると2,470mmです。86は2,570mmなので100mmも短いことになります。

エンジン排気量や過給器の採用など詳細は公式には明らかにされていませんが、重心は86よりも低く、剛性は86の2倍でレクサス LFAと同等に仕上げられているとのこと。それでいて車体構造材には、カーボンファイバーなど特殊な素材を使うことなく、手頃な販売価格を実現する予定です。

また、ハイブリッドの設定はなく、直列6気筒エンジンはBMW製が濃厚。直列4気筒ターボの搭載も噂されていますが、定かではありません。現状では、直6のバランス良さと特性にこだわって開発されていることだけが明らかになっています。

発売日はいつになる?

トヨタ自動車のアナウンスによると、発売日は2019年前半より世界各地で順次とのことです。日本ではオートサロン。北米ではデトロイト、欧州ではジュネーブでのデビューになるのではないでしょうか。

となると発売は、春ごろが濃厚。スポーツカー市場が衰退した日本で、どれぐらいの販売台数を見込んでおり、BMW Z4との棲み分けをどうするのか、まだまだ興味のつきない新型スープラなのです。

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