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ETCカードの抜き忘れには注意！特に夏に気をつけなければいけない理由とは

更新日：2024.09.09

ETCは、高速を利用するときに便利な存在です。車載機にETCカードを刺し込んで使いますが、カードをいちいち取り出すのが面倒だと感じている人もいるかもしれません。しかし、ETCの抜き忘れはETCが使えなくなってしまうリスクがともない、特に夏場はETCの抜き忘れに注意した方がいいとされています。では、なぜ夏場はETCの抜き忘れに注意が必要なのでしょうか。

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Chapter: 高温状況では、ETCカードの変形や破損に要注意

高温状況では、ETCカードの変形や破損に要注意

ETCは、高速道路を利用する際に便利な存在ですが、なかには、車載器からETCカードを抜き忘れる人も多くいるかもしれません。

特に夏場は、ETCカードの取り扱いにも注意が必要です。なぜなら、ETCカードは高熱に晒されると使えなくなる可能性があるためです。

ETCの車載機に刺し込むETCカードは、基本的に材質がプラスチックの製品です。そのため、熱に強いとはいえず、温度が高い中放置しておくと変形してしまい、最悪の場合使えなくなってしまうことがあります。

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さらに、ETCカードには情報を読み取らせるためのICチップが埋め込まれていますが、このICチップ部分はより熱に弱い部分とされ、温度が50度を越えるような環境の中では破損してしまう可能性が高くなります。

また、ETCカードやチップだけでなく、ETC車載機自体が壊れてしまうことも。熱によって形が変わったETCカードを刺しっぱなしにしていると、カードを読み取ることができなくなったり、通信不良に繋がるおそれもあるようです。

ちなみに、外気温が35度に達する8月の12時から16時の間にJAFが行った実験によると、エンジンを止めてわずか30分後には、車内温度が約45度を記録。

さらに上昇を続け、15時頃には55℃を超えたという結果が出ています。特に、ダッシュボードやフロントガラスに取り付けるタイプのETC車載機は、直射日光によって温度が高くなりがちです。

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こうした暑さからETCカード、ひいてはETC車載機の破損を防ぐためには、ETCカードを使ったら毎回抜き取って保管するのがベターな方法です。

ETCカードは、破損すると手数料を支払い、手続きを経て再発行しなければなりません。そのような手間や余計な出費を減らすためにも、ETCカードを車載機から抜くのを習慣づけた方が良さそうです。

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