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雨天時の運転には注意！車の泥はねや水はねは違反になる？

更新日：2023.06.18

雨天や雨が降った後、道路には水たまりができます。その上をクルマが横切った際、水しぶきが上がることがありますが、こうしたクルマによる「水はね」や「泥はね」は違反行為に該当することはあるのでしょうか？

Chapter: クルマの泥はねや水はねで違反に？

クルマの泥はねや水はねで違反に？

雨の中や雨が降った後クルマを走行していると、水たまりなどにより水しぶきが上がることがあります。

こうしたクルマの「水はね」や「泥はね」によって、歩行者やそのほかの通行者に何らかの危害を加えてしまった場合、違反対象となり、罰則を受ける可能性があります。

法的根拠となるのは、道路交通法の第71条の1です。条文には、「ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器をつけ、又は徐行する等して、泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぽすことがないようにすること。」と明確に記載されています。

これに違反すると、大型車で7,000円、普通自動車および二輪車なら6,000円、小型特殊自動車と原動機付自転車は5,000円の反則金支払いが課せられます。

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JAFが実施した実験によると、深さ1センチの水たまりを時速40キロでクルマが通過した場合、約150センチの高さまで水しぶきがはね、横方向に2メートルまで水がはねることが確認されています。この結果、歩行者の衣類は水に濡れ、明らかに歩行が妨げられたとしています。

さらに、対向車とすれ違う際に水しぶきが上がると、フロントガラスを水しぶきが覆ったり、水はねによって視界を悪くしてしまう可能性もあるとされます。

運転中、視界を塞いでしまうと、事故が発生するリスクが高くなります。このことから、雨天や雨が上がった直後など、道路に水たまりができやすい状況では、水しぶきが引き起こす危険を考慮して運転した方がよさそうです。

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