トヨタ86(ハチロク) vsx スバルBRZを徹底比較!燃費・中古価格の違いも紹介【対立比較】
更新日:2024.09.09
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今回は、トヨタとスバルが共同開発したハチロクとBRZの違いに迫ります!その基本設計を殆ど同じとする二車ですが、実は様々なところにその差異が表れています!どちらのタイプがあなたに合っていますか?一緒に見て行きましょう!
※ 2019年12月 現在
※ 2019年12月 現在
- Chapter
- "86(ハチロク)はオーナーが育て、BRZはそのままで楽しむ"
- トヨタ 86(ハチロク)とは
- スバル BRZとは
- 86(ハチロク)の内装
- BRZの内装
- 86(ハチロク)とBRZの新車価格は
- トヨタ 86のグレード毎の新車価格は?
- スバル BRZのグレード毎の新車価格は?
- 86(ハチロク)とBRZのエクステリア・オリジナルカラーは
- 86(ハチロク)とBRZの燃費・維持費は
- 86(ハチロク)とBRZの安全性能は
- トヨタ 86(ハチロク)の走行スペックは?
- スバル BRZの走行スペックは?
- 86(ハチロク)とBRZのサスペンションの違い
- 86(ハチロク)とBRZの中古価格について
- ハチロクとBRZの口コミ評価は
- ハチロクとBRZの今後の方向性について
"86(ハチロク)はオーナーが育て、BRZはそのままで楽しむ"
ハチロクはオーナーが自ら育てるクルマであり、BRZはそのままでも楽しめる安心感のあるクルマと言われています。
積極的に自由自在のコントロールが可能なハチロクと、安全性を高めどんな人でも楽しめるBRZ。
そのコンセプトの違いはどのような所に表れているのでしょうか?
積極的に自由自在のコントロールが可能なハチロクと、安全性を高めどんな人でも楽しめるBRZ。
そのコンセプトの違いはどのような所に表れているのでしょうか?
トヨタ 86(ハチロク)とは
トヨタが2012年に発売した86(ハチロク)は、同社久しぶりのスポーツカーとして、発売前から注目を集めていました。
トヨタといえばセダンやミニバンなど、ファミリーカーを思い浮かべがちですが、実は古くは2000GT、スポーツ800、セリカ、カローラ・レビン、スプリンター・トレノ、MR-2など、日本車史に残る数々のスポーツカーを生み出してきたメーカーでもあります。
アルテッツァに代表されるように、2000年前後からトヨタ車のスポーティ性も高まってきていただけに、トヨタがどのようなスポーツカーを、どのくらいの価格で発売するのか注目を集めたのは、当然のことといえるでしょう。
ネーミングは、かつて発売されたAE86(カローラ・レビン、スプリンター・トレノの最後のFRモデルで、マンガ「イニシャルD」で主人公の乗る車として人気がある)が由来となっていますが、AE86の再来ではなく、AE86のように「お客様に愛され、育てていただきたい」という想いから命名されました。
なお、新しい86(FT86)は、2005年に子会社化された富士重工業(スバル)と共同開発され、スバルでもBRZという名称で販売されています。
トヨタといえばセダンやミニバンなど、ファミリーカーを思い浮かべがちですが、実は古くは2000GT、スポーツ800、セリカ、カローラ・レビン、スプリンター・トレノ、MR-2など、日本車史に残る数々のスポーツカーを生み出してきたメーカーでもあります。
アルテッツァに代表されるように、2000年前後からトヨタ車のスポーティ性も高まってきていただけに、トヨタがどのようなスポーツカーを、どのくらいの価格で発売するのか注目を集めたのは、当然のことといえるでしょう。
ネーミングは、かつて発売されたAE86(カローラ・レビン、スプリンター・トレノの最後のFRモデルで、マンガ「イニシャルD」で主人公の乗る車として人気がある)が由来となっていますが、AE86の再来ではなく、AE86のように「お客様に愛され、育てていただきたい」という想いから命名されました。
なお、新しい86(FT86)は、2005年に子会社化された富士重工業(スバル)と共同開発され、スバルでもBRZという名称で販売されています。
スバル BRZとは
Bはボクサーエンジン(Boxer Engine)、Rは後輪駆動(Rear wheel drive)、Zは究極(Zenith)を意味するスバル BRZは、双子車となるトヨタ 86と共に2012年3月に発売されました。スバルとトヨタの共同開発で生まれた小型・軽量・低重心のFRスポーツカーで、両車とも富士重工業群馬製作所本工場にて生産されています。
エンジンは富士重工が開発したFB20型をベースに、トヨタの直噴技術である「D-4S」を組み合わせた新開発のFA20型を搭載。「頭文字D」でおなじみのAE86と同じく、スポーツドライビングが楽しい後輪駆動の車です。
若者にクルマの楽しさを!という目的で開発された車でもあるのですが、新車の乗り出し価格が200万円台後半とやや高めに設定されていることから、実際のオーナーは40〜50歳代の男性が主体です。
エンジンは富士重工が開発したFB20型をベースに、トヨタの直噴技術である「D-4S」を組み合わせた新開発のFA20型を搭載。「頭文字D」でおなじみのAE86と同じく、スポーツドライビングが楽しい後輪駆動の車です。
若者にクルマの楽しさを!という目的で開発された車でもあるのですが、新車の乗り出し価格が200万円台後半とやや高めに設定されていることから、実際のオーナーは40〜50歳代の男性が主体です。
86(ハチロク)の内装
まずあげられるのは、インテリアですね。
ハチロクのシートは、スピードを出した時でも身体の軸がぶれず、シフトやペダルの操作のしやすいシートになっているのに対し、BRZのはクルマとの一体感を感じさせる、ホールド性に優れたシートを採用しています。
ハチロクがスポーツ走行時にも走りをとことん楽しめるような造りになっていて、BRZは運転のしやすさや、操作のしやすさを追究しているといった印象です。
シート以外にも、メーターの数値の表示方法や、サイドレバーの操作性等も細かいですが異なっています。
ハチロクのシートは、スピードを出した時でも身体の軸がぶれず、シフトやペダルの操作のしやすいシートになっているのに対し、BRZのはクルマとの一体感を感じさせる、ホールド性に優れたシートを採用しています。
ハチロクがスポーツ走行時にも走りをとことん楽しめるような造りになっていて、BRZは運転のしやすさや、操作のしやすさを追究しているといった印象です。
シート以外にも、メーターの数値の表示方法や、サイドレバーの操作性等も細かいですが異なっています。
BRZの内装
86(ハチロク)とBRZの新車価格は
価格はもグレードによって異なってきますが、ハチロクが199万円~305万円であるのに対し、BRZは205.8万円~294.5万円と、ハチロクのほうが幅が広がっていますね。
もしハチロクに6速MT仕様、17インチタイヤとリアベンチレーテッドディスクブレーキ等を設定し、ハイグレードな走りを楽しみたい場合は279万円はかかる価格設定となっています。
一方BRZでは、キーレスアクセスやプッシュスタート等を備え付けなければ、同じような走りが合計260.4万円で手に入るようです。
こちらはオーナーがどのオプションをカスタマイズしたいかどうかによって両車どちらがお得かどうかが変わってきますが、最高レベルの走りを低価格で求めるのであれば、BRZのほうが約19万円お得というわけですね。
もしハチロクに6速MT仕様、17インチタイヤとリアベンチレーテッドディスクブレーキ等を設定し、ハイグレードな走りを楽しみたい場合は279万円はかかる価格設定となっています。
一方BRZでは、キーレスアクセスやプッシュスタート等を備え付けなければ、同じような走りが合計260.4万円で手に入るようです。
こちらはオーナーがどのオプションをカスタマイズしたいかどうかによって両車どちらがお得かどうかが変わってきますが、最高レベルの走りを低価格で求めるのであれば、BRZのほうが約19万円お得というわけですね。
トヨタ 86のグレード毎の新車価格は?
トヨタとスバルの共同開発車であるトヨタ86とスバルBRZは共に富士重工業の群馬製作所本工場で作られています。違いといえば外装と内装という、見た目だけといえます。
86のスペックについてみていくと駆動方式はFR、エンジンは2.0L DOHC、最大出力は152kw、最大トルクは212Nmとなっています。
価格は
Gクラスの6MTは2,647,080円
6ATで2,647,080円
GTクラスの6ATは3,048,840円
6MTで2,981,880円
GT”Limited”の6MTで3,183,840円
6ATなら3,183,840円です。(2016年7月時点)
86のスペックについてみていくと駆動方式はFR、エンジンは2.0L DOHC、最大出力は152kw、最大トルクは212Nmとなっています。
価格は
Gクラスの6MTは2,647,080円
6ATで2,647,080円
GTクラスの6ATは3,048,840円
6MTで2,981,880円
GT”Limited”の6MTで3,183,840円
6ATなら3,183,840円です。(2016年7月時点)
スバル BRZのグレード毎の新車価格は?
スバル BRZの各グレードごとの新車価格を見ていきましょう。
RCustomize Packageは、2,430,000
Rは、2,678,400〜2,737,800
Sは、2,970,000〜3,020,400
GTは、3,315,600〜3,375,000
RA Racingは2,981,880円です。
2012年3月に発売されたスバルBRZはトヨタとの共同開発で生まれた車で、Boxer Engine(ボクサーエンジン)のB、後輪駆動RFのR、Zenith(究極)のZの略となっており、富士重工業の分間製作所本工場で作られています。
そのスペックはトヨタの直噴技術であるD-4SとスバルFB20型をベースとした2.0L DOHC、最大出力は152kw、最大トルクは212Nm、価格は2,430,000円からとなっています。(2016年7月時点)
RCustomize Packageは、2,430,000
Rは、2,678,400〜2,737,800
Sは、2,970,000〜3,020,400
GTは、3,315,600〜3,375,000
RA Racingは2,981,880円です。
2012年3月に発売されたスバルBRZはトヨタとの共同開発で生まれた車で、Boxer Engine(ボクサーエンジン)のB、後輪駆動RFのR、Zenith(究極)のZの略となっており、富士重工業の分間製作所本工場で作られています。
そのスペックはトヨタの直噴技術であるD-4SとスバルFB20型をベースとした2.0L DOHC、最大出力は152kw、最大トルクは212Nm、価格は2,430,000円からとなっています。(2016年7月時点)
86(ハチロク)とBRZのエクステリア・オリジナルカラーは
ハチロクの専用色は「オレンジメタリック」に対して、BRZの専用色はスバルのイメージカラーでもある「WRブルー•マイカ」を採用しています。
フロントバンパーのデザインも、ハチロクが下方に向かって末広がりのようなデザインであるのに対し、BRZは下方に絞り込んでいるかのような造りになっています。
このカラーとフロントデザインは、両車種のアイデンティティともいえますね。
フロントバンパーのデザインも、ハチロクが下方に向かって末広がりのようなデザインであるのに対し、BRZは下方に絞り込んでいるかのような造りになっています。
このカラーとフロントデザインは、両車種のアイデンティティともいえますね。
86(ハチロク)とBRZの燃費・維持費は
両車の燃費は以下のような数字となっています。
86 | BRZ | |
カタログ燃費 | 12.4km/L | 11.8km/L~12.4km/L |
同じようで微妙に異なるBRZと86。
燃費の方も基本的には同じで、カタログ燃費は12.4km/L~13.0km/L。
排気量も同じになりますので、維持費ももちろん同額になります。先にも挙げたように、あまりカスタマイズせずに既に完成されているBRZと自分のカスタマイズ次第で多々楽しめる86として考えると、86の方がカスタマイズ費用がかかるかなといった所ですが、これらも結局は好み次第です。BRZだからといってカスタマイズしてはならない決まりなどありません。
燃費の方も基本的には同じで、カタログ燃費は12.4km/L~13.0km/L。
排気量も同じになりますので、維持費ももちろん同額になります。先にも挙げたように、あまりカスタマイズせずに既に完成されているBRZと自分のカスタマイズ次第で多々楽しめる86として考えると、86の方がカスタマイズ費用がかかるかなといった所ですが、これらも結局は好み次第です。BRZだからといってカスタマイズしてはならない決まりなどありません。
86(ハチロク)とBRZの安全性能は
トヨタとスバルの共同開発車である、トヨタ86とスバルBRZは共に高い安全性能を備えています。
横滑りを起こしたときにブレーキとエンジンの出力を自動コントロールし、車両走行の安定性を図るVSC、雪道など滑りやすい場面でタイヤが空回りしてしまうことを防いでくれるTRC機能も搭載しており、VSC OFFスイッチとTRACKスイッチの組み合わせることで、走行モードをドライバーオリジナルに切り替えることもできます。
また、走行中に急ブレーキをかけると後続車にハザードランプで注意喚起するブレーキ機能も用意。ハチロクでは「緊急ブレーキシグナル」、BRZでは「エマージェンシーシグナル」と名付けられています。
フレームレスで視界を確保したフレームレスインナーミラーや着脱式のカップホルダー、など、共通した装備がとても多いです。ブレーキランプの点灯とともに、ハザードランプが高速で点滅して後続車に追突防止の注意を促し追突の危険性を軽減してくれます。
万が一追突された時でも、むち打ち軽減シート構造であるため、頭部をしっかりと支え、衝撃を提言する設計となっています。
BRZ、86共に2012年の米国IIHS(道路安全保険協会)の、前面、側面、後方からの衝撃テストで最高評価を受け、2012トップセーフティピックに認定されています。
横滑りを起こしたときにブレーキとエンジンの出力を自動コントロールし、車両走行の安定性を図るVSC、雪道など滑りやすい場面でタイヤが空回りしてしまうことを防いでくれるTRC機能も搭載しており、VSC OFFスイッチとTRACKスイッチの組み合わせることで、走行モードをドライバーオリジナルに切り替えることもできます。
また、走行中に急ブレーキをかけると後続車にハザードランプで注意喚起するブレーキ機能も用意。ハチロクでは「緊急ブレーキシグナル」、BRZでは「エマージェンシーシグナル」と名付けられています。
フレームレスで視界を確保したフレームレスインナーミラーや着脱式のカップホルダー、など、共通した装備がとても多いです。ブレーキランプの点灯とともに、ハザードランプが高速で点滅して後続車に追突防止の注意を促し追突の危険性を軽減してくれます。
万が一追突された時でも、むち打ち軽減シート構造であるため、頭部をしっかりと支え、衝撃を提言する設計となっています。
BRZ、86共に2012年の米国IIHS(道路安全保険協会)の、前面、側面、後方からの衝撃テストで最高評価を受け、2012トップセーフティピックに認定されています。
トヨタ 86(ハチロク)の走行スペックは?
小型で、低重心、低慣性、軽量のスポーツカーで足回りがよく、コーナリングなどもきびきびと走ります。
2012年2月に発売されましたが、トヨタブランドのスポーツカーは2007年7月に発売中止となったMR-S以来となります。
2012年2月に発売されましたが、トヨタブランドのスポーツカーは2007年7月に発売中止となったMR-S以来となります。
G | GT | GT”Limited | |
新車価格(円)(税込) | 2,647,080/2,623,320 | 3,048,840/2,981,880 | 3,250,800/3,183,840 |
駆動方式 | FR | FR | FR |
エンジン | 2.0L DOHC | 2.0L DOHC | 2.0L DOHC |
最大出力 | 152kw | 152kw | 152kw |
最大トルク | 212Nm | 212Nm | 212Nm |
トランスミッション | 6-Speed SPDS/6MT | 6AT/6MT | 6-Speed SPDS/6MT |
スバル BRZの走行スペックは?
スバルBRZは、スポーツカー初心者向けという位置づけとなっており、大衆車に多く使用されているものと同様、フロントサスペンションがストラットであり、リアもダブルウィングであるため、足回りが柔らかく、走りやすく燃費も13..0km/Lとスポーツカーにしてはエコなのが特徴です。
また、アフターパーツが豊富に揃っていることも大きな特徴で、自分好みにカスタマイズできることも魅力です。
また、アフターパーツが豊富に揃っていることも大きな特徴で、自分好みにカスタマイズできることも魅力です。
RCustomize Package | R S GT |
RA Racing | |
新車価格(円)(税込) | 2,430,000 | 2,678,400〜2,737,800 2,970,000〜3,020,400 3,315,600〜3,375,000 |
2,981,880 |
駆動方式 | RWD | RWD | RWD |
エンジン | 2.0L DOHC | 2.0L DOHC | 2.0L DOHC |
最大出力 | 152kw | 152kw | 152kw |
最大トルク | 212Nm | 212Nm | 212Nm |
トランスミッション | 6MT | 6MT/E-6MT | 6MT |
86(ハチロク)とBRZのサスペンションの違い
次にあげられるのがサスペンションです。
ハチロクのサスペンションは前輪がやわらかめに設計。後輪を積極的に滑らせてコントロールを楽しむことを重視し、開発されています。
ドリフト等に向いているサスペンションです。
一方BRZは後輪をやわらかめに設計しており、安全性を高めどんな人でも安心して走行が楽しめるように開発されています。
(画像はイメージです)
ハチロクのサスペンションは前輪がやわらかめに設計。後輪を積極的に滑らせてコントロールを楽しむことを重視し、開発されています。
ドリフト等に向いているサスペンションです。
一方BRZは後輪をやわらかめに設計しており、安全性を高めどんな人でも安心して走行が楽しめるように開発されています。
(画像はイメージです)
86(ハチロク)とBRZの中古価格について
86とBRZの中古車市場を比較してみましょう。
|
在庫数 | 最安価格 | 最高価格 | 平均価格 |
86 | 400台 | 139.8万円 | 745.2万円 | 213万〜219万円 |
BRZ | 135台 | 139万円 | 435万円 | 218万〜221万円 |
86の最高値付近はカスタマイズされているものが目立つため、このような結果となっているのですが、基本的な中古相場は両車共にほぼ同水準と考えてよいでしょう。
値引きは走行距離の長い、比較的安価なものであればいけますが、状態の良い物は売る側としてもまだまだ高く売りたいという思惑が強いので難しいかもしれません。
共に発売から初回車検を過ぎ、ようやく中古車市場にも数が出回ってきました。在庫数の差は優劣の問題というよりも、メーカーとしての支持率と言えるでしょう。
普遍的な大衆車メーカーであるトヨタに対し、走りにこだわりを持ち、自動車に対してそれなりの含蓄を持つ「スバリスト」なる言葉もあるほどのマニアを抱えているスバル。自動車としての性能よりも、メーカーのアイデンティティの部分における違いが両者の在庫の違いの「正体」でしょう。優劣の問題ではなく、好みの問題という事です。
値引きは走行距離の長い、比較的安価なものであればいけますが、状態の良い物は売る側としてもまだまだ高く売りたいという思惑が強いので難しいかもしれません。
共に発売から初回車検を過ぎ、ようやく中古車市場にも数が出回ってきました。在庫数の差は優劣の問題というよりも、メーカーとしての支持率と言えるでしょう。
普遍的な大衆車メーカーであるトヨタに対し、走りにこだわりを持ち、自動車に対してそれなりの含蓄を持つ「スバリスト」なる言葉もあるほどのマニアを抱えているスバル。自動車としての性能よりも、メーカーのアイデンティティの部分における違いが両者の在庫の違いの「正体」でしょう。優劣の問題ではなく、好みの問題という事です。
しかし、値段はほぼ同水準ではありますが、在庫数に関しては86の方が断然多いので、中古車として購入する際の選択肢は86の方が豊富です。
最低価格は今後ジリジリと下がる事が予想されます。最高価格はカスタムモデルがプレミア価格となっていますので値引きは難しいでしょう。
中古価格は初回車検を迎えて以降、徐々にではありますが下がってきていますが、今度は更に在庫も増えていくと予想されていますので、これまで中古車市場の在庫が揃うのを待っていた人にとっては、そろそろ買い時がやって来たのかもしれませんね。
ハチロクとBRZの口コミ評価は
口コミや評価も見てみるとしましょう。まずは86からです。
「これだけ爽快な走りを楽しめるとは思っていなかった。車に乗るのが本当に楽しみ」
「自分でカスタマイズ出来るのが楽しい。その分初期費用を抑えられたので、運転するだけではなく、車を弄るのも楽しい。いろんな事に気付かせてくれる車ですよ」
「スポーティーカーなので維持費はそれなりのものを覚悟していましたが、案外安かったので、この維持費でこれだけ楽しめるなら安いなと思いました」
このような声が聞かれています。しかし、
「分かっていたこととはいえ、2ドアなので実用性はないかなと。メインとして利用するとなると結構人を選ぶんじゃないかなと思う」
「大雨の時、かなりうるさい。天井からの音がかなりするのには驚いた。試乗した時は晴天だっただけに、初めての雨天時はさすがにびっくりさせられた。もう慣れましたが…」
「格好いいとは思うものの、リアのガラスが暗いので夜の後方視界があまり良くないかなと。」
このような声も聞かれています。
一方、BRZの声も見てみると
「アフターパーツがいろいろな所から出ているので自分好みに仕上げやすいんじゃないかなと。なかなかアフターパーツを見つけられない車だってあるんだからかなり恵まれていると思う」
「これだけのスペックをこの値段で出してくれた事というか、そもそも発売してくれただけで嬉しい」
「アクセルのレスポンスが良いかなと。特に高回転域になってくると楽しいと感じてくるのはさすがスバルだなと思う」
もちろん、ネガティブなコメントもあり、このような声もあります。
「加速がそこまでではないかなと。トルクがあるだけに、余計加速でモタつくような気がする」
「3,000回転くらいまでもたつきがあるのがちょっと気になるかなと。まぁ強いて挙げればって話ですが」
「低速域だとちょっと硬い足回りのおかげで乗り心地があまり良くない気がする。」
といった声も聞かれます。BRZのチューニングに対しての声が多いですが、それだけ期待値が高かったり、走り込んで楽しんでいるからこそ見えてくる部分もあるのでしょう。
世代を超えて愛されるトヨタ 86(ハチロク)、その軌跡と本質に迫る
「これだけ爽快な走りを楽しめるとは思っていなかった。車に乗るのが本当に楽しみ」
「自分でカスタマイズ出来るのが楽しい。その分初期費用を抑えられたので、運転するだけではなく、車を弄るのも楽しい。いろんな事に気付かせてくれる車ですよ」
「スポーティーカーなので維持費はそれなりのものを覚悟していましたが、案外安かったので、この維持費でこれだけ楽しめるなら安いなと思いました」
このような声が聞かれています。しかし、
「分かっていたこととはいえ、2ドアなので実用性はないかなと。メインとして利用するとなると結構人を選ぶんじゃないかなと思う」
「大雨の時、かなりうるさい。天井からの音がかなりするのには驚いた。試乗した時は晴天だっただけに、初めての雨天時はさすがにびっくりさせられた。もう慣れましたが…」
「格好いいとは思うものの、リアのガラスが暗いので夜の後方視界があまり良くないかなと。」
このような声も聞かれています。
一方、BRZの声も見てみると
「アフターパーツがいろいろな所から出ているので自分好みに仕上げやすいんじゃないかなと。なかなかアフターパーツを見つけられない車だってあるんだからかなり恵まれていると思う」
「これだけのスペックをこの値段で出してくれた事というか、そもそも発売してくれただけで嬉しい」
「アクセルのレスポンスが良いかなと。特に高回転域になってくると楽しいと感じてくるのはさすがスバルだなと思う」
もちろん、ネガティブなコメントもあり、このような声もあります。
「加速がそこまでではないかなと。トルクがあるだけに、余計加速でモタつくような気がする」
「3,000回転くらいまでもたつきがあるのがちょっと気になるかなと。まぁ強いて挙げればって話ですが」
「低速域だとちょっと硬い足回りのおかげで乗り心地があまり良くない気がする。」
といった声も聞かれます。BRZのチューニングに対しての声が多いですが、それだけ期待値が高かったり、走り込んで楽しんでいるからこそ見えてくる部分もあるのでしょう。
世代を超えて愛されるトヨタ 86(ハチロク)、その軌跡と本質に迫る
ハチロクとBRZの今後の方向性について
BRZと86は共同開発でした。開発•企画をトヨタが、製造をスバルが行いましたが、「その後」に関しては先にも少し触れたトヨタとスバルの自動車メーカーとしての方向性の違いが出てきそうです。
BRZはスバルのチューニング部門ともいうべきSTIが登場しました。つまり「より走りにこだわる」という事です。
一方、トヨタ ハチロクに関しては、セダンタイプやコンバーチブルが出るのではといった噂があります。走りそのものを極めるのではなく、ハチロクをベースに、より多くの人にアピールするためにバリエーション展開するトヨタ。こちらもどちらが正しいかではなく、メーカーとしてのアイデンティティの違いです。
「これがオープンカーならもっと楽しめるのに」「この乗り心地で4ドアなら実用的に乗れるのに…」といったニーズに応えようとするトヨタに対し、あくまでも現状のまま、更に走行性を高めるスバル。同じスタートラインにいた二台のモデルは、今後は自動車メーカーのアイデンティティがより反映されていく事になるでしょう。
BRZはスバルのチューニング部門ともいうべきSTIが登場しました。つまり「より走りにこだわる」という事です。
一方、トヨタ ハチロクに関しては、セダンタイプやコンバーチブルが出るのではといった噂があります。走りそのものを極めるのではなく、ハチロクをベースに、より多くの人にアピールするためにバリエーション展開するトヨタ。こちらもどちらが正しいかではなく、メーカーとしてのアイデンティティの違いです。
「これがオープンカーならもっと楽しめるのに」「この乗り心地で4ドアなら実用的に乗れるのに…」といったニーズに応えようとするトヨタに対し、あくまでも現状のまま、更に走行性を高めるスバル。同じスタートラインにいた二台のモデルは、今後は自動車メーカーのアイデンティティがより反映されていく事になるでしょう。