マフラーセンター4本出し…現行コルベットってどんな車?

海外のスポーツカーといえばフェラーリ、ポルシェ、ランボルギー二といった欧州車がすぐ頭に浮かびますが、アメリカだって負けてはいません。シボレー コルベットがあります。環境に厳しい現代にあっても、アメリカンマッスルカーとして君臨するコルベットを紹介します。

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現行モデルで7代目、日本でのグレードは大きく3つ
コルベットのスペックは?
各グレードの違い

現行モデルで7代目、日本でのグレードは大きく3つ

アメリカンスポーツカーの代名詞とも言えるシボレー コルベットは、現行モデルで7代目を数え、2014年から発売されています。

グレードは大きくわけて3タイプ。ベーシックなZ51、充実装備のGrand Sport、ハイスペックバージョンのZ06です。

日本で販売されるボディタイプは、クーペとコンバーチブル(Grand SportとZ06)の2種類です。

コルベットのスペックは?

大柄なイメージのシボレー コルベットですが、じつはボディサイズはさほど大きくないようです。

Z51とGrand Sportの寸法は、全長4,510 mm×全幅1,880 mm×全高1,230 mm、ホイールベース2,710 mmで、全高が低い以外は日産 GT-Rとほぼ同じサイズです。

車両重量は、1,600kg前後に収まっており、サイズのわりには軽量ですが、堅牢で剛性感の高いボディを実現しています。

搭載エンジンは、いずれもV型8気筒のOHVで、総排気量は6,153 cc。

Z51とGrand Sportには、最高出力343kW(466ps)/6,000rpm、最大トルク630Nm(64.2kgm)/4,600rpmの自然吸気エンジンが搭載されます。その燃費は、総合で19MPG(およそ8km/L)です。

一方、Z06には、スーパーチャージャーが追加され、最高出力485kW(659ps)/6,400rpm、最大トルク881Nm(89.8kg.m) /3,600rpmという、とてつもないビッグパワーを発揮します。燃費は総合で18MPG(およそ7.6km/L)です。

軽量ボディにビッグトルクの組み合わせらしく、0-60mph(日本の0-100kmhに相当)加速は、Z51が3.7秒、Grand Sportが3.6秒、Z06では2.95秒と、まさに「かっとび」です。もっとも速いZ06の加速性能は、ホンダ NSXやポルシェ 911 GT3 RSに匹敵します。

パワーウエイトレシオに関しては、Z51が3.37、Grand Sportが3.41、Z06が2.44で、Z06は市販車トップクラスの数値です。(単位はいずれもkg/ps)

強大なエンジン出力と軽量ボディで、またたく間に100km/hまで到達する現行コルベットには、フロント6ポッド、リア4ポッドのブレンボ社製ブレーキシステムが採用され、強大なストッピングパワーを生み出します。

各グレードの違い

サスペンションは、Grand SportおよびZ06に、減衰力を自動で調整するマグネティックライドコントロールを標準装備。このマグネティックライドコントロールは、サーキット走行時に5つのモードでトルクやブレーキを統合制御するパフォーマンストラクションマネジメントシステムと組み合わされます。

アクティブハンドリング、トラクションコントロールといった基本的な安全装備などは、すべてのグレードに標準装備です。

エンジン出力やサスペンションが電子制御されるGrand Sportは、リアルスポーツでありながら、街乗りやクルージングでも快適な乗り心地になるよう設定でき、デートカーとしても十二分に使用できます。

内外装のカラーバリエーションの豊富さも考慮すると、満足できる選択肢です。車両本体価格は1,210万円です。

Grand Sportの動力性能では物足りない方は、Z06がおすすめ。

Grand Sportの快適性、豪華さはそのままにエンジンにスーパーチャージャーを装備したリアルスポーツモデルです。車両価格は1,468万円です。

コンベンショナルなサスペンションのZ51は、ボディカラーはブラック、内装色もアドレナリンレッドのみ。そのぶん、価格は安く994万円〜となります。

腕に自身があり、アメリカンスポーツカーを味わってみたいという方は、Z51が。サーキットでも高いパフォーマンスを発揮する最新のスポーツカーを望む方は、Z06がおすすめといえそうです。