シボレー カマロ 新旧比較!先代と新型モデルの違いや特徴、中古車情報を紹介

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2年間の販売休止期間を経て、いよいよ2017年後半に新型シボレー カマロが日本でも発売されます。

それに先立ち2月26日まで受け付けていたプレオーダーでは、ボディカラー、インテリアカラー、トップ(コンバーチブルモデル)、サンルーフ(クーペモデル)を自由に組み合わせることを可能としたキャンペーンを実施。特別価格での提供もあり、販売店によれば人気も上々とのことでした。

そんなアメリカンスポーツの代表格シボレー カマロの新型は、どのような車に仕上がっているのでしょうか。

シボレー カマロの概略、中古車情報とともにご紹介します。
Chapter
シボレー カマロ
新型シボレー カマロの日本導入は2017年後半!
カマロの日本導入モデルは3種類
カマロの車両本体価格
日本での発売開始時期
2.0L 直4直噴ターボの性能と燃費
6.2L V8の性能と燃費
6代目新型シボレー カマロの走行スペック
シボレー カマロ 2LT RS【動画】
シボレー カマロの中古価格

シボレー カマロ

シボレー カマロとは、ゼネラルモータース社がシボレーブランドで生産している2ドアクーペおよびコンバーチブルモデルです。

座席は4シーターですが、前席優先の2+2レイアウトです。

シリーズ誕生は1967年。シボレーブランドのクーペとしては1954年に発表されたコルベットに続き2台目。競合車はフォード マスタングです。 姉妹車はポンティアックブランドから販売されたファイヤーバードで、こちらは2002年まで生産されました。

アメリカンスポーツとして日本でも人気が高く、累計2万台以上が販売されています。

新型シボレー カマロの日本導入は2017年後半!

カマロの日本導入モデルは3種類

2017年に生誕50周年を迎えるシボレー カマロ。日本では、2年間の販売中断を経て、6代目カマロが上陸します。米国本国では2015年5月に、すでにフルモデルチェンジされた6代目カマロの日本導入モデルは3タイプ。

2.0L直4直噴ターボのLT RSとConvertible、6.2L V8 のSSで、駆動方式はいずれもFR(RWD)です。

米国本国で用意されている3.6L V6エンジンは、2017年2月現在、日本導入は予定されていません。

カマロの車両本体価格

2月26日まで開催していたプレオーダーカスタムのキャンペーン価格で、

LT RS:489万円
SS:619万円
Convertible:569万円

となっていました。

実際の販売時には価格が改訂されるものと思われますので、ご参考までに。

日本での発売開始時期

ゼネラルモータース・ジャパンでは、2017年後半と発表。

販売店によれば、プレオーダー受注分は、2017年11~12月ごろの納車予定とのことです。

2.0L 直4直噴ターボの性能と燃費

シボレー カマロLT RSとConvertibleには、カマロ史上初となるターボエンジンが搭載されます。

直噴仕様の1,998㏄ 直列4気筒DOHCにインタークーラー付ターボを組み合わせたダウンサイジングターボです。そのパフォーマンスを見ていきましょう。
最高出力:205kW(279ps)/5,500rpm
最大トルク:40Nm(40.8kgm/)3,000-4,500rpm
0-60mph:5.5秒

同程度のパフォーマンスを持つ車種は、ホンダ シビック タイプR(2015年モデル)、ホンダ S2000(2006年モデル)、レクサス LS600h(2015年モデル)といったところです。結構、速いという印象を持ちますね。

ドライバーの運転にもよりますが、日本の市街地ではエンジン回転は、2,000rpmあたりが限界でしょう。最大トルク発生回転数がやや高めに設計されている点は、もったいないですね。 とはいえ、高速道路での合流時には、ターボエンジンらしい厚みのあるトルクを体感できると思います。

またカマロLT RSの燃費は、米国仕様車のEPA審査値で、22/31/25(City/Highway/Combined)MPGです。これをキロに換算すると、市街地9.4km/L、高速道路13.2km/L、総合10.6km/Lとなります。アメリカンスポーツながら、日常の足としても使えそうな燃費です。

6.2L V8の性能と燃費

シボレー カマロSSには、6,153cc 直噴V8 OHVエンジンが搭載されます。最高出力338kW(461ps)/6,000rpm、最大トルク617Nm(62.8kgm)/4,400rpm。0-60mphは、4秒。

同レベルの車種は、レクサス GS F、BMW M4(2015年モデル)、ポルシェ ボクスターSなどです。カタログモデルといえども、トップクラスのハイスペックモデルが並びます。

燃費は米国仕様車、EPA審査値で17/28/20MPG。キロに換算した場合、市街地7.2km/L、高速道路11.9km/L、総合8.5km/L。日常の足にするにはやや厳しい燃費ですが、トレードオフで体感できるビッグトルクに乗った走りも見逃せませんね。

6代目新型シボレー カマロの走行スペック

全長:4,780mm
全幅:1,900mm
全高:1,340mm(Convertibleのみ1,350mm)
車両重量:1,570kg(LT RS)、1,670kg(Convertible)、1,710kg(SS)
乗車定員:4名
変速機:8速AT
タイヤサイズ(前):245/40R20(SSのみ245/40ZR20)
タイヤサイズ(後):245/40R20(SSのみ275/35ZR20)

シボレー カマロ 2LT RS【動画】

シボレー カマロの中古価格

2017年2月現在、中古車検索サイトに登録されているシボレー カマロは149台です。

最高値は初代モデルのZ28で1,280万円。最安値は4代目モデルの34万円。平均価格は60万7,000円ですが、流通の中心は5代目モデルで価格も300万円台が中心です。

突出して4代目モデルの中古価格がこなれており、それより古い3代目モデルは、のほうが高値で取り引きされています。

市場原理が大いに関係して、4代目モデルの激安価格が実現しているものと思われます。手軽にアメリカンスポーツを楽しんでみたいのなら、4代目シボレー カマロが狙い目かもしれません。
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